しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
来月6月は、日本を代表する高配当銘柄、その多くの確定日が集中する月です。
その上、夏の賞与支給と重なります。多くのサラリーマン投資家にとって「どの銘柄に資金を振り分けるか?」と指折り数えつつ、欲に塗れる日々かと思います。
ワイも、みんなと同じ穴のなんたらですヨ♡
6月権利確定 配当利回りランキング
さて、そんな名実ともに熱い6月。単純に<利回りの高い上位15銘柄>をピックアップしてみました。昨今の軟調な市況の裏返しで、もう4、5%台が当たり前な世界になっていますね。
このうち時価総額3,000億円以上の銘柄を、青色でハッチングしました。長期保有を前提にすると、やはり倒産が怖いです。大きければ倒産しないかというと決してそうではありませんが、相対的に見てリスクは低いかなと。
夏賞与で買いたい銘柄を考える、という企画
そしてここからは「夏賞与で買いたい!6月権利確定の高配当銘柄!」と勝手に銘打って、上でハッチングした8銘柄の中から、私しょこら@の独断と偏見によるおススメ銘柄を2つ、選出してみたいと思います。
いかにも安っぽい企画でスンマセン
選考基準は、以下3つです。
- 事業が日本だけでない。海外の立ち位置が強い
- 稼ぐ力と配当の支払いに余裕がある
- 扱っている商品・事業の継続性が高い
では、一つづつ行ってみましょう☆
1. 事業が日本だけでない。海外の立ち位置が強い
これからの日本は、少子化・高齢化・人口減で、どんどん消費の力(内需)が落ちていくという懸念が大きいです。ゆえに日本市場だけで事業展開している企業は、よほどのコアサービスを持たない限り、生き残るのは困難かもしれません。
逆に、グローバルでのポジションが強い銘柄であれば、日本株であっても十分買うに足る(むしろ、米国株より割安に放置されている)と考えています。
上記8銘柄の「海外売上比率」「売上ランキング・シェア」は以下の通りです。
うーむ、各社なかなか高い海外売上比率・世界ランキングを誇っていますね!この時点で、あおぞら銀行は残念ながら脱落。
特にコモディティ(汎用品・既存技術品)の世界は競争が厳しく、シェアを落とすこともままありますが、世界で5本指に入っている企業であれば、グローバルで十分に存在感を出せている企業だと言えるのではないでしょうか。
2. 稼ぐ力と配当の支払いに余裕がある
私達インカムゲイン投資家の目的は、安定的に配当を頂くことです。それだけ事業が儲かっていて、株主に還元する余裕があるかという観点は、とても重要!前者は営業キャッシュフローマージン、後者は配当性向で見てみましょう。
直近5年間の数字を並べてみました。傾向はいかに?
【一言コメント】
- 2914:営業CFは高位安定だが、配当性向が上昇傾向
- 7751:営業CFが落ちていて配当性向的にも黄信号
- 7272:営業CFが低い。配当性向は余裕
- 3436:両方とも値は優秀
- 5110:営業CFが下落傾向
- 7267:営業CFが低い。配当性向は余裕
- 5108:両方とも及第点
政治家風に言うと、各社共「たちまち影響のあるものではない」ただ、JTとキヤノンの配当性向の高さが、若干気になるところ。
気にせず買うんやで・・・
3. 扱っている商品・事業の継続性が高い
扱っている商品やサービスが独占的で、永続的な需要に支えられるものだと安心して長期保有できます。逆にコモディティで参入障壁が低く、また需要が先細りだと、いつどこでひっくり返るか、心配でなりません。
それぞれの事業・商品について、私なりに四段階評価してみました。ここについては主観・偏見が入りまくっていますので適当に読み流して下さい。黒塗り四角の数が多いほど、より良い評価を表しています。
というわけで・・・発表ですっ!
以上の厳格な?審査に基づき「夏賞与で買いたい!6月確定銘柄!」を発表します。
(3436)SUMCO
営業キャッシュフロー・配当性向とも優秀な水準にあります。半導体景気に業績が左右される部分が大ですが、必要な初期投資の大きさと求められる品質の高さから参入障壁も高く、長期保有にも適していると思われます。
1,000円近辺になれば、妙味が出てきそうです。
(2914)JT
「日本たばこ産業株式会社法」という法律に守られた、半国営企業という鉄壁なディフェンス力があります。先進国におけるタバコ離れが懸念点ですが、それを補うように新興国を中心に売上を伸ばしており、電子タバコと併せて今後も需要は無くならないと見ています。何より、6%を超える利回りが超魅力。
こちらは、いつ買っても含み損になる展開ですので、気にせず買いましょうw
と言う訳で、管理人によるおススメ銘柄の紹介でした!賞与支給日まであと少し時間があります。それまでに、お求め易い値段に落ちてきてくれると良いですね。
結局、JT買い増しを自己擁護しただけの話でした
くれぐれも、投資にあたっては自己判断・自己責任でご対応お願いします。