しょこら@です。
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昨日は、日本株から無配・減配の発表が相次いだことを記事に書きました。その中でも、特にインパクトがあったのが(7751)キヤノンでした。なんせ「33年間」減配無しを誇っていた(昔の)鉄板配当銘柄までが軍門に下ったのですから。
そんな1日だった昨日は、Twitterを眺めていても、特に投資歴の短いと思われる方々からの以下のような呟きが少し目立った気がします。
高配当株こわい・・・むり・・・
やっぱり成長株銘柄(または、米国株ETF)がいいと思った
このように怖さを感じるのは、致し方ありません。
人間って、良い記憶(例:利益確定、増配)よりも悪い記憶(例:損失確定、減配・無配)の方がより強く印象に残りますものね。だから、今回のような悪い情報に対しては過敏に反応してしまう方も多くいらっしゃるのだとお見受けします。
元々、投資はリスクの塊ですぞ!
ですが、
ちょっと待って下さい
「無配や減配のリスクが怖いから、配当株投資を止めよう」とお思いの方は、いささか厳しいことを申し上げるようですが、スタート地点が間違っているのでは?と言わざるを得ないのかなと。そもそも投資というのは、あらゆる部分において何らかのリスクがあるという前提に立って取り組むべきもの。
そういう方には、逆に問いたい・・・
「インデックス投信やETFを買っていれば損しない」とでも思っていますか?
決してそんなことありませんよね。幾ら米国株ETFの積立投資をしていたところで、少しでも大きな調整なり、景気後退期に入ったら、含み損を抱える期間が続くことは十分ありますし、将来1ドル80円級の円高が続いた場合、ドル資産が対円で一気に目減りします。そういうところまで見越して投資戦略を据えておかないと、
こんなに損失が出るなんて。投資こわい・・・むり・・・
結局こんな感じで、いずれ場当たり的に方針(銘柄)を変えるだけという結果に終わってしまうんじゃないか、と私は思うのです。
自分の欲しい平均利回りでPFを組む!
配当投資を志向する上で「無配・減配の可能性が少ない銘柄」を選ぶのが最善なのは誰もが分かっています。でも、この世に絶対は無いというのも事実。
大事なのは、1つの銘柄の利回りに縛られ過ぎないという事ではないでしょうか。
ここで、さんざん減配のリスクが囁かれている(2914)JTを例に挙げてみますね。
日を追うごとに株価が下がり続け、ついに利回りが8%を超えてきたこちらの銘柄。配当性向は8~90%となり、いよいよ配当の払い出しがいっぱいいっぱいのレベルに達しようとしています。
(※同社ホームページ「配当情報」より)
ですが、冷静に考えるとむしろ8%という利回りが異常すぎると思うんですよね。
きっと "アンチ" の皆さんは、今から叩く気満々、1円でも減配する瞬間が来るのを心待ちにしているだろうなと思うのですが、そもそもこちらの賢明なホルダーの多く(特に最近購入し始めた方々)は「ずっと8%を貰い続けられたら嬉しいけど、少々の減配は仕方ないなー」くらいにしか思っていないのではないかしら?
以下表は、JTの配当金が減配となった場合の利回りを試算したものです。仮に30円減配したところで、まだまだ6%以上もあります。減配によって財務状態が正常化するのであれば、一時的な痛みは止むを得ないものだと(決して強がりなんかではなく)株主としては好意的に捉えたいところ。株価は下がると思いますが・・・。
そして、はじめからこちらの期待値を8%ではなく6%くらいに持っておき、その分複数の銘柄を保有して、増配+減配の諸々トータルで自分の欲しい利回り(私の場合、税引後4%)を確保する・・・そんな不労所得計画を前提としてポートフォリオを組んでおけば、1つや2つの減配に、必要以上に狼狽する必要は全く無いはず。
そういうbad caseを想定しながら、投資の軸は常にぶらさずに淡々と株数を積み立ていく。これこそが配当投資をする上で求められる心構えではないでしょうか?
【記事収録後】
全く、減配したからってガタガタ抜かすなよ(タバコプカー
ちょっと・・・あまり読者様を煽っちゃダメでしょ・・・
フン、狼狽売りだなんて、小心者のやる行為なんだから
・・・
・・・
・・・
・・・
ってオドレも売っとるやないかァーい!
※注:同社は今期の中間配当を45円→無配に決定済
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