しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も、当ブログをご覧頂きありがとうございます。
投資をしている人にとっては「ESG」という言葉に聞き覚えがあるでしょう。
Environment(環境)
Social(社会)
Governance(企業統治)
の頭文字を取ったものです。
今日、企業の長期的な成長のためには短期的な利益ばかりでなく、これら3つの観点に配慮していることが必要で、ESGを重視する企業を高く評価するという考え方が投資家の間でも広まっていることが知られています。
12日付の日経新聞で、このESGスコアとROE(Return on Equity/株主資本利益率:株主が投資した金額で企業がどのくらい利益をあげているか)を掛け合わせた『ROESG』という概念を用いて、時価総額300億ドル(約3.2兆円)以上、自己資本比率20%以上であるグローバル263社を対象にランキング化した、という記事が掲載されました。
こちらの記事を読むには会員登録が必要なので、ポイントを説明しますと、
- 上位100社のうち8割が欧米企業。上位30社となると9割にまでなる。
- 米企業はROEが、欧企業はESGスコアが高い傾向。ただ全般に両方高く、両立している企業が多い。
- 日本勢で上位100社に入っているのは花王(56位)NTTドコモ(89位)KDDI(91位)JT(94位)の4社に留まる。
- 日系企業のESGスコアの平均点は9ptsで、欧米の18ptsの半分しかなく、ESGの取り組みが遅れている面がある。
- 収益力とESGの両立を重視する流れは、金融市場が後押ししている。ESG投資の規模はグローバルで3,300兆円に上る。
ということのようです。
なおトップ10は以下の通り、世界に名だたる超有名企業が占めています。
※日経新聞8/12付 上記リンク先記事より引用
さて、ここで個人的に気になったこと。
タバコ銘柄(アルトリア・JT)が、ちゃっかり入ってるじゃん
個人的に、タバコ銘柄って "ESGからまったくもって縁遠い存在" だとばかり思っていました。そして海外投資家にとってタバコといった「人にとって健康を害するでしかない、オワコンアイテム」を扱う企業は、ESGはおろか、もはや投資対象に値しないという判断が大勢であり、今のJTの底無しの株価もそういった層からの資金引き上げが一つの要因にあるのだと認識していました。
この新聞記事の指標は、あくまで会社としてESGに取り組んでいるかどうか、という観点に過ぎず、取り扱う製品やサービスは別次元の話だということでしょう。
ですが、そこは
単純なトリ…ならぬ🐸頭の私。
やっぱJTは、ESGでも評価が高い、優良企業なんだゼ!
などという、必要以上に前向きな感覚を持ちました。そして、今後もガッツリ資金を投入することへの言い訳 後ろ盾を得るに至ったのであります。
相変わらず株価の行方は定まらず、ついに2,200円台に到達しようとしています。そして我がPFの中に占める含み損も▲40万円近くまで膨れ上がってきました。まぁ、頭の中で勝手に▲40万ウォンに変換してますけど。
含み損なんて、ただの記号だしね♡
以前、当ブログでも私の考えを書きましたが、JTはそんな株価の行方に関係なく「十分に長期ホールドに足る」銘柄だと捉えています。引き続き、日本株の中でも買い増し候補の筆頭として、ガンガン狙っていきますよ!
当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
くれぐれも、投資は自己責任でお願いします!