しょこら@です。
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今回の記事は、私が欧州駐在時代に行った気まぐれ旅行記、第二弾です。
『ドイツと言やぁ、ベルリンの壁やろ』という単純な思い付きのもと、急遽週末を使った1泊2日のドライブ旅行に繰り出した私しょこら@。前回の記事では、私が現地で宿泊したホテルを紹介しました。
初日は約10時間の車移動とホテル周りの散策だけで1日終了。2日目の朝から、実際の滞在時間は約半日と短かったのですが、ベルリンの壁やその他スポットを見て回りました。その時の様子を、こちらの記事にて綴ってまいります。
※今回の記事は、画像多めです!
各画像の重さは100KB以下と軽くしていますが、読み込みに時間がかかるかもしれません。ご了承下さい。
ホテルからベルリン中心街へ…
朝8時。
宿泊先のホテルをチェックアウトした私は、車と荷物はホテルに置き、ベルリン中心街に向けて出発しました。
ホテルを出て徒歩1分、地下鉄U-Bahn2号線「カイザーダム駅(Kaiserdamm)」が散策の起点です。ベルリンの地下鉄駅は、比較的綺麗。
そこから揺られること約20分、乗り換えも無く「ポツダム広場駅(Potsdamer Platz)」で下車しました。予想より、随分モダンな雰囲気の街並みだなぁ、と。
今回のベルリン市内 "お散歩" ツアーは、以下の青色に沿っていきました。ブランデンブルク門、国会議事堂、ベルガモン各物館、そしてベルリン大聖堂を見て回るルートです。所要時間は、のんびり歩いて1~2時間くらいでしょうか。
先ずはベルリン中心地をテクテクと
ブランデンブルク門
ポツダム広場駅から北へ10分くらい歩くと、早速大きな門が見えてきました。ブランデンブルク門です。
昔はこの門から王宮へと街道がつながっていて、まさにベルリンの正門とも言うべき重要な地点でした。あのナポレオンがベルリンを征服した時にも、この門から凱旋パレードをしたんだそう。
ナポレオンさまと同じ風景を見ている訳ですわね♡
ギリシア・パルテノン宮殿と同型の円柱には、歴史を感じさせる風格があります。
国会議事堂
さて、ブランデンブルク門の直ぐ隣に、ドイツの国会議事堂(ドイツ連邦議会議事堂)が見えていました。
国会シーズンではなかったからか、あちこちで改修工事をしていました。これまた、重厚な雰囲気の建物です。
ベルガモン博物館
そして国会議事堂から東へ歩くこと約20分、ベルガモン博物館に到着しました。
誰が聞いても頭に浮かぶ、世界的に著名な品物こそ無いものの、ギリシャ・ローマ・中近東のヘレニズム美術品、イスラム美術品等が展示されているそうです(今回私は入場せずでした)
こういう像を見るとテンションが上がる私は、中二病でしょうか・・・
ベルリン大聖堂
すると博物館の隣に、ド迫力の建物が!!
ベルリン大聖堂です。
なんと美しい・・・
その巨大な全貌を上手くカメラに収めるために、前へ後ろへと撮影位置を何度も調整しながら、何とか撮ることが出来ました。観光客が少なくて良かった(笑)
作りがとっても精緻で、引き込まれてしまいますわ♡
お目当てのベルリンの壁、だったが
さて、大聖堂から少し戻って、今回の旅の最大の目的、ベルリンの壁のある『イースト サイド ギャラリー』近くまで電車で移動することにしました。緑線が電車(S-Bahn)の利用区間です。
駅の周辺の様子。
どことなく、落ち着いた感じの街並みですね。
今回は「ベルリン=フリードリヒ通り駅(Berlin Friedrichstaße)」から「オスト駅(Ost)」まで、S-Bahnを使って行きました。
ところで、ヨーロッパの駅は基本的に改札がありません。切符を買い、入場日・時間を打刻出来る機械があるのでそれに通した後、そのままホームにあがります。打刻せずとも乗車出来てしまう訳ですが、時折やってくる車掌さんに見つかった場合、3倍くらい罰金を請求されることになります。
イーストサイドギャラリー
いよいよ、お目当てのベルリンの壁に到着です!
