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2025年大阪万博開催決定!その経済効果を期待できそうな株銘柄を考えてみる

しょこら@です。

日本時間24日、パリで開かれた博覧会国際事務局総会で、2025年の国際博覧会(万博)は大阪で開かれることが、正式決定しました。日本にとって、2020年の東京オリンピックに続く大イベントです。
いやぁ~、地元が盛り上がる話が来て嬉しいです!

メディアでよく「万博開催すると、かなりの経済効果が期待できる」との記事を目にします。では具体的に、いったい幾らくらいのインパクトが出るのでしょうか?
また、私たち投資家にとっては、どのあたりの業種が特に恩恵を受けて、今後の株価にポジティブに効きそうなのかも、気になる話ではあります。
個人的にも興味があったので、簡単に調べてみました。

 

大阪万博が開催される場所はどこ?

今回、晴れて誘致が決まった万博の開催場所は「夢洲(ゆめしま)」という、大阪の西部に位置する埋め立て人工島です。

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関西の方は十分ご存知かと思いますが、ここ
はっきり言って何も無い
ところなんですよね。まぁ上の写真見たら直ぐ分かりますけどw コンテナターミナルや空き地が広がっている程度です。

アクセスも、非常によろしくありません。
直ぐ上にある舞洲(まいしま)と下にある咲洲(さきしま)これらも人工島なんですが、夢洲につながる橋やトンネルが渋滞することを考えると、出来れば車で万博には行きたくない場所です。

といいつつ、鉄道も、現時点では通っていません。
大阪メトロ中央線のコスモスクエア駅から延長して、夢洲に新駅を作る計画はあるようです。一方、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)に行く際に最も使われるJR桜島線が、終点桜島駅から延長される計画があるかというと、JR曰く「未定」。
環状線から1回で乗り継げたら、使い勝手が良くなると思うんですけどね。

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(※日刊工業新聞より引用)

あとは、海から攻めるルート・・・今は貨物船しかないんですけど(´・ω・`)
まぁ、いずれ直通フェリーくらいは出るでしょう。

ところで、目下カジノを併設するIR(Integrated Resort:統合型リゾート)の議論が進んでいますが、大阪も、この夢洲地区に施設を誘致しようとしています。IRと万博が来て、鉄道含めた交通網が整備されれば、USJとの相乗効果で、このエリアは日本でも有数の商業地帯として様変わりしていくはずです。

 

万博開催で見込める経済効果は幾らなの?

万博で見込める経済効果は、大きく分けて以下の3つがあります。

  1. 会場周辺並びに広域インフラ整備に関わる公共・土木建築事業
  2. 万博会場・パビリオン自体への投資
  3. 開催期間中の来場者による消費支出

直近の日本での万博には、2005年3-9月に愛知県で開催された「愛・地球博」があります。この時の経済効果に関して、日本国際博覧会協会とUFJ総合研究所が共同で分析を行ったレポートが出ていますので、参考になるかと思います。

http://www.expo2005.or.jp/jpn/press/press051109_11.html


こちらの内容を、さらっと紹介します。
※各金額は、レポート中「2000年価格相場への換算値」です。

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公共・土木建築事業への投資効果

愛・地球博会場へのアクセス改善のため、開催前から数年かけてトラムや新たな道路等が整備されました。これらの直接的な万博関連インフラの投資額は、3,080億円となっています。
更に、この愛・地球博に合わせて開港した「中部新国際空港(セントレア)」や東海環状自動車道などのビッグプロジェクトを、間接的な万博誘致の効果として見込んだ場合の投資額は2兆6,620億円にも上ります。

3,000億円の金額がピンと来ない方のために。
東京ディズニーシーをドンっと建てた時の建築費が、ほぼ3,000億円だそうです。

 

万博会場のハードへの投資効果

こちらは、万博会場自体の整備や、各国・企業がパビリオンとして出展するための投資費用になります。万博会場整備で1,319億円、出展者による投資が461億円、合計1,780億円の影響がありました。

ちなみに、USJをドンっと作った時の建設費が、約1,700億円なんですって。

 

ここまでで、テーマパークが2個出来てしもうた・・・。

 

開催期間中の来場者の消費による効果

これが、私たちが最も目の当たりにしそうな部分です。
愛・地球博は、6か月の会期中「延べ2,204万人」の来場者がありました。彼らが交通・宿泊・飲食・買物・その他サービスにお金を落とした金額は、合計で4,819億円にもなるそうです。
(4661)オリエンタルランドの2018年3月期連結売上が4,793億円なので、日本のディズニー関連ビジネス1年分を、中部地区が半年で売り上げた格好になりますね。
すごー。

更にこれだけでなく、開催に伴う雇用の増加や、中部地区以外への経済波及効果まで含めると総額で1.6兆円のGDP押し上げ効果があったとされています。
 

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※「愛・地球博の経済効果に関する評価」より 愛知万博に関わる部分の各地域への経済効果


大阪万博では、どの業種が潤いそうか?

以上、過去の万博でも、相当の経済効果があったことが分かりましたが、さて、では具体的にどの業種がその恩恵を得られそうなのでしょうか?
上記レポートの、GDP押し上げに寄与した上位産業の分類を踏まえつつ、万博銘柄とされる銘柄を洗い出してみました。

  • ゼネコン、建築・建設関連
  • 関西系鉄道関連
  • 関西系リート関連
  • ホテル関連
  • カジノ関連
  • 警備・セキュリティ関連
  • インバウンド消費関連

ゼネコンや、この夢洲近辺に土地を所有する不動産銘柄の中には、短期的な期待値から、早くも株価が急上昇したものが出てきています。今後、更に各社からのビッグニュースによって、動意付く銘柄もありそうです。

ところで、前回万博開催の2005年と比べて大きく様変わりしているのが「海外からの訪日客への敷居の低さ」つまり緩和されたビザ発行要件です。
アジア方面からの旅行者数が増えている昨今ですが、特にインバウンド消費関連の需要増は期待できると思われます。大阪も「うめきた」をはじめとして、再開発がどんどん進んでいます。そこにお金を持った中国等からの観光客が押し寄せれば、より一層賑わうことでしょう。 好き嫌いは別にしてね。

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7年後の開催・・・長い道のりの中で、開発に向けた動きが本格化していきます。
「税金の垂れ流し」等と揶揄される向きもあるようですが、開催が決まったからには、一国民として、純粋にこのビッグイベントを盛り上げていきたい(ついでに投資でも大きく恩恵を得れれば尚良しw)と思いながら、ニュースを見ている今日この頃です。


当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
くれぐれも、投資は自己責任でお願いします!