しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も、当ブログをご覧頂きありがとうございます。
今の世の中、じわじわと経済格差が広がっているように感じます。これまで中間層だった人達が減り、持つ者と持たざる者の二極化が進んでいるのです。
総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)2018年結果」によると、現役として働いている二人以上世帯の貯蓄分布は以下図のようになっています。平均値1,320万円を下回る人達の割合が70%・・・これは要するに、全体の3割の人達が平均をグーンと押し上げているのです。100万円以下も8人に1人、という状況なんですね。
そんな3割の「持つ者」は、単純に現預金だけで財を為しているのかというと決してそうではない、という趣旨の記事がありました。金持ちは、投資をしている!
この記事のポイントをまとめます。
- 日本人は "貯蓄" というものへのリスクを知らない。「貯めている以上、減ることは無い」と安心しきっている。
- しかし、ウォーレン・バフェットによる「インフレーションこそが最も重い税金である」という言葉の通り、例えコツコツ貯金をしても、物価が上昇していれば現金の価値は下がる。つまり相対的に資産は減っている。
- 更に社会保険料も年々増加している。総務省の数字によると、2006年→2019年の間で、一世帯あたり+34%も社会保険料は増えている。高齢化社会が加速する将来、これが増えることはあっても減ることは決してない。
- お金持ちほど現金を持たない。富裕層が現金所持を避けるのは、庶民が気付けない、上記のような貯蓄のリスクを理解しているから。
- お金を稼ぐための手段といえば、投資の他にない。投資は早く始められればそれに越したことはない。
- 但し、投資に関する情報収集においては「書籍だから安心」「ネットだから信用できない」と考えるな。一方的な情報提供は危険。
- 投資に大切なのは、疑問・懸念・不安を払拭し、他者と意見を交わせるプラットフォームの確保。
- 自らの足でセミナーに赴き、生の意見を聞き、自分の声で質問することをオススメする。何事も、直接専門家に聞けるに越したことはない。目の前に投資のプロがいる。
まぁ、ネット記事にしてはまともなことが書かれているな、と思いました。青字の部分は私としても納得出来る部分です。逆に赤字の部分は?と感じたところ。
セミナーの取捨選択は初心者向きなのか?
この記事の結びとして、積極的にセミナーに足を運ぶことを勧めています。しかし果たしてそれが投資初心者にとって、最適なアクションなのでしょうか?
ひとことでセミナーと言っても、世の中には、それこそ本当に有益な場もあれば、終了後に外貨建て保険に誘い込むような詐欺紛いのものも少なくありません。そういった良し悪しが判断出来ないような初心者が何も考えず足を運んだところで、主催者に食い物にされかねない。まさにそれはネギを背負ったカモなのです。
目の前に投資のプロがいる?
いやいやぁ、そうとは限りませんぞ?目の前にいるのは投資のプロの皮を被った狼なのかもしれません。貴方には、果たしてそれが見抜けますかね?
他者と意見を交わす場はセミナー以外にもある
一方で良いことも言っています。投資で大事なのは「疑問・懸念・不安を払拭し、他者と意見を交わせるプラットフォームの確保だ」という趣旨の部分。
昔に比べて、今ではブログなりTwitterなり、自ら情報発信する人たちがたくさんいます。彼らの情報の真偽や考え方は、正しいかもしれないし、正しくないかもしれない。だから盲目的に信じるのが危険なのは間違いない。
しかしそれらの情報は、確かにその人の経験に裏打ちされた「リアル(現実)」である可能性が高い・・・そんなたくさんの貴重な失敗談や成功体験を、自らお金を出して投資しなくてもタダで得ることが出来るのが、現代のネット社会なのです。これって実はかなり美味しい話だとは思いませんか?タダなんですよ、タダ。
有料のNoteはどうかと思うんじゃがの・・・
しかも、分からないことがあればその人に質問も出来るし、意見を交わすことだって幾らでも可能。まさに一つの「プラットフォーム」でもあると思うのです。
信用に足るブログを見つけよう!
私としては、投資初心者であればあるほど、ネットを介した "情報収集の場" の確保を第一歩とすべきだと考えています。しかし当然ながら、ブログ一つとっても玉石混交であり、どれが信用に足るのか/自分にフィットするかは、実際にたくさん読み込んでいかないと判断つきません(とはいえ、それが一番重要なことなんですが)
そんな中でも、私しょこら@が常に拝読している中から、具体的にお勧めだと思えるブログを少しだけご紹介させて頂きたいと思います。
たぱぞうの米国株投資
資産運用の世界では知る人ぞ知る🐘さんです。身体の大きさの差が、そのまま🐸との知識の差を表しているといっても過言ではない。投資顧問のアドバイザーをされており、書籍を何冊も出されています。まさに信用度は折り紙付き。
ブログタイトルに米国株投資とありますが、米国株の話に限らず、資産運用の "いろは" について、幅広く情報提供されています。とても参考になりますよ!
ことりさんが!米国株投資で借金家族を助けたい!
こちらもブログタイトルに米国株という文字が躍っていますが、株そのものというよりは、税金の基礎をはじめとするマネーリテラシー(お金の知識)について、イラストや図を用いながら分かり易く説明されています。
最近ブログのデザインを大幅にリニューアルされており、非常にPOPな雰囲気で、センスが光る構成になっていると感じました。私も見習わないと・・・。
これ以外にも、たくさんの資産運用ブログがあります。配当株投資であれば、はてなブログ「不労所得」グループから、お気に入りを探してみてください♡
こういったブログをたくさん読み込んで、彼らのインプットを比較しながら、自分の中で資産運用における「柱」を作っていく。そして少額からでもいいから、先ずは1日でも早く投資を始めてみる・・・それが冒頭に挙げた「持つ者」側に辿り着くための第一歩なのではないかと私は考えています。
当ブログでは、特定銘柄の買いを推奨していません。
くれぐれも、投資は自己責任でお願いします!