しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
皆様、今週もお疲れ様でした。
一週間通して日米共に株式市場、絶好調でしたね。
日本株も9連騰までいきました。これ、実に2年ぶりの話だそうです。って前回というのはあの2017年10月に見せた前人未踏の16連騰ですから、それ以来というと、もうかなり久しぶりの上げ相場が来ている9月だと言えましょう。
投資ブログ界隈でも景気の良い話が聞こえてきますが、
ついに、ついに、ついに...
私の "ザ・万年含み損" ポートフォリオ(日本株)が
プラ転しちゃったじゃないですか!
な、な、なんだってぇーーーーー?!
配当投資家は、相場好調時ほど足を止めよ
こんな調子よい地合いを喜ぶ人、戸惑う人、いろいろいらっしゃると思います。
米国株式市場におけるリスクオンの流れは、なお高まっている雰囲気です。対中関税引き上げ先送りやECBの金融緩和、FOMCでの追加利下げ見通し・・・トランプ米大統領は中間層に対する減税を検討しているようですし、来年の大統領選を控えて、これから先は彼もあまり無茶は出来ないのでは、と予想しています。
となると、株価はこれから更に上昇する??
・・・
・・・
いやいや、油断しちゃいけません。相場なんて水物、一寸先は闇ですからね。それに、含み益は単に気分的に心地良いだけです。売らない限りは利益ゼロ。そもそも無いもの、「まぼろし」と考えた方が無難でしょう。
むしろ、私としてはこのような上げ相場というのは少々歓迎出来かねます。利回りの良かった大型優良株まで軒並み株価が騰がってしまい、安く仕込めなくなりますからね。高配当株投資家は、このような地合いの良い相場の時こそ、立ち止まって慎重に対応すべきだと考えています。
そしてこういう場面で出来ることは、ただひたすら
「見」
ではなかろうか、と。
地合いが良いからといって慌てて「駆け込み乗車(買い)」するのは禁物ですぞ!その電車(銘柄)の行き先をしっかり見極めてから乗らないと、一転してダダ下がり含み損一直線のノンストップ新快速だったという憂き目にも遭いかねません。場合によっては次の電車を待つ心のゆとりも大事です。
「見」の具体的なアクションとして、
- 本業・副業に精を出し、投資余力を蓄える
- 株価が騰がり過ぎて利回りが下がった銘柄を、一旦利確する
- 銘柄分析をしながら、暇つぶしする
- 一旦相場から離れ、自分の時間を持つ
こういったことをしながら、来たるべき買いのチャンスを伺うのが吉ではないかなぁ、と思う今日この頃です。
と言いながら買ってるポジポジ馬鹿は私です
高配当株の利確タイミングを考える
さて、含み損に慣れ切ってしまった私もそうですが、上の2.の "利確タイミング" もなかなか難しい判断だとお感じではないでしょうか。
「ぼやぼやしている内に反転して、あっという間に含み益がぶっ飛んでしまった」とか、「売却した後もそのまま上昇気流に乗ってしまって、更なる利益機会を失ってしまった」とか、不成功売買経験を挙げると私自身、枚挙に暇がありません。
そういう時は、感覚的に判断するのではなくて利確基準を数字で決めればいかがでしょうか?以前も挙げましたが、私の売却時のマイルール(目安)として、
1. 税引前で利回り4%を切った時
(税引後3%以上の利回りが欲しいから)
2. 10年分前後の配当金が確定出来そうな時
これに沿って、淡々と機械的に処理します。そして相場が悪化して再度安くなった時点で買い直せば良いのかなと(事業状況が悪化していないという前提で)
もし、この基準に引っ掛からず含み益が無くなったとしても全く問題ありません。だって、もともとは配当金を積み上げるために買ってきた株ですからね!利確によるキャピタルゲインはあくまで "ご祝儀" 程度に捉えておけばよいんです☆
そんな私も、お悩み中です・・・
さてそんな定量的基準の下、淡々とバイ&ホールドを続ける私ですが、リリースをお悩み中の候補があります。こちらなんですけどね。
(3249)産業ファンド投資法人
現在の税引前利回り:4.04%
現在の税引前含み益:分配金6年分
これ、もう完全にチキンレースじゃなかろうか。
いつブレーキを踏めばいいのかの、度胸試し・・・。
経済的自由に向けた私たちのマラソンの先はまだ長いです。「頭と尻尾はくれてやれ」「欲しがりません勝つまでは(←?)」精神でのんびりまいりましょう。
当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
くれぐれも、投資は自己責任でお願いします!