しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も、当ブログをご覧頂きありがとうございます。
令和という新しい時代になりましたが、見えているのは引き続き厳しい未来ばかりです。国からは年金と支出の差分は自分で賄えと公言されるし、大企業にいても終身雇用を否定されるどころか、40代からリストラの対象にさせられるし。
氷河期世代からしたら、実に世知辛い時代に生きてるなと感じます。
かのIT大手、富士通もご多分に洩れず早期退職制度を実施しましたよね。その内情を取り上げたネット記事に、こんな一文がありました。
間接部門の社員はSE関係の会社、及びSE担当から総務、経理に回されたケースが圧倒的に多く、『技術者が総務で何の仕事をしろというのか』『ソフトの開発をやらせないから稼げないんだ』といった不満を仲間同士でまき散らす者が増えてきた。こんな社員でも辞めろとは言えません。文句を言うなら稼いでこいと、ほぼ全員を営業に配置転換したんです
で、結局「営業の仕事なんてしてられっかぁー!」→3,000人弱もの人間が退職、というお話だそうで。
営 業 な め ん な よ
このニュースを見て、貴方は富士通の経営者が悪い!と思いましたでしょうか?
私は・・・そうですねぇ、20%くらいしか同情出来ませんでした(´・ω・`)
口だけの人間は、どこに行っても使えない
実は私、かの会社の人と、何度か一緒に仕事をしたことがあります。その時の彼らの仕事ぶりの印象ですが「口ばっかりで頭が固ったい。その割にぜーんぜん前に進まんやん!」でした。
顧客と一緒に、どんなシステムにするかブレストするのですが、彼らが出してくる資料は、どこかの市場調査を組み合わせたかのような概念的・評論家的なものばかりで、正直何がしたいのかよく分からない・・・結局、何か一つでも具体化するでもなく、数ヶ月で提案活動が自然消滅したりとか。本当に君たち営業なのか?って思うことも、ままありました。
現場最前線ですらこんな感じでしたから、その奥に構える間接部門の仕事ぶりたるや、想像に難くありません。まさに ”ザ・大企業" というイメージを、個人的に強く抱いています。(いや、実際に有能な方は大勢いらっしゃると思いますけどね!)
ですので、この記事を読んで
ま、あんな人達じゃ、仕方ないよねー(白目
くらいにしか感じませんでした。ブラック企業による不当な扱いではありません。やる気のない人を整理することに、一体何の問題があるのでしょうか。
「文句があるなら稼いでこい」と言われて当たり前。
世の中にある不幸が、真実なのか?
さて、この話で何が言いたいのか、というとですね。
今の時代、「リストラされて仕事が無い」とか「給料が低くて日々の生活に困窮している」といった人達の苦悩の声が溢れています。もちろん、明らかにブラックな会社から酷い目に遭ったり、乾いた雑巾を絞るが如く生活費を抑えても尚余裕がないとか、本当に辛い目をしている人達はたくさんいるでしょう。
しかし、果たしてそういう人ばかりなんでしょうか?
実は、大した能力もやる気もなく、日々だらだらと過ごしている人々
実は、携帯代に数万円を使っていたり、コンビニおにぎりを夕食にしている人々
そんな人々が「国の庇護が足りないから老後破産するんじゃー!」とか「経営陣が無能だから俺の給料が安いんじゃー!」って、言ってないでしょうか?
それ、全部自分が悪いんやん・・・
節約・投資ブログ界隈の方々のように、日々ギリギリまで生活コストを切り詰め、副収入を得るべく投資の勉強をする。もしくは資格取得など自己啓発に励む・・・そういったところまで自分を追い込んでもいないのによく言うわ!と、想像するだけで腹が立つわけですよ私は。
富士通の例もそうですが、ヌルい人達が早期退職に迫られるのを見て、それを経営層のせいにするのはお門違い。勿論全員を知っている訳ではないのでゼロではなく20%くらい残しましたけど、同情し切れないのはそういう理由です。
本当に困った人が報われる社会にしなければ
本当に追い詰められている人達は、ヤフコメに愚痴をたれる力なんてないはずです。そもそも、ネットする気力すらないんじゃないでしょうか?
そういう人こそ、生活保護を始めとする国からの庇護が必要なのだと思います。
そしてこれからの時代、私達に求められるのは単なる現ナマではなくて、マネーリテラシー、つまり無駄に出ていくお金を極力切り詰め、貯蓄と投資によってお金を殖やすための「知識」です。現ナマを与えても、結局は無駄に使われるばかりで、生活保護の額はこれからも増え続けるだけでしょう。マネーリテラシーに無縁だった人達に、どうやってそれを広めていくか?この点が、我々の国・社会にとっての大きな課題だと考えています。
ブロガーとして、何か出来ることがあるかもしれないよね!