【24/7】高配当株とかマイレージとか車とか【独り言】

ファイナンシャルプランナーである管理人が、趣味の車と旅行を楽しみながら、配当金による『経済的自立』まで目指しちゃいます!

貴方も「貯株」しませんか?これからの世の中、貯金だけではジリ貧ですぞ!

しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。

いよいよ来月から消費税が8%から10%に上がりますね。

世間も、クレジットカードのポイント還元など、増税による負担感を和らげるための方策にやっきになっていますが、やはり生活コストアップの不安はどうしても拭えないところかと思います。

そうでなくても、物価の上昇は確実に進んでいます!

以下グラフは、総務省統計局による「消費者物価指数(2015年を100%とした時の水準)」の推移を表しています。ここ2年で、全体では+1.5%、食料品は+2%以上も、物価が上昇しているんですね。つまり、最低でも年1%のペースで増やしていかないと、今までと同じ暮らしが出来ない恐れがあるのです。来月からの消費税アップにより、生活コストへの負荷感は確実に増えるでしょう。

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そんな厳しい時代を前に、私は将来に向けた対策として「貯株」という活動をおすすめしたい。皆さんはこの言葉、ご存知でしょうか?
 

貯株とはいったい何なのか?

貯株は(ちょかぶ・ためかぶ)と読みます。
Googleで叩くと、某コンサル事務所が作った造語だと出てきます。私はその事実を知りませんでしたが、自分で "あるイメージ" を持っていました。

それは一言でいうと、貯金の株版です。
ただ違うのは、貯金が金額単位でカウントするのに対して貯株はその『株数』をカウントするということです。総評価額ではありません。

銀行口座にお金の金額を貯めていくが如く、証券口座に株数を貯めていくのです。

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貯株の強みにはこんなことが・・・

株式投資というと、株価をベースにした売り買いによって資産の金額を増やすイメージがありますよね。ですが貯株はちょっと違います。バイ&ホールドによって、ひたすら高配当株の株数を増やしていくのです。

それの何が良いのか?いくつか挙げてみましょう。

株価が下がっても気にならない

貯株で基準となるのは、株数です。そして一度買った株数は、その会社が倒産しない限り減ることはありません(株式の分割・統合等は除く)

株式投資と聞くと、どうしても総評価額に目がいきがちですよね。でも評価額は日々の株価によって数万~百万単位と大きく変動します。いやがおうにも精神を擦り減らさざるを得ません。

一方、株数であれば相場動向に無縁ですし、のんびり過ごすことが出来ます。
 

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少しづつ買うことによるリスク分散

貯金にも、大きな収入があった時に一気に銀行口座に放り込むやり方と、毎月コツコツ積立入金していくやり方の2つがありますよね。貯株のイメージはまさに後者です。最小単元で、少しづつ、少しづつ証券口座上に株数を蓄えていくのです。このコツコツ買いが、「高値掴み」のリスク回避の最適手段です。

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将来に渡って、不労所得が得られ続ける

貯株の最も大きな強みがこれです。高配当株の株数が増えるほど、得られる配当金も増えます。配当金が増えれば貯蓄のペースも加速し、更に株数を増やすことが可能!これがいわゆる "複利の力" です。

超低金利の今、貯金ではいくら口座に金額を貯め込んでも、その金額以上に増えることはありません。当然、ひとたび使ってしまえばその金額は減ってしまいます。

「貯株」による配当金で第二の収入が得られれば、せっかく貯めた資産に手を付けることなく、生活費の確保が可能になります。

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貯株のルールはたったの5つ!

貯株は至って簡単です。守るべきは以下の5つだけ。

  1. 日々の節約で、資金を貯める
  2. 貯めたい銘柄を決める
  3. 定期的に、最小単元で買い続ける
  4. 年2回の決算で経営状態をチェックする
  5. 得られた配当金で、更に株数を増やす

それぞれ簡単に説明してみますね。

1.日々の節約で、資金を貯める
これはもはや言うに及びませんので詳細は割愛します。とにかく固定費を徹底的に見直して、毎月一定額以上の運用資金を捻出しましょう!

2.貯めたい銘柄を決める。
さて、銘柄選定はハードルが高いと思われるかもしれません。特に長期保有という条件を踏まえると尚更です。

一番大事なのは、財務諸表に書かれている難しい数字より、「その企業が提供しているサービスが、貴方や周りの人にとって、将来に渡って必要不可欠とされるものかどうか」先ずはこれを軸に考えるべきと私は思います。

その上で、最低限押さえておくべき数値は以下4点ほどあるでしょうか。PERとかPBRなんかは、私はさほど気にしていません。

  • 営業利益の推移
    リーマンの時でも赤字が無いか?
  • 営業キャッシュフローマージン
    本業で稼ぐ力。10%以上あれば優秀
  • 連続増配年数、連続非減配年数
    安定的に配当が払い出す実績があるか?
  • 配当性向
    低すぎず、高すぎないこと。30~50%くらい

3.定期的に、最小単元で買い続ける
あとはひたすらコツコツと買い続けるだけです。その時に注意しなければならないのは「いくら自分で安いと思っても、決してまとめ買いしない」ことです。

かくいう私も、そんな経験は度々あります。直近ではABBVですかね(笑)安いと思ってジャンピングキャッチしたら、もう一段の下げを食らって悶絶しました。まさに一寸先は闇!一歩づつ、前に進んでいきましょう。

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4.年2回の決算で、経営状態をチェックする
日々の株価・企業動向を見るのは、ズバリ貯株活動においては不要です。ただ、最低でも年2回、中間決算と本決算の報告書くらいは目を通しておくべきと思います。

その企業が出した資料ですから大抵は綺麗事が書かれています。斜め45度くらいの穿った視点から、「しっかり稼げているか」「将来の事業計画が自分にとって腹落ち出来る内容か」「配当政策は下振れしていないか」 などを確認すべきかと。

5.得られた配当金で、更に株数を増やす
入ってきた配当金で、早速美味しいものを食べたいところですが、とりあえずその気持ちをぐっと我慢して更に買付余力に回しましょう。その積み重ねが、複利パワーによる明るい未来につながります。

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「貯株」2年目の私と一緒にはじめませんか?

私も幾つかの銘柄を「貯株」により増やしているところですが、実はまだまだ2年目のヒヨッコです。以下は特に安心して保有出来る「貯株銘柄」として、チャンスがあれば更に買い増したいと考えています。

(1928)積水ハウス 500株
(2914)JT 900株
(4188)三菱ケミカルHD 1,000株
(8058)三菱商事 100株 ←NEW
(9433)KDDI 300株

もちろん、中には(7201)日産自動車のようにやんちゃをするやつもいますが、配当金さえ頂けていれば必要以上に狼狽することもありませんし、長い目で見ればまた経営が上向くチャンスも十分あるでしょう。

社長も早々に変わりそうだしねぇ~


貴方も「貯株」活動で、株数アップに向けて一緒に頑張ってみませんか?


当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。

くれぐれも、投資は自己責任でお願いします!