しょこら@です。
昨日の東証は、前日比20円高の22,219円と、若干反発しました。
自分のPFもちょっと回復してるかなぁー(ま、日経平均と連動して増減するなんて、めったに無いんですがw)と、思って見てみたら・・・
・・・あ。減ってる(´・ω・`)
大半の銘柄が小幅の値動きだったのですが、(9433)KDDIだけが▲5.2%と、突出して下げてます。一体何があったのかと思ってニュースを見ると・・・
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きっかけは菅官房長官の発言だ。共同通信によると、菅義偉官房長官は同日行った札幌市での講演で、大手携帯電話会社は巨額の利益を上げているとした上で「競争が働いていないと言わざるを得ない」と指摘。「携帯料金は、今より4割程度下げる余地がある」と述べ、通信料金の改革に意欲を示した。
(ロイター 東京 21日)
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菅さん、貴方かぁーー!!(#゚Д゚)
この発言の影響で、(9437)NTTドコモが前日比▲4.0%、(9984)ソフトバンクが同▲1.6%と、3社とも一斉に売られました。
KDDIの売上の3割が、auでの通信収入
さて、今回菅さんが指摘した携帯通信事業への影響が、どれくらいのものか。
KDDIの場合、事業別の売上構成は、以下のようになっています。
※KDDI 投資家情報(IR)より引用
この「パーソナル」の部分が、"au" "UQコミュニケーションズ" が提供するモバイル通信サービス、"auひかり"などの固定通信サービス等から成っています。
そしてこのうち、今回の指摘に該当しそうな "au"ブランドの通信料収入が占める割合は45%で、KDDI連結売上の、約3割に相当しています。
ここが仮に、菅さんが言う通り4割落ちたら、そりゃ影響は大きそうですね。
何となく使ってるは、もったいない!
確かに、これらメガキャリア3社の携帯料金は、確かに高いです。けれども「競争が働いていない」というのは、ちょっと言い過ぎじゃないかとも感じます。
昔とは違って今は、格安SIM含め、幾らか選択肢があります。
それでもなお、このメガ3社の高額な携帯料金を甘受して契約しているような方々は
①最寄りあちこちにショップがあり、サービスの利便性が多少なりとも良い。
②格安SIMは、何となくつながりやすさ・対応が悪そうだと思っている。
③昔からの契約を、何となくそのまま継続している。
④携帯=この3社、としか思っていない。格安SIMの存在を知らない。
こんな理由でしょうか・・・
①なら分かりますが、②③④の方は、ちょっともったいない気がします。
しょこら@家の携帯費用は
ネットを見ていると、「節約生活」を志向している多くの方々は、既に格安SIMに乗り換え済のようです。
かくいう私も、この春にようやく!「DMMモバイル」に変えました。
通話対応SIM 3枚プランで、データ通信量15GBをシェアしています。
嫁さんの分だけ、10分かけ放題(10分以内の国内通話が回数無制限で無料になる)のオプションを追加しました。端末はSIMフリーiPhoneを個別にAppleから購入したので、ハードの料金は支払い済。
これで、月々の通信費用はトータル約7,000円です。3人分の費用が、メガキャリアの1人分で済んでいます。
通信量が15GBを超えることはありません。自宅にはWiFiがあるので(←ちなみにこれもDMM)また、速さやつながりやすさも、今のところ全く不満無いです。変えて良かった!と感じています。
昨年末には、楽天が携帯通信事業への参入を発表しましたし、お役人様がどうこう言わなくても、競争は今後どんどん激化していくと思うんですが・・・どうなんでしょうねぇー。