しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も、当ブログをご覧頂きありがとうございます。
生活費を抑えるために、最初に手を付けるべきものは、毎月自動的に出ていく「固定費」であることは、節約術の一つとしてもはや常識となっています。
その固定費の中で大きいものが「保険」!
毎月数千円という微妙な金額で、ついつい安心を買うくらいなら・・・と気が緩みがちになりますが、
ちょっと待ったァァァ!!
知ってました?!
保険って、実はとんでもない商品なんですよ?
今回は、不肖カエル剣士が、保険という名の "闇商品" をぶった切りま~す。保険会社にお勤めの方は、ここでページを閉じることを強くお勧めします。
保険は、契約者側不利な「ギャンブル」
そもそも、保険というものの本質を私は
ギャンブル
だとみなしてます。
「は?このエ〇カエル、いきなり何言ってるの?」って思いましたよね、今。
カジノを思い浮かべてみて下さい。バカラとかBJとか、何のゲームでもいいです。カジノって、勝者と敗者で50:50になるなんて事ありません。なんだかんだ言って、敗者の方が圧倒的に多く、胴元がガッポガッポと儲けています。
一方の、保険。
保険会社が胴元で、契約者がプレイヤーです。胴元がトータルで圧倒的に儲けており、その分プレイヤーがお金を落としまくっている構図はカジノと同じ。
ギャンブルで、夢を買う
保険で、安心を買う
「夢」=「安心」=『思い込み』
ゆえに、ギャンブル=保険の等式が成り立つ。
以上証明終わり。
数学苦手な文系のワイが言うんやから間違いない
人生破壊級のトラブルにこそビットせよ
このように<保険がギャンブルである>以上、圧倒的なリターンが期待できなければ、エントリーしてもギャンブル同様、胴元の養分になるだけです。
私が保険に求めるリターンは「あったら安心~ウフッ☆」という生温いものではなく、生活に重大な影響を及ぼし得るリスクをしっかり保護するバリアです。それ以下の勝負にはエントリーしません。
世の中には、悪い意味での「一発逆転」的なトラブルがいっぱいあります。
- 自分の子供が自転車でおばあさんにぶつかって、死なせてしまった
→億単位の請求がきます - 地震・津波によって自分の自宅が倒壊してしまった
→多額のローンを抱えたまま、棲み処を失います
これらの事態は質が悪いことに、全く予期できないだけでなく、起きた瞬間に自分の人生が即終了します。そういうコロニー落とし級インパクトへの対処こそ、ビットする価値があると考えるのです。
保険のありがたさを実感した、私の苦い過去
大変お恥ずかしい話をここで打ち明けます。
私は若い頃、不注意から自らの車で人身事故を起こし、他の人を傷つけてしまった過去があります。助手席のドアを、後ろを十分確認しないまま開けてしまい、後方からすり抜けてきたバイクに当たるという「ドア解放」という事故。
勿論、事故直後はお見舞い等で誠心誠意尽くしましたが、たまたま相手がちょっとややこしい系の人だったらしく、治療費をはじめとして、いろいろ請求があったそうです。最終的には示談で終わらせましたが、先方からは示談金として500万円を請求されました。たぶんトータルで1,000万円近くは払われたのではないでしょうか(全て保険会社の方で対応頂きました)
ここで一歩間違えていたら、今の私は間違いなくありませんでした。このようなインシデントはまさに「エントリーする価値があった」ものだと実感します。
しょこら@の考える、保険必要度
そういう観点で見た保険の要否を、私の主観で仕分けしてみました。
絶対入るべき保険
- 自動車保険
ドライバーの常識です。たまに入っていない輩がいて驚きますが。 - 傷害(対人)保険
特に危険なのが子供の自転車。せいぜい月々数百円なので、大事に至る前に直ぐに加入しましょう。 - 家の保険
マイホーマーの常識です。客観的に見て、野ざらしに放置されている財産に何も掛けていないというのは痴呆者以外の何物でもありません。
どっちでもいい保険
- 貯蓄型保険(学資保険含む)
資産運用をしている者からすれば、利回りも低く「不要」の烙印を押したくなりますが、ギャンブルよりはまだマシですね。自力での貯蓄に自信が無い人にとって、強制的に引き落とされる、という手段自体は有りでしょう。
絶対入るべきでない保険
- 医療保険
これに入るくらいなら、勝率およそ1/2のバカラをやりましょう。それくらい酷いギャンブルです。自分で治療費を貯める、そして健康管理を徹底する、これで負ける率はかなり下げられます。 - ガン保険
医療保険よりも更に分の悪い、宝くじ級のギャンブルです。万が一の時も、高額医療制度があります。先進医療特約なんてものもありますが、そんなはぐれメタル級のレア事態に遭遇してしまったら、諦めてさっさと人生の幕を閉じる方に注力しましょう。
生き延びても、辛い老後が待っとるでよ
かなり乱暴なぶった斬り方をしましたので、異論反論はあろうかと思いますが、まぁ考え方は人それぞれ。しょせんカエルの独り言と聞き流して下さいませ。
でも、真剣に貯蓄に励みたい方!!
「その保険(ギャンブル)のリターンは、本当に自分に有利なのか?」という点について、是非一度冷静に考えてみて欲しいと思っています。