しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
昨日、ふと米国株の証券口座の画面を見た際、何か違和感を覚えました。その画面スクリーンショットを貼りますね。何処が違和感の要因だと思われますか?
「含み損の多さ」って言った奴、ぶっ〇すヨ!!
その違和感は、一番下にあります。
特定口座にあったレイセオンRTNが、前触れもなく "一般預かり" になってました。
なんだこりゃ???
一瞬混乱しましたが、思い出しました。ユナイテッド・テクノロジーズUTXがレイセオンを買収するという話を。そして、まさに現地時間4/3(金)が、その合併完了日だったのです。
ダウ採用銘柄のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)がきょうから、社名を変更し取引を開始している。UTXはエレベーター部門と空調設備部門をスピンオフし、航空宇宙・防衛部門が同業のレイセオンを全額株式交換で買収し、新会社を設立した(※「みんなのFX」より引用)
この合併により、売上高740億ドル(約8兆300億円)という巨大航宇・防衛企業が正式に誕生したのです!ボーイングBAの2019年売上高が766億ドル、ロッキード マーチンLMTの売上高が598億ドルですから、まさに世界最大級、もうボク胸熱。
もともと旧UTXは、航空機用のエンジン、コクピットシステムに強みを持ちながら、空調関連、業務用エレベーターまで取り扱う重工系コングロマリットでした。今回の合併でそれらをスピンオフさせ、RTNの持つ軍用ミサイル・防衛システム技術を取り込んで一大航宇・軍事企業への道を歩み始めた訳です。来たぜパトリオーーーーーーーーット!!(謎テンション)
新会社名は「レイセオン・テクノロジーズ」
新ティッカーは「RTX」になります。
ロゴは、旧UTXのレイアウトをベースに、RTNの赤色を配したイメージ。
With the completion of the merger between Raytheon and United Technologies, the company is now called Raytheon Technologies. The new logo has kept the UT symbol and Raytheon red. @RaytheonTech #rebranding #renaming #LogoDesign pic.twitter.com/Bu0e1JhlFr
— Method Branding (@Method_Branding) April 3, 2020
新会社RTXとしての取引は、早速現地時間4/3から始まっています、終値は$50を少し切る水準、前日比▲8%はやや厳しい船出でしょうか?株価が企業の市場価値を表していると考えると一概に良いとは言えませんけど、単価が安いと、単純に買い付けし易くはなりますね。
更に、買収母体のUTXは26年連続増配中の「配当貴族」であること、またその利回りは他の航宇・軍事銘柄より高めの3%超です。もしRTXとしての利回りもその水準を維持するようなら、一気に買い妙味が高まるのではないでしょうか?
というわけで、旧RTNの株式を持っていた私。
(たかだか5株程度ですが。笑)
実は、合併の瞬間に株主として立ち会うのは、6年ほど株取引をしていながら初めての経験でして、ちょっと新鮮な心持ちです。もっか一般預かり状態で固定されていて、売りも買いも出来ません。また、通常は取得単価(平均買付単価)が表示されている部分には「参考単価」という表記がなされています。
発表によると「旧RTNの株主は保有株1株につきUTXの2.3348株を受け取り、そのまま新会社RTX株に移行される」そうです。5株持ちということは。単純計算で11.674株分になりますね。端数ってどうなるんだろう?一般預かりから自動で特定口座に戻るのかな?色々と、小さな疑問はつきません。
とりあえず週明けにどうなるか、ウオッチします。
当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
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