しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も当ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
昨日は、多くの優待投資家にとって注目されたであろう、二つの銘柄の決算発表がありました。それは
(8591)オリックス
(3197)すかいらーくHD
悪い業績が出てくるのは目に見えていましたから、ずばり、皆さんが気になっていたのは「配当金」「株主優待」の動向、だったのではないでしょうか。私も両方のホルダーでしたので、決算のオオトリとして非常に気になっておりました。
結論から言うと、
オリックスについては、9期連続の増配はストップしてしまったものの、恐れていた減配は回避、株主優待も維持、という結果で無事通過。そのおかげか、TwitterのTLも安堵の声で溢れていたようです。
すかいらーくは99%の利益減で、遂に無配転落
一方のすかいらーくHDですが、新型コロナの影響をまともに受けた外食産業なだけに、営業利益4千万円、前年比99.3%減という強烈な数字が出てきました。「何としても赤字だけは回避せねば」と、全社を挙げて駆け込みで経費削減を仕掛けた舞台裏が透けて見えます。
(※同社 2020年度第1四半期決算補足資料より引用)
このような状況だけに、今回の減配は正直止むを得ないところだと思っています。そもそも、昨年に配当を38円→19円に半減させた時点で、ここをホールドするモチベーションは「株主優待」に比重が寄っていましたから、個人的には9円の減配はさほどの致命傷ではありませんでした。
8963に比べれば100倍マシ!
すかいらーくを保有し続ける意味を考える
さて、私はすかいらーくHDの500株ホルダーです。
前年度までは、配当19円/株、プラス33,000円分の優待食事券、ということで配当+優待の総利回りは4.97%(5/21終値ベース・税引前)でした。これなら「大のガスト好き」としてはギリギリ受け入れられる水準ではあった。しかし、仮に期末配当まで無くなってしまった最悪の場合、単純に優待利回りは3.86%まで低下します(期末配当が維持された場合は、4.45%)
これなら、普通に利回り7%以上ある(2914)JTを買って現金でガストへ食べに行った方がいいんじゃね?という話になってしまいそうなのです。
だんだん現金主義に染まってますわね・・・
一方、ココを手放して他の銘柄に資金を移すことについて、予想される懸念点も併せて考えてみました。
1つ目に、すかいらーくHDを保有し続けていれば得られるかもしれないキャピタルゲインが享受出来ない、という点が挙げられるでしょうか?私は1,700円強の水準でここにエントリーしましたが、昨年前までは案外底堅かったんですよね。コロナ禍が過ぎて株価が落ち着けば、また含み益ゾーンに戻るのではないかという淡い期待があります。ええ、はっきり言って、取らぬ狸の何とやらですけど。
もう1つ考えるとしたら、再度配当金を復活させる可能性がある、という点。
ただこれに関しては、当面厳しい経営環境が続くので、配当復活は期待出来ないのではと個人的には想定しています。ガストに代表される廉価ゾーンの店舗にどこまで客足が戻るか次第ですけど、給与・賞与カットの嵐が吹き荒れる中、人々の財布の紐はどんどん固くなる一方でしょうし、容易には業績が戻らないのかなぁ、と。
オリックスは、配当金とカタログギフト優待(3年未満で5,000円相当→実際は3,000円程度?)を合わせた総合利回りが8%以上もあるし、3年以上保有すればギフトもランクアップするしで、株式投資を楽しむ上でのトッピングとして手放す理由は特に無いのですが、殊すかいらーくHDに関しては、今後の株価の展開次第では、より利回りの良い他銘柄にスイッチしようかなと考え始めている、決算発表後の夜でした。
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