しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
私は飛行機に乗るのが大好きで、恥ずかしながら幼い頃の夢は「世界中を飛び回る大金持ちになる」というものでした。
あいにく "大金持ち" という点は今後も実現出来るメドは全くありませんが、世界中を飛び回る、という部分については夢を叶えることが出来ました。これまで訪れた国は28カ国少々ですが、今もいろんな国の方とお仕事をご一緒させて頂いています。これは自分にとって非常に刺激的であり、幸せなことだと感じています。
残念なことに、今年は新型コロナの影響によって、1月(ドイツ)と2月(ハンガリー)の2回しか飛べておりません。4月にプライベート旅行の計画を組んでいたのですが、涙を呑んでキャンセルいたしました・・・。
コロナ禍が過ぎ去った暁には、直ぐにでも航空券を買って、また旅に出たい!!
そう思いながら、悶々と過ごす日々を送っています。
お世話になったあの航空会社が瀕死に・・・
さて、そんな飛行機好きの私ですので、各国(特に海外駐在していたり、頻繁に出張に赴いた国)の航空会社には、かなりの思い入れがあります。いわば「世界の羽」が、新型コロナによって折れかかっている状況を見るにつけ、なんとも暗澹たる気持ちにさせられています。
昨日、ロイヤルエアーのタイ航空(TG)が、会社更生法の申請を計画しているというニュースが流れました。
タイ駐在している時には大変お世話になった航空会社。あの紫シルクのスッチーさんの笑顔に何度癒されたことでしょう!私がいた頃は、まだLCCがさほどメジャーではなかったのですが、最近は結構厳しい経営状況が続いていた模様。確かに、LCCでタイと日本の往復なら2~3万円、TGの実に半額で行ける訳ですから。6時間くらいならまだ我慢出来ますものねぇ・・・皆さん、やっぱりそちらを選ぶのか。
米国のチャプター11と同じ処理で、会社が無くなる訳ではないにせよ、あのTGがと思うと、ちょっとおセンチな気分にならざるを得ません。
エミレーツ、お前もか!!
一方、ドバイ首長国連邦のフラグシップキャリアエミレーツ航空(EK)が、全従業員の3割にあたる3万人もの従業員削減を検討しているとの話までも!
記事の中で「A380の退役を加速させるかも」という話があります。個人的に、それはちょっとツライなと。もう少しそれは待って欲しいなと。
死ぬまでに、A380のファーストに乗りたいの!!
私、実はエミレーツには並々ならぬ期待を寄せております。ここのサービスは世界でもトップ級の凄さだと噂には聞いているのですが、まだ2回(しかもエコノミー)しか乗ったことがありません。こんな ↓ 個室みたいな部屋で一人、優雅にロングフライトを楽しめたらなぁ~、などといつも妄想しているワケ。
(※エミレーツ航空ホームページより)
ボクらの羽をコロナから守って!!
翼が折れかかっているのはこの2社だけではありません。ドイツのルフトハンザ航空は政府との間で1兆円もの巨額の金融支援を受けるべく協議を続けていますし、米国3強(デルタ、ユナイテッド、アメリカン)は「9月末まで従業員の解雇をしないこと」を前提に、既に政府からの資金援助を適用済です。
かたや我が国日本も、JAL・ANAとも6月いっぱいまで国際線減便が90%以上と、殆ど飛ばせていない状況。ANAは1.3兆円、JALは3000億円もの融資を要請しているということですが、毎月1000億円近いキャッシュが吹き飛んでいるようです。仮に今の事態が続いてしまったら、持っても今年いっぱいというところ??
果たして、コロナが明けた時に世の中の航空業界はどうなっているのでしょうか。船内なんて三密の典型ですし、しばらくは等間隔で空席を確保しながら乗船率半分くらいで飛ばすのかしら?当然その時のチケット価格は高くなるのかな?今まで愛用していた路線・機体は生き残るの?色々と心配がつきません。
ともあれ、遠く離れた人と人をつなぐ、とても大事なインフラです・・・少しでも早く苦境を抜け、また私たちを大空に運んでくれる日がやってくることを、一人の飛行機旅好き人間として強く願っている次第です。
JALとANAが合併したらJAANA【じゃあな】だと思う人は清き一票をよろしくだぞい♥(逆は絶対ダメ!)