しょこら＠（@syokora11_kabu）です。
本日も、当ブログをご覧頂きありがとうございます。
昨日の日経平均の終値は、前日比+121円の21,188円。
平成最終日から一昨日まで続いた連続下落日数は、7日でストップしました。やれやれようやくプラスか、といった感じ。この間の下落幅は▲1,240円（▲5.5%）いきなりハンデを背負った、令和の幕開けです。
本日は、個人投資家に人気な2つの銘柄にて、決算発表がありましたヨ。
（3197）すかいらーくHD 1Q決算
（9433）KDDI 本決算
さーて、どちらについて記事にしようか、と考えた私。おそらく本日は、たくさんのブロガーが（9433）KDDIに言及していると予想。なんせ増収増益＆増配＆自社株買い＋消却と、なかなかのポジティブ決算内容でしたからね～。証券会社からのレーティングも引き上げられていますし・・・。
と言う訳で、競争を回避すべくｗ「すかいらーくHD」の方に焦点を当ててみます。
両 方 と も 書 け
本決算前の謎の下落・・・
さて、件のすかいらーくHDですが、決算発表前で悪材料が何も無いにも拘わらず、昨日の株価がズドーーンと急落しました。大口機関投資家が決算を悲観して売り抜けているのでしょうか。何だか嫌な感じです。
しかし結果としては、今回の決算に特に悪い内容もありませんでした。個人的にはホッとしています。既に500株保有しているので、株価が落ちたからといって買い増し出動はしませんが、引き続きまったりホールド出来そうです( ´艸｀)
1Q結果は「増収・減益」
ここから、同社第1四半期の数字を見てみます。
表の通り+4.2%の増収に対し、▲1.2%の減益でした。
※同社 2019年度第1四半期 決算補足資料より引用
とはいえ、2月の前年度本決算で発表した2019年度見通し（以下表）は「売上高+1.0%、営業利益▲3.8％」でしたから、これと比較する限り今のところ良い数字だと思われます。年後半の消費増税が懸念。
※同社 2018年通期 決算説明資料より引用
売上増のポジティブ要因として、既存店売上が+2.9%（+31億円）と健闘しているのが目立ちます。また新店出店も『から好し』『しゃぶ葉』といった差別化ブランドを中心に26店舗増やし、効果額にして+26億円ほど寄与した模様。
一方で、2019年12月期の業績予想は、上記表ガイダンスの数字を維持しています。
株主優待の動向について、私の考え
同社で人気の「株主優待制度」について、行く末を不安視する個人投資家が多いようですが、私しょこら＠の個人的な感覚としては当面は継続されるだろうという楽観的なスタンスです。その根拠は、今回の決算資料で添付されている、こちらのスライド1枚に集約されます。
※同社 2019年第1四半期 決算補足資料より引用
わざわざ、このようなスライドを用意するという作り手の意図は一体何か？
「株主優待が、業績の重しになっているのではないか（←実際なってるけどｗ）」という投資家の不安を払拭するためのデータに他ならないはず。
裏返すと、会社としてこの優待制度を何とか維持したいという強い意志の表れだと私は受けとめます。前回決算で同社が減配を決めたのも、優待継続と天秤にかけた結果だとの認識です。
無配と優待廃止を同時に持ってくる輩が最近おったけどな
また、昨年紙の優待券から磁気ポイント式のカードに切り替わりました。当然この対応にあたっては追加投資も掛かっているはず。少しでも廃止が頭にあるなら、敢えてこんな面倒な施策は取らないのでは？（そんなにコストダウンになるようにも思えないし）今後、長期保有条件を付ける等のハードルUPは考えられますけどね。
以下分析をみると、優待コストが営業利益に掛かるインパクトは1割強です。既存店の頑張りに支えられている様子。私も優待乞食に徹せず、しっかりお金を落とさないといけないな、と思いましたｗ
以上が、私が同社の株主優待継続に対して楽観的にいられる「読み」です。勿論、あくまで個人的な推測に過ぎませんので、くれぐれも自己判断でお願いしますね。
老後もガストに行くのはアリですか？
すかいらーくHDの決算内容レビューと、今後の優待の行方についての筆者見解をお届けいたしました！
こちらの優待は、使えるお店のバリエーションも豊富で、使い勝手がとても良いです。私の老後の外食ライフの一助となることを願い、永久ホールドしたいなぁと。別におじいちゃんがガストに行っても、変じゃないですよね？(´･ω･`)
問題は、80歳でハンバーグ＆チキン南蛮定食が食えるかやな
当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
くれぐれも、投資は自己責任でお願いします！
