しょこら@(@syokora11_kabu)です。
今日も当ブログをお読み頂き、ありがとうございます。
毎月配当生活を構築したい方にとって、4月権利確定となる高配当銘柄を探しても、なかなか良い銘柄が見つからないのではないでしょうか。
私は税引後利回りで3%以上を一つの判断基準として、日々投資に勤しんでいますが、4月確定の銘柄でそのレベルの利回りを得るためには、どうしてもJリートが選択肢から外せないと思っています。
今回は、そんな4月権利確定となるJリートを比較検討しながら、買いとなり得る銘柄を取り上げてみましたので、ご覧下さい。
4月確定のリート 各銘柄データ比較
以下10本が、4月確定の全リート(利回り順)です。
ポジティブとみられるポイントには水色でハッチングしてみました。また、青文字の(3451)(3476)(3298)は、現在私が保有している銘柄です。
補足までに、NAV(Net Asset Value)とは、そのリートが保有している不動産か銀行からの借入金を差し引いた純粋な資産価値のことで、NAV倍率は端的に言うと「時価総額とNAVの関係」を示します。一般的には、1.0を基準に、それより上であれば割高、下であれば割安と判断することが多いです。株式でいうPBR相当。
※時価総額=純粋な資産価値なら、NAV=1.0になります。時価総額>純粋な資産価値の場合は1.0より大きくなり、これは市場に出回るリート価格が、実際の資産価値より割高であることを意味します。
さて、どれを買おうか?
仮に税引後利回り3%を確保しようと思ったら、税引前で4%は欲しいところ。
ただし検討する上では、利回りや各種指標もさることながら、そのリートがどんなアセットに資金を投じているか(物件内容)が基点であることを忘れてはいけないと考えております。
以下は、個人的な選好基準です。
少子化待ったなしの日本。先々の不動産需要先細りを考慮すると、マンションをメインアセットとするリートには、個人的にはあんまり食指が伸びません。
一方で、企業活動のベースとなる「オフィス」や、来日客によるインバウンド需要に支えられた「ホテル」「商業施設」のニーズはそれなりに続くとみています。また「ヘルスケア」関連も、高齢化社会に向かう中でニーズは高いかなと。
その観点で見て、しょこら@的に買い向かいたい銘柄としては以下2つあります。
(3476)投資法人みらい
ここのアセットは、現時点でも住居以外で占められていますが、今後は更にスポンサー傘下企業が保有するヘルスケア・インフラ施設、森林、海外不動産といった分野まで取得も拡げていくという方針。この住居に依存しないリートという点が自分的には高評価です。ちょうど今月末に4:1に分割されて一口あたり価格が5万円以下になり、非常に買い易いのもGOOD。価格が下がれば積極的に買い増したい銘柄の筆頭です。
こちらの銘柄については以下記事でもまとめていますので、ご参考下さい。
(3287)星野リゾート・リート投資法人
前述の通りのインバウンド需要銘柄であります。温泉に特化したリートとしては(3472)大江戸温泉がありますが、ホテルに特化したリートとして欲しいかなと。各種指標も良い水準ですしね!難点は、50万円以上ものまとまった金額が要るので手が出し辛いところ。(2914)JTが200株も買えてしまうのよね..(´・ω・`)
リート系は、一般企業の株価が大幅に下落した時でも意外と底堅く推移するので、私にとってポートフォリオ内のセーフティネット的な存在になっています。今回挙げた2つ以外にも、冒頭のリストにある通り利回りがとても良い銘柄が並んでいます。アセットの中身も含めて、お気に入りのリートに出会えることを願っています。
当ブログは、特定の銘柄の買いを推奨しておりません。
くれぐれも投資は自己責任でお願いします!