しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
ちょっと前に、日々の出費をミニマムに抑える上で最も大敵だとされる「固定費」の一つとして、世の中に溢れるサブスクリプションサービス(サブスク)があるという記事を書いたんですけどね・・・
私も出来るだけ減らしたい減らしたい、とは思っていたのですが、その意に反してこのたび(お試しながら)WSJの有料会員に入ってみたんですよ。
まぁ最初は2か月100円だし←
やっぱり海外株式投資をしている身としては、最低これくらい読んどかんとアカンやろ、と思い直した次第。
「英語のYahoo! Financeを読むのが辛くなった」って正直に言えばいいのに♡
流石に興味深い記事が多いですね。しばらくは良い暇つぶしが出来そうです。
金融リテラシーがあるのかをセルフチェック
さて本日も、バロンズが挙げる「金融リテラシーを高める10原則」という特集を読みながら、自分がその原則に沿って日々動けているのかを振り返っていました。曰く、以下が金融リテラシーを高める重要な行動原則であり、これらを当たり前だと思い、実行に移している人は自分のリテラシーレベルを誇って良いそうです。
- 目標を設定する
行動を起こす前に、短期・中期・長期の目標を明確にする。資金計画の背景と目的を作り出し、目標からの逸脱や資金の無駄使いを回避する。 - 収入の程度と、何が必要かを知る
年齢や財産の水準に拠らず、収入と支出を常に把握する。家賃・住宅ローン返済額、光熱費、食費、ガソリン代及びその他必要な費用を合計し、支出を収入で賄えなければ生活スタイルを変える。 - 体形的に蓄える
自動的な積み立て、複利の威力を利用して、貯まる仕組みを構築する。 - 退職年金に投資する
無税・税金繰り延べ可能な401kなどの退職年金に投資する。 - 成長に投資する
10年間、またはそれ以上にわたって手を触れないお金は全額を成長、つまり株式に配分する。米国の強気相場は平均で8.9年続いて400%超上昇する一方、弱気相場の平均期間は1.3年超で41%下落する。株価が下落した全ての場合において、市場はその後に下げを取り戻し最高値を更新する。 - 悪性の負債を回避する
クレジットカードの債務は回避すべき。仮に使う場合は毎月一括返済する。 - 過剰に支払わない
手数料や税金などは基本的に「悪」。銀行マンから政府に至るまで、誰もが個人の貯蓄や投資からの分け前を狙っている。それらを最小限に留める。 - 自分を守る
人生には、失業・怪我・自然災害・盗難など多くの苦難がある。最悪ケースに備え、少なくとも半年分の支出に相当する緊急用資金を蓄える。また賃貸保険や所得補償保険をケチるのはやめる。 - 単純さを保つ
大半の投資家にとって、手数料が安く、市場のリターンを再現するインデックスファンドの分散化されたポートフォリオが最良。市場の熱い話題を無視する。リターンを頻繁にはチェックしない。投資における決断から感情や政治的意見及び直感を遠ざける。 - バイアスのかかっていない助言を求める
世の中の評論家が言わないことが最良であることが多い。手数料のために商品を販売するような専門家にはついていかない。
個人的に「うーん」と感じた項目が無いとも言えませんでした。例えば#4の退職年金とか、#9の単純さを保つ点とか。これらって投資への考え方の部分でもあるし、金融リテラシー云々とはちょっと違う気がしましてね。
とはいえ、大半の項目が納得できるものだし、自分の中でも咀嚼・腹落ち出来ている内容だったので、とりあえず一安心、一安心。
バイアスのないアドバイスは存在するか?
さて、この中で「意外と難しいな」と感じたのが、
10. バイアスの掛かっていない助言を求める
これです。
世の中にある数多の情報の裏には、色々な「意志」「思惑」が蠢いています。助言だと思ったことが実は単なるポジショントークだった、なんてよくある話ですね。公正で、客観的で、現実的な情報を得ていくのって本当に難しい。
私も以前、こんな毒を吐いたことがありますけど、
現実的・・・つまりリアルさで言えば、圧倒的にネット記事よりもクチコミ(個人が発信するブログ)に軍配があがると思っています。ですが、それが公正・客観的なのかというと大いに疑問符がつく。やっぱり皆、己の経験に基づいた、大なり小なりの主観は入ってきますものね。
バイアスの無い助言なんて、それこそ聖人のような心を持ち、酸いも甘いも知った百戦錬磨のファイナンシャルプランナーくらいでないと得られないんじゃなかろうか。そんな奴、果たしてこの世にいるんだろうか?
そんなしょーもないことを考えながら、初めて訪れた近くのラーメン屋で美味しい鶏そばを堪能した、肌寒い10月の夜でした。
なお弊ブログも、はっきり言って150%主観入りまくりの内容ばかりですが、洩れなくノンフィクションでお届けしておりますのでその点はご安心下さい。公平さも出来るだけ意識はしていますが、一人の欲深い人間としてそれは無理だと確信していますので、そのあたりを差し引いてお読み頂ければ幸いです。