しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日もブログをご覧頂き、ありがとうございます。
昨年から、幾度か小さな調整はありましたが、概ね好調な相場が続いています。これまでも「もうすぐリセッションに入る」という専門家()の声をしばしば耳にしてきましたが、結果としては未だそのような兆候はありません。多くの個人投資家にとって、もはや彼らの話は「オオカミがキター!」という羊飼いの少年程度のものにしか感じていないのではないでしょうか?
とはいえ、慎重な皆様の中には「本当にそろそろリセッションが来るだろう」とみて、キャッシュポジションを増やさんとする方も大勢いらっしゃるかと思います。Twittterの中でも、しばしばそんな現金比率の話題が出てまいります。
ものすご〜く個人的な感覚ですが、現金比率は30%くらいが理想。25%より下回りたくない。
— めぐる@資産形成ブログ📝 (@fpmeguru) February 7, 2020
金額は100万円を下回りたくない。
30代、独身で、正社員で働いているという前提ですが…👩💻
いやぁ、悩ましい話ですねー。
どのくらいが果たして適正なのか?
この記事では、もっか日本・海外株式に全力投球している私しょこら@が何%の現金比率を保有しているかを、そのベースとなる考え方を併せて綴ってみます。
我が家の現金比率を公開する
その前に、ある程度ラフに「属性」について触れておかねばなりませんね。
- アラフォー
- 既婚
- 正社員 年収約1,000万円(額面)
- 定年まで残り20年前後
- 子供は大学生1人・高校生1人
(大学卒業年まで残り5年) - マイホーム有り(ローン返済中)
- マイカー有り(ローン無し)
- 地方住まい
- 長男
- 両親は健在も、遠方住まい(不動産有り)
ええ・・・国からはガッポリ税金を絞られ、子供たち教育費のピークであり、そしてマイホームのローンもたっぷり残っている、資産形成上の足枷はまりまくりの典型的な「貯まらない」家庭環境のモデルケース、みたいなやつですね。
それでも私は日々楽しく過ごせているのですから、何の憂いもありませんけど。
さて、そんなしょこら@家の現金比率です。
2020年1月末時点の数字は、こうなりました。
ご覧の通り、15%です。
個人的には20%くらいを目途に持ちたいと思ってはいるのですが、ポジポジ病に絶賛罹患中ですので(汗)なかなかその水準をキープすることが出来ずにいます。
ちなみにこの金額にはいわゆる「生活費用口座」の残高分(常時50万円前後)は入っていません。何かあった時のために、という我が家の待機用の現金になります。ですので必ずしも投資用に使ってよいお金ではない。
さて、この比率を見てどう思われるでしょうか?一般的には「年齢%分の現金を持て」と言われています。それに比べたら、ずいぶん少なく映るのかな。
現金比率は「率」ではなく「金額」が大事?
さて、現金「比率」というくらいですから、どうしても%の数値が独り歩きしてしまいがちなこのお話。しかし、それぞれの家庭環境によって必要とされる現金の額は異なるでしょうし、ひいては投資に許されるべき金額も変わるはず。言うまでもなく投資には元本を毀損するリスクがあって、それによって家計運営が破綻しては元も子もありませんから。
当面、キャッシュが幾らくらい必要となるか
考えるべきは、これである。
我が家の場合、15%という比率を金額に直すと、約400~500万円の間にあります。十分ではありませんが、当面は以下の想定の下、この金額で回すつもりです。
教育費用は、本業の収入内で回せそう
先ず真っ先に思いつくキャッシュの用途が、子供たちの高校・大学用の学費。
我が家の場合、二人とも自宅通いなのが非常に大きくて(=仕送り不要)掛かるお金は純粋な学費に加え、通学定期・教科書程度になります。
以下条件によると、学費だけなら年間170万円。更にその他の費用を入れると、2年間続く最も負担の大きい期間で「年間200万円」程度が教育にかかる必要予算になります。でもこれなら、現在も本業給与から月々15万円を学費用に積立中なので、それで大半を賄えるかなと。
留年禁止で!
ハードにかかる大型出費は、当面ない
2024年までは住宅ローン減税の権利が残るので、それまでは繰越返済は考えていません。教育費用が掛からなくなる2025年以降に検討します。その他ハードにかかる入れ替え・メンテナンス関係も、まだしばらくは大丈夫だろうと判断(大きな災害が起きた場合は保険で対応)
そんなことを言ってると、突然家電が昇天するわよ♡
1年以上の生活費用がある
月々の生活費用が、住宅ローン返済分込みでもっか25万円前後で、ざっくり1年半分に相当します。当面の生活費はなんとか確保出来ているかな、と。
やっぱり一番は「健康であること」!
こんな感じに考えているワケですが、そんなことを言っても「来年にも職を失ったら学費どうすんだ」とか「子供がニートになったらどうすんだ」とか、諸々のリスクを想定し始めたらきりがありませんよね。でも、それらを全てキャッシュで賄おうと思ったら、いつまで経っても投資の方にお金を回すことなんて出来ません。
私は最低限、
自分が健康である限り
なんとかなるだろうと楽観しています。だからこそ、この低い現金比率でもある。
そのためにも、自分自身の年1回の健康チェックに加え、バランス良い食生活、十分な運動(ジム通い)が一番のリスク対策になるのかなぁ、と。
そしてこの考え方は、例え景気後退を迎えたとしても何も変わりません。配当株は私にとって大事な不労所得の源泉ですから、それを売ってキャッシュに充てようなんてことは、毛頭考えていない。
幸いだったのは、自分にとって子供が出来たのがかなり早い年齢だったことですね。こと教育費用に関しては、ある程度若いうちに目算が立てられるようになるのが心理的には随分楽だと感じます。
ともあれ、現在の高いポジション比率を維持するためにも、しっかり本業で稼ぎ、健康であり続けることを最優先に、なんとか向こう5年間を乗り切りたいです。
そこから先は、ガンガンに投資するよ!