【24/7】高配当株とかマイレージとか車とか【独り言】

ファイナンシャルプランナーである管理人が、趣味の車と旅行を楽しみながら、配当金による『経済的自立』まで目指しちゃいます!

保有中のRTNが無事RTXに切り替わりました!しかし、たった一つだけ問題点がありました!

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しょこら@(@syokora11_kabu)です。 
本日も当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

先日の記事にて書きましたが、私が米国株にて保有していたミサイル・・・もとい、航宇・軍事銘柄であるレイセオンRTNについて、ユナイテッド・テクノロジーズUTXとの合併手続きが正式に完了し、先週4/3から晴れてレイセオン・テクノロジーズRTXという新会社としての船出を切っております。

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今回、私にとっては保有中の米国株が合併によって上場廃止されるという初めての体験だったため、その推移を少々ドキドキしながら見守っていたのですが、結果としては無事、旧RTN株からRTX株への移行が完了されました。こちらの記事では、その経緯と、ただ一つの問題点について、簡単に共有したいと思います。

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証券画面上の変遷、果たしてマイRTNは?

さて、以下のスクリーンショットは、日本時間の先週4/4土曜日時点、私のSBI証券口座画面の一部です。現地時間でいうところの4/3金曜日、この日がRTXとしての新規上場初日でした。上場廃止が決定した旧RTNが開場前から一般預かりに移されてしまい、売りも買いも出来ない状態になってしまっております。

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同社IRによると、旧RTN 1株あたりRTX株が2.3348株受け取れる権利がある、ということでしたが、果たしてこのまま何もせずに処理がなされるのだろうか、という一抹の不安を抱えながら待つこと数日後。

日本時間の今週4/8水曜日になって、ようやく画面上でRTXになっていることが確認出来ました。元々旧RTN株を5株保有していましたので、RTX株として11株分頂けるということになりました。端数分は、全て自動的に現金に換金されています。

また、本来 "取得単価" が入るべき部分が空欄になっていて、評価損益が表示されていない状態になっているのがお分かりでしょうか。これ、単価編集しないとずっとこのままです。ただ、幾らの価格で交換されたのかが分からず、入れようがない。

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さて、ここで最大級にショッキングだったのが
一般預かり
のままだということです (´;ω;`) OMG..

SBI証券曰く、コーポレートアクション(スピンオフ、買収・合併、ライツイシュー、資本返還等)が発生した場合の株式は、一般口座(一般預り)に振り替えられ、特定口座への変更は出来ないとのこと。一般預かりだと、利益計算や確定申告、納税を自分自身で全て行わなければならないので、事情があって私には手が負えません。おそらく一旦売却することになると思います。サヨウナラRTX・・・。

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今回の経緯まとめ

合併手続き完了からの上場廃止、という事態に直面した私の経緯をまとめますと、

  • 即日、特定口座から一般預かりに移される
  • 上場初日から数日間、売買共に出来ない状態になる
    ※私のケースだと、週末を除いて2営業日
  • 新会社株への引き当ては、何もしなくても証券会社の方で手続きしてくれる
  • そのままだと新会社株は取得単価が表示されないので、評価損益が出ない
  • 株式交換による端数分は、手数料を差し引かれた上で現金に強制換金される
  • 新会社株は、一般預かりのままである。

ご存知の通り、欧米企業は、M&Aによる吸収合併や特定部門のスピンオフ等、ある日突然消えて無くなるというケースが日本企業よりも多いです。それはRTNのような大型株であっても決して例外ではないということ。

合併やスピンオフそのものの報道は、日本語メディアでも大々的に目にすることがあるでしょう。しかし、その手続き完了や上場廃止日については、大半が英語のみのソースでしか入ってきません。意識しておかないと、いつの間にかその日を迎え、結果私のような憂き目に遭ってしまわないとも限りません。もちろん、一般預かりのままであっても、ご自身で利益の計算や確定申告、納税を行えばよいだけなので、それを厭わないのであれば全く問題無い話ではあります、ご安心下さい。

米国株取引をされている皆様が、このような場面に遭遇してバタバタされないよう、当記事が事前の心構えの一助となれば幸いです。