しょこら@(@syokora11_kabu)です。
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俺の愛車は、VWシロッコ。
外観はアルミ以外至ってノーマルだが、その中身はというと、猛烈に弄っている。どれくらい弄っているかというと、同じシロッコがもう1台買えるくらい。
外観を触っていないのは「シンプルが一番」だと思っているのと「既にこの外観で完成されている」と自負しているから。ああ、自己満足とでも何でも言うがいい。
当然ながら、世の中の女子が言うところの
改 造 車
ど真ん中に該当している。
俺が改造車、と聞いて抱くイメージは、雪かき出来るくらい低く出っ張ったエアロを組んだり、何か飛び出してくる発射台を連想させる形状のウィングがあったり、「それ地面に接してないじゃんwww」というくらい鬼キャン(※タイヤの角度)が付いている軽自動車ないしミニバンのことなのだが、
こんなやつ(↓)な
どうやらそうでもないらしい。今の女子に言わせると、アルミホイールはおろか、オーディオやフロアマット1枚でも純正以外に換えた時点で、改造車のカテゴリーに否応も無くぶち込まれるのだそうな。
そして彼女たちの間では「改造車なんてダサい」と言う意見が、大半なのだ。
昨年9月に合同会社ラビッツが行った「男性の車に対する意識調査」によると、なんと女性295人のほぼ半分は、改造車が嫌だと宣っているらしい。
確か、数年前の別の調査でも、
「改造車はヤンキーが乗る車」
「田舎者丸出しでかっこ悪い」
「あれでかっこいいと思っているのが不思議」
「車に金をかける価値観が分からない。勿体ない」
と散々にこき下ろされていた記憶がある。ま、要するに女にモテたくば改造車は止めとけ、ということだろう。こういう記事が定期的にネットにあがる、ということは「それなりに市民権を得ている」考え方なのだろうな。
ところで改造車の中でも、最低ランクに分類される改造内容が3つある。それは、
- 車高が低い
- 排気音が五月蠅い
- 見た目が派手・ダサい
車高の低さは、その利便性の悪さゆえに嫌われるのだろう「乗り降りしにくい」「着る服を考える必要がある」というクレームが代表的なものだと思われる。
排気音の五月蠅さは「周りの目が気になって恥ずかしい」といったところか。近所迷惑だしな。それに、車内でせっかく愛を語らおうとする場面で「ぶぉぉぉおおおぉぉぉ!!」という排気音が鳴り響いたら、百年の愛も醒めてしまうに違いない。
見た目・・・うーん、確かに痛車は一緒に乗ってて恥ずかしいところはあるかもしれないな。それに、上下左右全方位にビームが出るような車は、ワイルドスピードの世界だけにして欲しいと思うのが一般女子の感覚だと考えられる。
改造車嫌いの女共へ!俺のシロッコを見よ!
そこで、俺様シロッコの登場ですよ。
いかに貴様ら女共の事を考えていないかを、この場で滔々と語ってくれよう。
車高が超・低い
元々シロッコは車高が低いのだが、俺のは車高調を入れて更に落としている。乗っていると、地上30cmくらいのところに着座ポイントがあるような感覚だ。
当然ながら、
クッソ乗り降りし難い
と、いたく評判だ。ボディの何処かに手をかけ、シートに向けてケツを放り投げるように滑り込む乗り方、といえばイメージがつき易いかもしれない。無論、その過程で生足が見えようがスカートがずれようが、俺の知ったことではない。
なおリアシートも一応あるが、フロントシートを思い切り前倒しにしても、入り込むスペースはせいぜい1m四方しかないので、デブはどうやっても乗車不可能だ。
そして何より、行動範囲が極端に狭まった。街中で入れるコンビニは半分くらいしかない。嫁が以前、駐車場に真っすぐ侵入したせいで、バンパーを段差でバキっとやってしまった。それ以来、彼女はハンドルを持とうとしなくなった。
排気音が五月蠅い
保安基準に沿ったマフラーではあるが、普通のに比べればかなり音量は大きいかもしれない。まぁ、VTECのハイカム時に比べればマシだがな。コールドスタートには毎回かなり気を遣っている。
いずれにせよ、車内での愛の告白は推奨出来ない仕様になっている。あ、アッチの声が外に漏れにくいという点では用途があるのかもしれない。知らんけど。
見た目が派手である(夜間)
アルミ以外は特に弄っていないし、昼間は地味な外観だと思われることだろう。
だがしかし!
夜間になると6,700ケルビンの青白い怪光線(※ヘッドライト)全身を包む白銀の世界(※車内照明)そして無駄に左右に流れるLEDテールが、一気に存在感を爆発させる。「そんなァ、聞いてないんだけど」という不満が助手席から出ること請け合いだ。
(※画像はイメージです)
自分の絶対領域は、誰にも譲れない
さて、こんな車だから、改造車嫌いの女共からは「うわっ、イケて無さ過ぎて、モテない男の代表格ね」と思われることだろう。ふん、何とでも言うがいい。
俺は、自分の好きな車に、乗る。
乗りたい女は、乗れ。
乗りたくない女は、乗るな。
改造車に乗っている "同士" にも言いたい。
そんな車でも、世界に一人くらい、乗ってくれる女がいるかもしれない。それで十分じゃないか。悲しい哉一人もいなくたって、別に生涯単身でもいいじゃないか。
俺は、万が一嫁が「こんな車、乗りにくいし、ダサいから止めて」と強く言ってきたら、話の展開次第では別れるつもりすらあるぜ?幸いにも、最強クラスに寛大な嫁に巡り合えたおかげで、そんな痴話喧嘩に発展したことは一度も無いけどな。しかし仮に俺が独身だったとしても、彼女を作りたいが為に車種を決めるだなんてフニャチンみたいなことは、絶対にしないぞ。馬鹿馬鹿しい。
何もこれは車に限らない。衣服だろうが時計だろうが、何の趣味だろうと、自分が本当にやりたいこと・欲しいものを選択するのに、他人の機嫌や都合にお伺いを立てながら決めるだなんて、悪いけど俺は真っ平御免だね。自分勝手と言われようが、絶対に譲れない領域は誰にでもあるはずだ。俺にとってのそのうちの一つが、単に車だったということ。だからこそ、本業だって投資だって、その好きなもののために全力で頑張れるということじゃないか!
当然、これは相手にとっても同じことが言える。家族のやりたいことには、全力でそれを許容する。もちろんそのための資金は、自分で稼いでもらうがな。
もう一度言おう。
ワイは、好きな車に、乗る
おっと、近所迷惑に十分気を付けるってのは、改造車乗りの最低限の嗜みだ。みんな、気を付けようぜ。
そして俺は、今日も一人コイツに跨って、深夜のドライブウェイをひた走るのだ。大好きなKalafinaの歌声を聴きながら・・・
ちなみに奥様は、自分用の軽自動車があるので、コレには1mmも関わろうとしないらしいわ♡