しょこら@です。
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投資系のSNSを見ていると「インデックス投資派」と「高配当株投資派」の間で論争がしばしば(定期的に?)繰り広げられています。
共に一長一短があり、両方とも取り組んでいる私としては本当にどっちでもいい話ですし、公の場として相手に対する礼節を弁えた上で私見をぶつけ合うのなら別にいいんじゃない?と思いながら眺めてます。
どうせ折り合うことなんて一生ないのだから
お互い、好きに吠えさせておけばいいのよ(笑)
さて、先日も、とあるポストがX(Twitter)で話題になっていました。
礼節感ゼロの煽り口調なのはまぁさておき、元ポストの前半部分・・・
新NISAを全てオルカンで埋めて、含み益を見てニヤニヤしながら、使ったら減ることを恐れて、使わずに死ぬ人が多そう
この点、私も同じ疑問を持っていたので、今回引用させて頂くことにしました。
私自身の "取り崩し戦略" に対する理解が十分でいない部分あるやもしれませんが「本当にそんなこと、出来るんだろうか」とモヤモヤしている点を2つ、今回の記事で挙げさせて下さい。
モヤモヤ①右肩下がりでも大丈夫?
毎年増えていく、資産の数字。
それをモチベーションとして日々節約に励み、貴重なお金をコツコツ投資へ回し、エクセルとかアプリなりで管理する。そんな「お金大好き」な皆さん!
・・・長きに渡って投資に、お金に傾倒すればするほど「減らしたくない」という感情が根強くなってしまいません?10年20年と(相場要因を除いて)右肩上がりだったグラフが、ある日を境に右肩下がりになっていくんです。
ワイなら絶対耐えられんわ…
ここで突然の例え話恐縮ですが、有名RPG「ファイナルファンタジー」シリーズに『エリクサー』という最強の回復アイテムがあります。私はこのエリクサー、冒険の途上でそれなりに溜め込むのですが実は一度も戦闘で使ったことがありません。代わりに『ハイポーション』を常に99個ストックしてそればかり使ってました(笑)いわゆるラストエリクサー症候群。
要するに、言いたいのが、
使う行為は貯める行為よりはるかに難しい
頑張れば頑張るほど、それを失うのは辛い
長きに渡ってコツコツ築いてきた財を、減らすことを厭わず使っていける・・・そんな強い心を持つ人って計算高い、すごく優れた人間ではなかろうか。
そんなメンタル面でのハードルの高さが、モヤモヤの一つ目。
モヤモヤ②予測外をどう織り込むの?
FIREにおける代表的な取り崩しシュミレーションの前提に「4%ルール」なんてのがあるじゃないですか。ぶっちゃけ、私にはそれがイマイチ腹落ち出来ません。
(あっ、このルールがもう古新聞でしたら失礼しました)
「子供の学費」「家の購入」みたく、ある程度見積もれる使い道ならまだしも「老後の生活」なんて一寸先は闇の金額、4%だか何だか知りませんけどそんなワケの分からん机上の%でどこまでリスクを担保出来るのか。
- 物価の値上がりはどうみるの?
過去のデータを未来に当てはめるのは乱暴じゃない? - 政府が税金や社会保険を改悪してものすごい負担増になったらどうするの?
- 大病を患ったらどうするの?
その時、高額医療制度は今のように使えるの? - 今回の大地震のような自然災害に遭ったらどうするの?
- 老後期間と大不況が被ったらどうするの?
- 家族が面倒な事態になったらどうするの?
- そもそも、何歳まで生きるつもりなの?
これらは思いつくほんの一端です。長い人生、若い頃には思いもよらなかった不測の事態がいつ起きるか分からない。それらに対する「マージン(備え)」が必要の筈。でもそれって幾らなんだろう。1億?10億?うーん分からない・・・
これがモヤモヤの二つ目。
そんなワケで、取り崩し戦略に対するモヤモヤが晴れないので是非実際そうしながら人生を全うした(?)人の経験談をお聞かせ頂きたいです!
結局、煽りポストの人と同じこと言ってるじゃないの
むしろ、資産を取り崩していくではなく、インデックス投資は資産形成のフェーズのみとし、その後高配当株投資に移行するという前提なら私にとって現実味が高いかも。大幅に減額された年金だけでは心もとないので、少しの労働と、プラス配当収入で将来に備えていく。資産を作る過程は違えど私の老後のイメージはそんな感じ。
ダラダラと書いてきましたが、私はエリクサー、もとい貯め込んできた水(株そのもの)を減らさず、コップから溢れる水滴(配当金)を舐めながら過ごすのが性に合っているなと感じる、そんな気弱な人間です。
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