しょこら@です。
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管理人の持ち家は、新築で「オール電化」「太陽光発電」を導入しています。周囲の比較的新しい家々を見ても同じように屋根の上にパネルが乗っかっていますので、割とポピュラーなシステムなんでしょう。
当ブログでは以前より、
- 太陽光発電で幾ら収入があるか?
- 初期投資額をペイできるのか?
リアルな実態を公開し続けてきました。
といいつつ直近の記事更新は3年前ですが💦
そんな我が家に昨年暮れ、利用している電力会社からFIT(固定価格買取制度)期間が今年5月で終了する旨の通知がハガキで届いたのです。
ああああああああああああ・・・
遂にこの日が来てしまった・・・
私は結構早い段階でシステムを導入していたので、比較的高い売電価格で契約できていました。具体的には38円(/kWh)それがFIT終了によって「8円」つまり80%も安くなってしまうんです。つらっ!
そんな節目を迎え、果たして10年間のFIT期間を通してどれだけ初期投資額を回収できたか?これまで記録し続けてきたデータを踏まえてその実態を偽りなく公開したいと思います。
しょこら@ハウス 基本スペック
先ず、そもそもの対象となる管理人の自宅基礎情報について簡単に紹介します。
- 敷地面積145㎡ / 建物面積72㎡
- 2014年築 木造二階建
- 太陽光モジュール:パナソニック製(3.6kW)
初期導入費用:1,553,000円(補助金込み) - エコキュート:三菱電機製(370L)
- オール電化
- 関西電力 はぴeプラン
- 2014年契約 買取価格38円(10年固定)
どこにでもある、ありふれた地方の一軒家。
注文住宅として、土地+建屋の総額で4,700万円くらいかかったかなー・・・
建築価格の高騰前に買っといてよかった(?)
累計売電金額(実績)
では早速結論!
これまでの「累計売電額」が幾らだったか?
そして初期投資に対する「回収率」は?
まとめデータをご覧ください。
\刮目せよ!/
初期投資155.3万円に対し、累計売電131万円。
回収率84.4%
はいッ!まだ元とれてませんーーーーーーーーーーーッ!!(白目)
うん・・・まぁ・・・
この先もまだ回収できるし(再び白目)
最新契約単価は10円台半ばとかなり低いはず(逆に、導入にかかる金額も下がっているのかな?)ですが、いずれにしても、自身の経験から踏まえるなら「太陽光発電システムは損得勘定上は✖」との認識に至りました。後続の皆様のご参考までに。
一応、月別売電額データも添付しておきます。
FIT期間が終了した2024年6月でガクッと下がっているのが分かりますねー
決して入力ミスではありませんw
おしなべて、春先は日差しもよく売電額好調。
逆にどんよりした日が多い冬はしょぼかった。
使用する電気代は当然冬の方が高くつくので、単月収支で見るとキツいです。
卒FIT後どうするか問題
さて、FIT終了・・・所謂「卒FIT」後どうするか?
ネットを眺めると以下3案に分けられる模様。
- そのまま安い価格で売り続ける
- 売電先の電力会社を変更する
- 蓄電池を追加投資し、自家消費する
こればっかりはその家庭毎の考え方になるのできっと正解は無いんでしょう。以下は、あくまで私個人の考え方、その前置きで読み流してくださいませ。
まず、#3(蓄電池を追加投資)だけは
絶 対 に や り ま せ ん
現時点でも投資回収しきれてないのに100万円単位の追加出費だなんて「ワイ算数できませーん」と恥を上塗っているのと同じですもん。事前のシュミレーションなんて屁のツッパリにもならないことを私は今回しかと学びました(´・ω・`)
業者がいう「お得です」にはもうだまされんわクソガッ
次に#2(電力会社変更)ですが、これも微妙。
経営体力も事業への専心性も怪しい会社に変えて目先の小金を拾ったところで、その会社に何か問題が発生した時はめんどくさすぎ。市場価格連動でなくても一方的に価格を上げられるリスクがゼロとは言えないし、何より電気と水道は「最悪、生死に関わる」部分ですから安定的に供給頂けることが何より絶対。片手間にやるような会社には任せられない。
・・・というわけで、私は苦渋を飲みつつ安い契約価格のまま関西電力に死ぬまで売り続けようと思います。将来の技術革新によって蓄電池の価格が10万円くらい(笑)まで下がったらその時改めて考え直そうかなと。
ちなみに残額24万円を▲80%の売電単価で回収するには後133ヶ月かかる計算ですわ💛
なんと無慈悲な参考情報