しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
さてさて、今回はみんな大好き麻薬給料のお話。
世の中のサラリーマンで「給料をそれなりに貰っている」と呼ばれる人の一つの目安ラインが年収1,000万円だと言われています。2017年に実施された国税庁・民間給与実態統計調査によると、40代前半の平均年収(男性)は569万円ですから、その2倍弱にあたりますね。
ネットを漁ると、そんな年収1,000万円の人物像たるやいかに、なんて記事がポロポロ出てきます。以下も、そのうちの一つなんですが、
特に具体的な数値もなく、読んだ人からの「タイトルの割には、面白くないわ!」なーんて辛辣なコメントが見られます。
LIMOの記者がうまく書けないのなら、私が一肌脱ごうじゃないか!と思い立ち、この記事で公開しようと思った次第です。もうぶっちゃけ全部晒しちゃってますw「年収1000万円前後のサラリーマンは逆に収支が最もキツイ」とも言われますが、果たしてそれは事実なのか?この層のリアル、ご覧頂けましたら幸いです。
これが私の給与明細です①
私の属性を簡単に申し上げますと、
- アラフォー
- 製造業
- 中間管理職(海外向け営業)
管理職なので残業代は全くつきません。基本は業績評価が全てです。まぁ年功序列な部分はありますけどね。
給与明細をそのままアップすると、会社のロゴが入っていて身バレしてしまいますので、全体の数字については以下の形でご容赦下さい。少し丸めてます。
とりあえず総支給額のところだけ画像を。
額面60万円が12ヵ月分で720万円、賞与は年・評価によって変動しますが凡そ4~6か月分程。全て合わせてギリギリ額面1,000万円といったところです。
手取りだと43万円が12ヵ月で516万円。賞与と足して750万円くらいでしょうか。
収支の肝、出ていくお金は・・・
一方、我が家の出ていくお金は果たして幾らかというと、予算ベースになりますが概ね以下の通り。
- 住宅ローン 11万円
- 家族に渡す生活費 10万円(食費、雑費、小遣い)
- 電気 1万円(オール電化+太陽光、季節変動大)
- 携帯 1.2万円(格安携帯4人分)
- 保険 1.5万円(自宅・子供)
- 学費積立 5万円(次女の私立高用)
- 一般財形 5万円(給与天引)
- 投信積立 4万円(口座引き落とし)
合計で39万円です。収入との差額は、私の小遣い、私用の車のガソリン、その他諸々の費用に消えていきます。
この時点でかなりカツカツなので、急な冠婚葬祭や宴会なんかが入るとあっという間に危機に陥ります。財形や投信は、給料支給と同時に強制的に引き落とされますし、学費の積立も必要なので、私の小遣いからやりくりするしか手がありません。
そうすると1ヶ月くらいドライブ不可になるんやで~
子供の学費は、出来れば学資保険には手をつけず、ギリギリまで月々の給与内でやりくりしようと思い、一部積立しています。将来、何があるか分かりませんしね。
ただ一つ「生活費が高い」と思われるかもしれません。ここについては、私が財布の紐を握っている以上、あまり喧しく言われて言い争いたくないので口止め料の意味も込めてこの金額を渡していますw ちなみに嫁さんもバイトしてます。
これも子供が卒業するまでの辛抱だ・・・と思って、耐える日々。
これが私の給与明細です②
ところで、これが海外駐在時ともなると、またガラッと風景が変わります。私が米国にいた時の月収は、以下のような金額でした。日米で給与明細がバラバラな為、これまた数字の転記のみで失礼します。
※為替レート:US$1 = 110円
手取りで月100万円に届きそうな数字・・・ただ、ここには米国での家賃補助(補助というか、全額)が含まれるので、実質的には70万円くらい。
日本・米国の2カ国で給与を分けて頂いていました。保険料控除をはじめ、財形積立やら日本のクレカの引き落とし等がありましたので、それを睨みながら金額は自由に振り分けが可能です。住民票を抜いているので住民税・所得税等はありませんが、会社が「みなし扱い」として給料から差し引く形を取っています。
額面だと年収1,700~1,800万円ですね。
会社によって、また赴任先の国によってかなり差はあるでしょうが、おおむね日本にいる時に比べて、1.5~3倍くらいは額が増えるのではないでしょうか。
えっ?
そんな高額な給料の割に、今の資産額それほど多くないじゃないか、って??
赴任先で遊び過ぎたんや・・・皆まで言わせんといて・・・
駐在時代はつい散財しましたが、株式投資を始めてからというもの、すっかり心を入れ替えました。昼食はいつも自宅の残り物を詰めて持っていきますし、お茶もボトルで持参するので外では買いません。コンビニはめったに寄らないし、酒やタバコはそもそも全く嗜みません。最近は、衣服や雑誌にも興味が薄れつつある状態。自宅ではもっぱら20年選手のフリースやら、襟がボロボロのTシャツやら、そんなのが部屋着。
典型的な中年のオッサンですよ
とはいえ、やはり自宅&車2台持ち+教育費用はきついのが実態ですね。
現在は、月々の収入から株式の購入に充てられるお金はゼロに近いです。暴落時などは特にやきもきしますが、少しでも現金余力を確保出来るようになりたいので、ブログなどを通して「節約術」を学んでいる毎日です。
以上、年収1,000万円社畜の、夢も花もないリアルな収支状況をお伝えしました。