しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
子供の教育費を考える上で「大学進学費用」はどこの家庭にとっても一番頭の痛い部分ですよね。そんなところまでインフレ?の波が押し寄せてきているようです。
法曹系で名高い一橋大学が、来年入学分から学費を一気に20%も上げるようで。
【現行学費】535,800円/年
【改定学費】642,960円/年
差額は、107,160円。4年間で実に+43万円もの積み増しです。
国立大学の授業料と入学金は文部科学省が標準額を定めていて、2007年度からはこの標準額の20%を引き上げの上限範囲に、各大学の裁量で授業料を決定しています。学費引き上げを実施したのは東京工業大学・東京学芸大学(2019年入学~)千葉大学(2020年入学~)と、今回の一橋大学で4校目になります。
引き上げ後も私学の6割程度とまだまだ安いとはいえ、学費を貯めてきた家庭からすれば結構大きなインパクトになりますね。月々プラス3万円の積立を、もう1年間続けなければなりませんから。
この流れ、徐々に他の大学でも出てくるのは避けられないのではと見ています。以下は、全国の国立大学法人の財務状況のうち「経常利益(平成30年度)」を表した表ですが、大学によって経営状況にかなりの差があることが伺えます。特に国からの交付金が低い地方文系大学は厳しい様子。
平成30年度版 | 国立大学法人の財務(大学別概要) | 国立大学等の施設整備支援 | 独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構
(単位:億円)
わ、ワイの母校ヤバイやんけ・・・
収益の高低が大学の運営、ひいては研究・教育レベルに直結しますから、交付金を増やせない大学が財源を確保するために授業料を上げに走る可能性は十分あり得るかなと。ご子息の志望大学からのアナウンスには注意された方が良いでしょう。
ただでさえ、高額な大学の学費確保については長期的な対応が求められますし、直前で上がるなんて言われたら、結構慌てることになりかねませんからね。
さて、かくいう我が家にも二人の子供がいます。
幸いにして、上の子は学費が上がる前に地元の国立大に入学させることが出来ましたが、もっか高2の次女の大学進学問題で頭が痛い。自宅通学圏内の私立大に内部進学できる高校に帰国子女枠で入ったのですが、勉強したい内容がある遠方の大学も視野に入れたいと言い出したのです。
学資保険(300万円)を用意してはいたのですが、下宿+国立大となると自宅通いの私立大進学前提よりも負担は大きくなるし、300万円じゃ足りないじゃないか!w
文系なのですが、1年あたりの費用でいうと
自宅+私立=学費100万円~+定期代
下宿+国立=学費50~65万円
+家賃?万円 x 12ヵ月
+仕送り?万円 x 12ヵ月
仮に?の合計を15万円だとすると、4年間で1,000万円弱になりますね。
ワイ死亡フラグ
ちょうど来年は大学入試センター試験が廃止されて新制度での入試となる1年目。傾向が分からないし、冒険しないで内部進学出来る方でいいんじゃない?という話もしたり、でも本人の希望も無下には出来ず・・・悶々とした家族内会議が続いているしょこら@家です。
とりあえず、
「都 内 の 私 大 だ け は 止 め て ... 」
と切実に願う今日この頃。
本日の結論:教育は、親の想定通りに行かないことが多い。