しょこら@です。
私が株をやっていて目指すところは、自己紹介でも書いた通り、配当金(インカムゲイン)を頂きながら、人生を充実したものにすることにあります。
高齢化社会が更に進んで、将来の年金支給開始時期がどんどん後ろ倒しになるとか、頂ける金額が少なくなるとか、不安を煽るニュースがたくさん流れています。
自分は、セミリタイアするつもりは(今のところ)無く、気力と体力が続く限り働くつもりです。けれども、そういう「悪い事態」に備えた、小さな収入源の一つとして、配当金があればなぁー、と。
一時の利回りより、継続性
そんなインカムゲインライフを目指す上で、高い配当利回りもさることながら、どれだけ、今の配当が維持できるかという点を私は重視したいです。
「増配の有無」があれば尚良いけども、「減配しない」の方が大事かな。
●120円/株もあるけど、景気によって上下が激しい銘柄
●50円/株しかなく増配も殆どしないけど、ずっとその額を維持してくれる銘柄
だったら、後者の方が「配当財産」としては、安心してキープできますね。
日本にも、減配していない企業は結構ある
米国株の中は、連続増配期間が半世紀という、驚異的な銘柄があります。
一方日本株では、そこまで増配を続けている会社はありません。最高でも(4452)花王の29年です。しかし配当利回りが1%台で、買うには少々物足りない。
しかしながら、増配でなくて、減配しない、という条件だと、同じくらい長く続けている企業は、結構あります。
『配当金チェッカー』というサイトで、「20年以上減配していない」「配当利回り2.8%以上」という条件の下、ソートしてみました。
※配当利回りは管理人が検索を掛けた時点での数値です。
こんなにあります。私が昨日購入した(7751)キヤノンも入ってます。
もう少し配当利回りのハードルを下げれば、もっと出てきます。
この中から、時価総額の大きな企業を選ぶか、景気耐性の強めな業種を重視するか、はたまた配当利回りを重視するか・・・などなど、基準を何処に置くかは、人それぞれだと思います。
長期にわたる配当維持は、株主重視の結果!
もちろん、20年以上減配していないからといって、将来も減配しない保証はどこにもありません。業績が悪化して、翌年いきなり無配に転落する可能性だってあります。
しかし、これだけもの長い期間、株主に良い配当を還元しているという事実は<事業によって得られた利益は、株主に還元するもの>という考えが、その企業にしっかり根付いていることの表れだと思っています。
配当株投資は、中長期の運用になることが多いです。
その間、出来るだけ減配の不安をしないでホールド出来る銘柄が良いですね。
当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
くれぐれも、投資は自己責任でお願いします!