【24/7】高配当株とかマイレージとか車とか【独り言】

ファイナンシャルプランナーである管理人が、趣味の車と旅行を楽しみながら、配当金による『経済的自立』まで目指しちゃいます!

配当株投資初心者向け!運用フローチャートとニワトリ理論で出口戦略を語る

しょこら@(@syokora11_kabu)です。
本日も、当ブログをご覧頂きありがとうございます。

この世の中に学閥があるように、資産運用の世界にも、様々な派閥があります。

例えば「インデックス投資」「個別株投資」または「キャピタルゲイン投資」「インカムゲイン(配当)投資」といったところが主なところでしょうか。

ごく稀に「かえる🐸投資」という、非常にレアで、殆どその存在を確認できない派閥もありますが、その数人のために詳細を語るのはここでは割愛します。

さて先日、Twitterを眺めていると、こんなツィートを見かけました。

配当投資は、出口が分からないからやりたくない


私は 「えーっ、配当投資ほど出口戦略が明確なものは無いのに!」と感じました。そこで、この場を使ってその点をはっきりお伝えしたいと思った次第です。

配当投資は、タマゴを産むニワトリを増やす事

以前から申し上げている通り、私が志向している配当株式投資の出口戦略は、非常に単純明快です。

墓まで持っていく(以上)

将来の不労所得生活を支える大切な原動力を、どうして取り崩すことが出来ましょうか?例えるなら、毎日美味しいタマゴを産んでくれるニワトリ自体を食べちゃうようなものです。大切に、大切にニワトリの数を増やしていく。そして産んでくれるタマゴをどんどん増やしていく。いずれ私が死んだら、そのニワトリ達を家族に引き継いでいけば良いだけ。

私のポートフォリオは、自給自足のための、一大養鶏場みたいなものなのです。

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個人的には、キャピタルゲイン投資・インデックス投資の方が、出口戦略に求められるハードルは高めだと感じています。

例えば投資開始時の元手を100だとしましょう。将来、いざ資産を現金化する時、それが200になっているのか、はたまた50になっているのか、読めますでしょうか?米国株を対象としたインデックス投信のように、基本は右肩上がりを前提にしているものなら「100以上にはなっている」のでしょうけど、では幾らになるのか?が分からない(そして一方で、減るリスクもゼロではない)先々の人生計画を立てる上で、そのような不確定要素は極力避けたい、という思いがあります。

「時間を掛ければ、インデックスやETFなどの積立投資が最強だ」という点には全く同意です。私自身も、それらを対象にした積立投資は行っています。ただ、その不確定要素を投資の主軸に据えるのは私は好まない、ということ。配当投資でも、減配・無配というリスクは当然あります。そのリスクを踏まえてもなお、再現性は配当に分があると考えています。

これが配当投資の運用フローチャートだ!

さて、私が考えている配当投資における基本的なフローチャート。つまり「購入」から「出口」までの流れを見えるようにしてみましたので、ご覧下さい。
 

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これが示すのはあくまで基本ルートです。実際には※2に注記している通り、銘柄の財務状態や事業のポテンシャルを見ながら都度判断していくことになるので、当然イレギュラーな場面は出てきます。

ご覧の通り、出口は「大幅な値上がりによる利確時」「無配転落による撤退時」か、ひたすらホールドした末での「お墓の中」か、ほぼ3通りしかありません。いたってシンプルな話なのがお分かりになるかと思います。

配当投資のターゲット「ニワトリ理論」

そんな配当投資ですが、パフォーマンスは資産総額ではなくて、その名が表している通り「配当」自体の金額だと捉えています。

先のニワトリの例えで言いますね。

ニワトリの目利きに優れた鈴木さん(仮名)丹精に育てた1匹の手籠めのニワトリが、市場で評価されて100万円の破格の値がつきました。鈴木さんは超高額ニワトリオーナーとして、鼻高々です。

一方、平凡な農家に生まれたしょこら@さん、1羽たかだか数百円程度だけれども、毎日タマゴを産んでくれる健康なニワトリをたくさん飼っています。そして日々、新たなニワトリを買ってきて少しづつその数を増やしています。

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鈴木さんは、自分で目利きして育てたニワトリの価値で自分の事業の成果を出しています。一方、しょこら@さんはニワトリが産んでくれるタマゴの数を増やすことを目指して養鶏場を経営しています。どちらが配当投資の狙うアウトプットかは、もうお分かりですよね?

パフォーマンスの指標としては、どちらも有りだと思います。ただ、ニワトリの目利きの才能が無いなぁと思う人にとっては、後者の方がビジネス、ひいては株式投資としての敷居は低いと思いますがいかがでしょうか。

以上、本日は配当投資におけるフローチャートと、その目指すアウトプットを「ニワトリ理論」として説明しました!(細かい箇所の解釈の違いは、どうかご容赦ください)配当投資を目指す読者の皆様の参考となれば幸いです。

ところで7201ってニワトリさんが死にそうなんだけど、どうすればいいん...?