しょこら@です。
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先日、My PFの日本株四強の一角である(8058)三菱商事の第3四半期(3Q)決算発表がありました。
出てきた業績そのものには目立ったポジティブさは無く、むしろ3Qの連結純利益は前年同期比▲2,592億円の減少、11月に示された2024年通期見通し9,500億円に対する進捗率も73.3%と、正直ビミョーな内容・・・
・・・だったのですが、それをかき消すほどのインパクトに投資界隈が騒然としています。それは
自社株買い
度肝を抜かされるその規模
以下が、同社からの発表内容になります。
2. 取得の内容
(1) 取得する株式の種類:当社普通株式
(2) 取得する株式の総数:417,000,000 株を上限とする
(3) 株式の取得価額の総額:5,000 億円を上限とする
3. 消却の内容
(1) 消却する株式の種類:当社普通株式
(2) 消却する株式の数:上記2より取得した自己株式全数
※同社「自己株式取得に係る事項の決定及び自己株式の消却に関するお知らせ」より抜粋
既に発行されている普通株式のうち上限5,000億円分の株を彼らが買い取り、そしてそれを消却=市場から無いものとする、ということ。
それがどれくらいスゴイことなのかは、同社の決算説明会資料内にある以下の図がわかりやすいです。
ここで、彼らが稼ぐであろう9,500億円分の利益のうち、配当金2,900億円、既発表済の自社株買い1,000億円そして今回追加の自社株買い5,000億円と全部合わせて8,900億円、率にして94%を株主に還元することを示しています。
弊ブログで何度も強調している通り、一般的には「増配」が最もダイレクトに訴求出来る株主還元策。自社株買いも ”残された株の価値を上げる" メリットがあるものの、ぶっちゃけその効果を肌で感じにくい点は否定できません・・・
でも流石にこの規模はズバ抜けてます。利益の殆どを還元するワケですから。
少々大盤振る舞い過ぎやしませんかの💦
この発表を受けて翌日の株価は+10%近い爆上がり!正直、三菱商事ほどの大型株が自社株買いでここまで上げるなんてあまり経験したことがありません。
買値823円の私の1,500株も、かなりウハウハなことになっております( ´艸`)
いやしかし、本当に
こういうサプライズがあるから個別株投資は止められませーん!!
ETFや投資信託も勿論メリットはたくさんありますが、これからも日本株くらいはこんなドキドキを楽しんでいきたいなと改めて思った一件でした。
途中で手放してしまった「300株」
さて、以下は蛇足です。
こうなるとモヤるのが、私が2020年11月に手放した、300株の存在である・・・
分割前の当時価格4,674円で売っているけど今の価格だと8,346円相当。「なかなか大きな」売却益+66万円どころか+176万円にまで膨らんでいるぢゃないか。しかも代わりに買ったのが未だ鳴かず飛ばずの債券ETF、なのだから始末に負えぬ。
360度どこから見ても完璧な「タラレバ」ですけどね💛
ま、これも投資あるある。
買うよりも売る方が難しい、と言われるけどマジでその通りだなぁとつくづく。これにめげず、今後も握力強化トレーニングに勤しんでまいる所存でござる
・・・・・
最後になりましたが、同じホルダーの皆様、改めておめでとうございます!!
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