【24/7】高配当株とかマイレージとか車とか【独り言】

高配当&優待株で不労所得を得ながら、各航空会社のステータスを狙い、大切な愛車と過ごす日々を綴っています

「FIRE」に向けて突き進む人達に感じる、ちょっとした違和感を吐き出したい

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しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。

アメリカのミレニアム世代から始まった「経済的に自立し、20代30代といったこれまでにない早い年代でリタイアする。そして好きなことしながら好きなように過ごす」という生き方、いわゆるFIRE(Financial Independence, Retire Early)という概念を、皆さんもよくご存知のことでしょう。

日本でも、あの有名な投資ブロガー「三菱サラリーマン」氏が、わずか30歳にしてセミリタイアを果たしたことが、昨年大きな話題になりました。
 


私しょこら@が彼の報告を見て、先ず最初に出たのは「おめでとう!」という祝福の気持ちでした。僅か7年間で自分の思い描いた生き方を実現させた、その強靭な意思の強さにはとても感銘を受けましたし、その努力が晴れて実を結んだことに対して、他人事ながら拍手を送りたいと、率直に思ったのです。

そして同時に「私も経済的に自立したい!会社に依存しない生き方を送りたい!」という思いを新たにしました。あいにく、アラフォーをとうに過ぎてはいますが。

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さてさて。

それでは、もし今の私が、20代前半から人生をやり直せたとしましょう。彼と同じようにFIREに向けた生き方をしていきたいか、と問われたら
絶対に、やりません。
彼が成し得たことは、本当に凄い!
・・・ですが、私の価値観とは、あまりに違い過ぎる。

この記事を、FIREを手放しに褒め称える人への、アンチテーゼとして送ります。
 

三菱サラリーマン氏は「特別な人」です

ここで僭越ながら、30歳で晴れてセミリタイアを果たした三菱サラリーマン氏のバックグラウンドについて、簡単におさらいしてみましょう。

  • 慶応大学に入った後、北京大学にも留学し、中国語が堪能
  • 三菱系の大企業に入社、給与は20代後半から800万円台
  • 徹底的な節約により、生活コストを月10万円以下に圧縮
  • 毎月、給与の8割を投資資金に回すというポリシーを完遂
  • (ブログや配当金などの副収入ソースを複数作り出す)


これだけ見ても既に、なんだか普通の人とは違うよなぁと感じざるを得ません。ですが彼の本当の才能は、現地の中華娘をナンパ出来るくらいに優れた語学力でも、その高い年収に裏打ちされた業務遂行能力でもない気がしています。

私が思うに、それは並外れて質素な生活を送ること自体を苦だと思わない、そのストイックな生活観ではないかしら。人間たるもの、美味しいものを食べたり、楽な方に走りたいという欲・迷いは少なからずあるはず。多額の給料を頂いている身でありながら、それらを我慢する、むしろ抑えるのを自然だとする価値観。これが彼をスペシャルたらしめる根幹なのかなと私は思います。

20代と40代で、時間の大切さは異なる

そんな彼の生き方に憧れ、若いうちから「節約必定」として、削れる生活コストを徹底的に削り、ひたすらお金を貯めることを第一義として日々過ごされている若い方も中にはおられるやもしれません。しかしそのような方へ、私は申し上げたい。

本当にそれで、ええんかい?


貴方はきっと、知らないのでしょう。
時間の価値は、年齢と共に失われていく
ということを。

「はァ?何言ってんだこのオッサン」
なんてお思いの貴方に、具体的にどういうことかお教えしましょう。20代の時には当たり前に出来ていたことが40代になったらどう変わるのか?その現実を・・・。

【現実その1】バイタリティ

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【現実その2】からだの健康

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【現実その3】頭の良さ

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【現実その4】人生のリスク許容度

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【現実その5】異性との出会い

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いかがですか?
ここに挙がっているのは、将来の貴方の姿でもあります。こんなに劣化した自分と比べて、今の自分がいかに優れた状態にあるか、お分かりになりませんか?

かく言う私は現在40代半ば。これら全てに当てはまっている訳ではありませんが (特にバイタリティの部分) まさに寄る年波をヒシヒシと感じています。振り返ってみると、若い頃は本当に素晴らしい「ボーナスタイム」だったな、と。

バックパッカーよろしく色々な国に行って日本に無いものを見聞きしたり、掃きだめのようなしんどい仕事に携わったり、たくさんの女性と付き合って酸いも甘いも経験したり、溢れんばかりの知的好奇心を爆発させて勉学に没頭する。

オッサンになってからそんなことをやろうにも、心と身体がついていきません。

そんな貴重な、人生で二度とないボーナスタイムを、淡々と、節約と貯金に明け暮れる日々に費やしてもいいのですか?それは貴方にとって本当に、今じゃないと出来ないことなのでしょうか?

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サラリーマン属性のいいところにも目を向ける

話はちょっと変わりまして。

「時間的拘束が長い」など、何かとネガティブな側面に目がいきがちなサラリーマン属性ですが、ポジティブな点には目を見張るものがあります。具体的には社会的信用とか福利厚生とか、取り扱える事業規模だとか、まぁ色々ありますけど、何より一番大きいアドバンテージは
安定的な収益(給与)が望める
しかもそれが、それなりに長期に渡って期待出来ることなのかなと。これは人生における、大きなリスクヘッジだと私は考えています。

日本はまだ、転職に対してさほど寛容な社会ではありません。一方で労働者としての市場価値は、歳を取るほどに減っていく。勢いよく自由になったとして、遠い未来に何か計算外の金銭的問題が起きた場合、果たしてどう挽回が出来ましょうか。

辞める・辞めないの選択は、はっきり言っていつでも出来る。それならば、若い内にキャリアを積み、自分の市場価値を高めてからでも遅くはないのではないか?

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まとめ

これまでのポイントを整理いたします。

  • 三菱サラリーマン氏の節約を厭わぬ生活観は、スペシャルな才能である
  • 時間の価値は、「20代」>「40代以降」
    若い時に出来たことが、歳を取ると出来なくなる
  • 若さは、人生で二度とやってこないボーナスタイム
  • サラリーマン属性のメリットで最も大きいのは「安定的な収益」
  • 辞める・辞めないの選択はいつでも出来るが、市場価値を高めるためのキャリア形成は若いうちからでしか出来ない

サラリーマンをしていると、確かに多くの時間を拘束されます。でも、だからといって人生を楽しめない、ということは全くありません。私もこれまで色んなことを楽しんできました。海外旅行、車、ゴルフ、ゲーム、女性、食べ歩きetc..

将来乗りたい車はR8だぞーい♡


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そして数年前、三菱サラリーマン氏のブログに出会い、その投資スタイルにものすごく傾倒して現在に至ります。彼がやってきた通り、そして巷でも言われているように、節約・投資は早い内から取り組むべきだという点も、100%同意です。

その一方で今回の記事では、例え遠回りすることになろうとも、心と身体が元気なうちにいろんな経験を積んでおくべきだという主張をしてまいりました。だから私は、FIREのために20代からあまりにお金一辺倒な生き方を送るのが良いなどとは、必ずしも思えないのです。