しょこら@です。
今回は、いきなりゴルフの話題です。
プロゴルファーのタイガー・ウッズが、先週末のPGA最終戦「Tour Championship」で、久々に優勝しました。彼の最後の勝利は2013年8月の「WGC Invitational」でしたので、実に1,876日(5年)ぶり!という、とっても長い長いブランクを経た栄冠でした。
2010年代前半は、他のプレイヤーを寄せ付けない無類の強さを誇っていたタイガーですが、その後、”不倫問題” "4度にわたる腰痛手術" そして服用していた薬物の影響を飲酒運転と誤解された末での "逮捕劇" ・・・。スキャンダラスなネタにまみれ、ランキングもいつしか1,000位以下に急降下し、引退寸前まで追い込まれていたそうです。
表彰式でのインタビューで「信じられない、泣きそうだ」と語った彼の心中を察すると、他人事ながら胸が熱くなってきます(´;ω;`)
実はタイガーと私は、40代前半で、同じ年代です。
当然全てにおいて「巨象」と「アリンコ」くらい、スケールが違いますが。
ただ、そんな同じ年代の彼の、人生のどん底から這い上がった末に得た今回の勝利を見ていて、
- 自分の悩みなんて、本当にどうしようもなく、小さいものだ。
- 目の前に立ちはだかる苦難を乗り越えられるかどうかは、自分の強い信念と努力次第で、どうにでもなる。
という2点を自分への戒めにしたいと思った、3連休の最終日でありました。
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以下は、蛇足です。
ここ5年間の間、特にゴシップメディアを中心に、世間はタイガーのことを、めちゃくちゃ叩きまくっていたこと、覚えていますでしょうか?
不倫問題では「SEX依存症だ」などと騒がれ、また2017年の逮捕時には、目が虚ろで無精髭を生やした、いかにも犯罪者面なひどい写真が紙面を賑わせていました。
それが今では「感動のリバイバル!」「お前のゴルフを待っていた!」なぁーんて、掌を返したような、もてはやしっぷり。
個人的に、なんだかなーと、感じる訳ですよ(´・ω・`)
ま、アメリカには、日本以上に下世話な人たちが多いですからね。
しかし、自分なら、あそこまでぶっ叩かれたら、きっと気が狂うか、生きてはいられないだろうなと思います。そう考えても、タイガーの精神力は本当に尋常じゃないんだな、と思わざるを得ません。