しょこら@です。
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日米共、いよいよ各社からの決算発表が佳境を迎えてきていますが、昨日は日本株の中から悪い意味でサプライズな数字が連発となった1日でした。今回の記事では、特に昔ながらの投資家界隈ではメジャーとされていた「とある3銘柄」の決算発表、並びに配当の行方を追ってみたいと思います。
33年連続「減配無し」の巨匠、落ちる・・・
先ずは(7751)キヤノン。同社は、2020年1Qの営業利益が前年比▲74%の450億円、純損益が▲88億円の赤字になったと発表しました。四半期での赤字は、業績開示を始めた2001年以降初とのこと。
そして、1987年以降30年以上に渡って「減配知らず」だった同銘柄が、遂に落ちてしまいました。前期80円の中間配当が40円へと半減、そして期末配当は未定。
この決算発表を受けて、現在のPTSは暴落状態です。
実は、私も先日までこちらのアホルダーだったのですが、つい2週間程前に微損撤退したばかりでした。以下リンクの記事タイトルは(8570)イオンFSに触れていますが、そちらは売らずに、代わりにキヤノンを手放したことを綴っています。
不幸中の幸いだぞい...
「無配」やっちまったNISSAN・・・
続きますは、ゴーンがgoneした後すっかり青色吐息の(7201)日産自動車。
2021年3月期の通期見通し(連結純損益)が▲6,700億円もの赤字。前期もほぼ同額の赤字を出していましたから、この二期で1.3兆円以上もの利益を吹き飛ばしつつあるという恐るべき同社。ひぇー、財務状態大丈夫なのかしら。
そして、ついにというかやっぱりというか、無配転落になってしまいました(前期は10円)もはや高配当銘柄の見る影も形も無い同社。そういえば、同じアライアンス下にある(7211)三菱自動車も無配になっていましたね。ついこの間、三菱自動車に転職したアイツは元気にやってるのだろうか・・・無茶しやがって・・・。
こちらの株価もキヤノン同様に荒れそうです。株価1,000円の時に買った私が撤退したのが昨年11月頃で、この時株価700円くらいだったのですが、それが今や
不幸中の幸いだぞい2
早い、安い、「無配」の吉野家・・・
最後に(9861)吉野家HDです。同社は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて不採算店を中心に全体の5%となる150店舗を閉店すると発表しました。2021年2月期1Qの最終損益を▲40.8億円、通期で▲90億円と、それぞれ赤字になる見通し。
同社は中間・期末で僅かながら10円づつの配当を出していましたが、この決算内容を受けて中間を無配、期末は未定としています。
こちらは代表的な株主優待銘柄、その制度自体は変わらずということなので前述の2社よりもインパクトは少ないでしょうけど、やっぱり「無配」という響きは嫌ですよね。まさに、禁断のNGワード。
以上、3銘柄による恐怖の無配・減配リリースを一気に追っかけてまいりました。
私は無配・減配したからといって、ただちに手放すべきかというとそうとは限らないと考えています。特に今年は新型コロナの感染拡大という圧倒的な「外部要因」によるものですから、ビジネスモデルなり、商品性に強みがあると感じるならば構わずホールド、ないし買い増すという手も有りでしょう。ただ7751、7201共にそれが残っているかというと、かなり疑問なのですが・・・。
吉野家は1700円くらいで再INしたいです(←?)
さて、今週金曜日にはいよいよ我らが(2914)JTの決算発表が予定されています。4月の前回決算発表にあった「還元⽅針及び2020年配当予想の変更なし」という力強いお言葉を期待しつつ、座して待ちたいと思います。
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