しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
ご存知かと思いますが、今週末、最後のセンター試験が行われています。来年からは「大学入試共通テスト」という新しい方式に変わるそうで。かくいう私も2X年前、同じように受験しました(思い切り玉砕しましたが)そう考えると、センター試験って、相当長い期間に渡って行われているのですね。
殊センターに関しては、本当に "努力した分" だけ報われる試験だと思っています。当ブログを見られている読者様には受験生の方はおられないかと思いますが、悔いのないよう、これまでの勉強の成果を出し切れることを願ってやみません。
我が家は、一般入試を回避しまーす☆
ところでコレ、我がしょこら@家にとっても、決して無縁の話じゃないのです。
今年4月、下の娘が高校3年生に上がります。よりによって、新方式テストが行われる初年度にヒットしてしまったワケ。次女とは違う公立高校に通う同級生の親御さんからも「一体どうなるのか、気が気じゃない」という話を耳にします。
ですが、我が家はチート技を使わせてもらいました。
数年前から入試制度の変更については分かっていましたから、進学先選びにあたっては公立高校ではなく私立大の附属高校を狙い、そこからの内部進学(推薦)を目指すという作戦を取ったのです。アメリカ帰りの帰国子女だったので英語以外の科目がヤバかったですが、私が付きっ切りで指導して何とかパスしました。
幸い、次女もその学校を気に入って、2年間楽しく通っていたようです。
そりゃ受験の「じ」の字も頭になかったからね
「附属校推薦」に対する視線が・・・
さて、そんな附属校からの推薦入試とか指定校推薦とか、もうちょっと言うとAO入試だとか、一般試験以外での入学については賛否両論があります。
例えばこんな感じ。
でも、これね。
そもそも、高校の受験勉強と大学での勉強を同列で語る時点でおかしいですよ。だって今の受験勉強って、突き詰めると
全て暗記
に行き着きますから。数学すら、無数の解答パターンの組み合わせです。
私は、出来ることならそんな暗記一辺倒の受験勉強はミニマムで済ませた方が良いと考えています。高校までの勉強と大学の勉強は、根本的に違います。あ、ところでコレ文系に限った話ですので(笑)理系は、確かに数理系のベースがなかったらお話にならないのはまったくの同意であります。
ですから、ルールに沿ってさえいれば、取り得る手段(受験方式)は何を利用しても構わないというのが私の考え。大学を出て専門家になる訳でもあるまいし、興味ある学問を追究する機会を得る方法なんて、そこそこの頭さえあれば何だって構わない。そういう意味では、卒業のハードルが圧倒的に高いアメリカの大学の方が、よほど理に適っているのではないでしょうか?
附属高校のカリキュラムの良さは、そんな受験勉強に縛られず、本を読んだり、ディベートしたり、"考える時間" が多く得られる点にあります。前述の大前氏の言う「セオリー・オブ・シンキング」もそのような経験から生まれるはず。附属校推薦を廃止すべきということは、このようなカリキュラムをも否定するというのか?
私は子供には、教科書の外で起きている世の中の色々なことに関心を持って欲しいし、自身の経験から、英語だけはしっかり勉強すべきだと思っている。そんなメリハリのある学習環境を期待して、次女には今の高校を勧めました。
と、いうわけで、
一般受験サ・ヨ・ウ・ナ・ラ!
想定外のことを言い出した!!
なぁーんて、実は世間様に対してちょっぴり煽り気味にいってやろうと思っていたんですよ。ええ、昨年末の三者懇談に参加するまでは・・・
昨年暮れ、担任の先生と、希望学部の推薦を得るための基準などについて話してきたのですけどね。どうも、次女がぼんやり考えている専攻分野がその大学以外にあるらしく「他地域の国公立大を受けたい」などと言い出したのです。
青天の霹靂とはまさにこのことだ。
2年間、何も勉強してないのに無謀だろう!(←表の声)
これまで高い学費を払ってきたのにィ!!(←裏の声)
既に大学入試共通テストまで、ぴったり1年。
今から他の大学、ましてや5教科以上の対策を要する国公立だなんて、スペランカーをノーミスでクリアするくらい無理ゲーとしか言いようがないじゃないか。
昨年の今頃は、長女の第一志望校の試験を控えて家中がピリピリしておりました。ようやく一段落したかと思ったら、今年もまた修羅場を迎えるのか・・・しょこら@家の長い第二ラウンドのゴングが鳴った、2020年年明けのお話でした。