しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
今年の4月から、大学に通い始めた長女。
大学生の親ともなると、なんといっても学費が悩みの種となりますよね!幸いうちの長女の場合、国立の自宅通いということで、ミニマムな学費(年間54万円+通学定期代)で済んでおります。
一方、次女の大学進学は再来年に控えていますが、こっちが相当問題・・・成り行きであればエスカレーターで私立の自宅通いとなる見立てだったのですが、どうも成績が悪く、このままでは推薦を得られるか微妙な状況。ガンバレ次女ォ(´・ω・`)
そんな、まさに教育費地獄の真っ只中にいる、我がしょこら@家。
でも世の中には、桁違いの深い闇を抱えている人が多いらしい。そんな大学生活のお金事情を綴ったネット記事がこちら。明らかにPV稼ぎとして付けたと思われるセンセーショナルなタイトルに釣られてしまった。
記事を要約すると、
- 学費値下げと奨学金制度の改善を目指して活動する学⽣団体が、インターネットや知人の伝手を通じてアンケート調査を実施。7,449人が回答。
- 「大学・専門学校や学部を選択する際に学費を判断基準にしたか」という質問に対し、約6割の学生が学費を気にしていたことが分かった。またアルバイトをしている学生は84%で、33%が仕送りや小遣いがゼロだと回答。
- 奨学金を利用している学生のうち、3割以上が将来の進路を考える上で学費や奨学金の返済による影響があったと回答。
知人の伝手って、なかなか公平性の高そうなソースやんけ
その上で、苦学生の状況を訴えている記事です。でも、どれを見ても、ツッコミ所満載なのですよね。見ていて失笑を禁じ得ません。
とりあえず以下2つは、思う所はいろいろあるが、まぁ100歩譲って良いとして。
「二部に入ったのは学費の問題。学費が安ければ、もっと可能性があった」(東洋大学・社会学部)
「バイトを週5で行っており、体力・睡眠時間ともに削られてしまうため、学習時間がほとんど取れない。授業中も眠い、集中できない。栄養ドリンクの量が増えている」(上智大学・ドイツ語学科)
でもね・・・
「院に行きたいが、研究者として生計を立てられるようになる前に(奨学金の)返済は始まるだろうし、家族にも反対されることは分かっているから言い出しにくい。やはり『安定でそれなりの給料』ということしか進路の決め手にならない」(東京大学・文学部)
大学院に行くのに生計が立てられないって、当たり前じゃないですかぁ。何寝ぼけてるの(´・ω・`) それに、安定でそれなりの給料だなんて、こんなレベルの低いコメント、本当に東大の学生に聞いているのでしょうか?
そして、この2つに至っては、
「服にお金をかけられないので大学の人に『ダサい』と陰で言われている」(津田塾大学)
「 右膝の怪我で『場合によっては手術が必要』と医者に言われているが、生活費を捻出するのに精一杯で詳しい検査も受けられていない」(埼玉コンピュータ&医療事務専門学校)
もはや大学の学費の話とは全く関係ない愚痴
ではないですかwww
この竹下某という筆者は日本語の意味を分かっているのか
さすが、朝〇新聞系列のBusiness Insider Japan!どこからでも容赦なく日本の社会・政府批判にもっていきますね。節操の無さは相変わらずです。
そもそも大学って何のためにあるの?
どうして、そこまで大学に通うことに拘っているんでしょうか。確かに個人的には以前当ブログでも書いた通り「学歴はあった方がいい」派ですが、行かなくても十分仕事は出来ますし。むしろ、バイトに入れ込まざるを得ずに半端な勉強しかしないくらいなら、大学なんて行かず手に職歴を積んだ方が、よほど有用です。
そもそも大学は、学を追究したい人が通う場ですよ?学びを疎かにするくらいなら、大学なんて馬鹿高い学費だけをムダに払う、最もコストパフォーマンスの低い進路だと考えます。ここに出てきた「自称・悲劇の学生達」は、学費の高さによる犠牲者なんかではなくて、大学というものの目的を履き違えた、単なる世間知らずなのだと感じました。
一方、親の立場から。
バイトで学費の支払いに苦労させてろくに勉強をさせない、という環境に子供を置くのは、要は進路選択時の話し合い不足ではないでしょうか。学費が無いなら就職させるでしょうし、バイトをしてでも大学で学びたいなら、その心意気を最後まで貫かせる。そこをしっかり話し合って決めて然るべきだった。
高いから無償に、というのは短絡的かつ不公平な主張でしかないと思います。
インパクト大は、学費よりむしろ「仕送り」
本筋とは外れますが、金額的にキツイのは、学費よりむしろ下宿となった際の仕送りです。学費+仕送りも含めたトータルコストで高い順で言うと
高 私立(下宿)
国立(下宿)
私立(通い)
安 国立(通い)
長女も昨年、実は筑波大に合格していたのですが「国立だけど下宿だなぁ」と、親として密かにアンニュイになっていた時期がありました。最終的には地元で決まったのでよかったですが、下宿だと4~5万円の家賃を含む月12~15万円程度の仕送りが発生して、年間では私大通いの倍くらいお金が掛かっていたはず。
でも、やはり子供にはしっかり勉強して欲しいので、親としては仕送り分も含めて満額用意せねばと思っていましたし、下手に心配を掛けて進路を変えて欲しくなかったので、そういう素振りは見せないよう何とか冷静さを装っていましたw
受験校選択の時に「下宿したい!」とご子息に言われて私のように慌てないよう、学費だけでなく、仕送りも含めてしっかりお金を貯めておきましょうね!
尚、仮に国立でも、下宿の場合4年で700~1,200万円は必要だと思われます。
(入学金28万円+仕送り10~20万円 x 48か月 + 学費54万円 x 4年)