ここ「イーストサイドギャラリー」は、現存するベルリンの壁の中で最も長く、約1.3kmもあります。倒壊後、平和の象徴として世界各国のアーティストが無償で絵を描く場所になり、ギャラリーとして国内外の人々に親しまれているそう。
一応、ベルリンの壁って世界的な文化財なんですよね?もっとこう、歴史的な重みを感じる場所かなと思っていたのですが、POPな絵のせいか、なんとなくファニーな空気が漂っている・・・
ここで、最も衝撃的だった発見が・・・
ベルリンの壁、薄っス!
しかも、倒れないようにつっかえしてるやないか
壁の上に人が乗ってハンマーで壊すシーンが印象的だったので、もっと分厚いものを想像していたのですが。本当に正直に申し上げますと、少なからずガッカリ感が否めませんでした💦
とはいえ、この高さと厚さでさえも、当時の人々にとっては絶望的な存在だったのでしょう。
ちなみにこの壁は「旧東ドイツ側」の壁なのだそうです。西ドイツ側の壁との間には、以下イメージ図のように地雷や有刺鉄線、監視塔などが設置され、この僅か数十mの距離を超えるのに、数え切れない人々が命を落としたというのです。そういう理不尽な過去に思いを馳せると、自由にどの国でも行き来できる今の時代に生まれたことの幸運さを、改めて感じます。
※Wikipediaより
さて、ここのギャラリーで最も有名な絵は、旧東ドイツ国家評議会議長だったホーネッカーと旧ソ連のブレジネフによる接吻を描いたこちら。
初見の方にとっては「なんだか気持ち悪いな」とお感じの方もおられるかもしれません。別に同性愛者の二人が実際にキスをしたというものではないそうなので誤解無き様。ロシアでは挨拶としてのキスの風習があるそうで、それを戯画化したものだと言われています。
そして、我らが日本のアートもありました。
・・・なんだかビミョーな雰囲気ですが・・・
おまけ
旅につきものと言えば「食」ですよねー。
今回もしっかりご当地グルメ、食べてきました。
CURRY36
ドイツで有名な食べ物と言えば、何と言ってもビールのつまみのソーセージ!その中でもベルリンには『カレーヴルスト』という名物B級グルメがあります。
カレーヴルストとは、こんがり焼いてスライスしたもの太めのソーセージに、トマトケチャップやカレー風味のパウダーを掛けて頂く食べ物です。
今回、ベルリンで最も人気があると評されるカレーヴルスト屋『CURRY 36』に、ホテルへの帰り道に立ち寄りました。
動物園駅の目の前に、店舗があります。
そしてやっぱり有名店、結構並んでる・・・
オッサンが、黙々とソーセージを焼いています。
5分程待つと、出てきました!
カレーパウダー入りのトマトケチャップとマヨネーズを、これでもかというくらいたっぷりかけて頂きます。まさにカロリーのお化けです。でもだからこそ旨い!この欲望には抗えない・・・
ポテトフライとの付け合わせで約4ユーロ(約520円)でした。そして、気付いたら皿が空になっていた(汗)もちろん、ビールとの相性が合わないワケがない。傍にジョッキがあったら何皿でもイケてしまうやつです。
そらドイツ人、太るわ
以上、かえる🐸による思い付き一人ドライブ旅行の様子をお届けしました。
東西冷戦による国の分断という、悲しい時代の傷跡を実際に目にすべく足を運んだ私でしたが、正直あのギャラリーは、例え平和の象徴だとしても要らないかなぁ、と個人的には感じました。
ベルリン市内には他にも「チェックポイントチャーリー(国境検問所跡)」「トポグラフィーオブテラー(国家機密警察本部跡)」「ベルナウアー通り(ベルリンの壁記念館)」など、当時に関する史跡がたくさんあるそう。より深く感じるためにも、2日くらい掛けてゆっくり回るのがいいんだろうな、と思った次第です。
画像多め+長文記事でしたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
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