しょこら@です。
ネットを見ていたら、こんな記事がありました。
サラリーマンをしていたら誰もが気になる、ボーナスのお話。
経団連は16日、大手企業が支給する冬の賞与・一時金(ボーナス)の第1回集計を発表した。平均妥結額は昨冬に比べて3.49%増の95万6744円と過去最高を更新した。好調な企業業績を反映し、12業種のうち10業種で前年を上回った。経団連の担当者は「好業績の企業が多く、最終集計でも高水準となることが見込まれる」という。製造業の平均妥結額は3.31%増の94万8013円。非製造業は妥結額が判明している企業が3社と少ないが、8.30%増の120万7875円。
【共同通信】
こういうのを見ると、ココロの底から思います。
ようやくこの時期がやってきた!(`・ω・´)
と。
私のような "しがない" サラリーマンにとっては、この年2回の賞与が、重要なポジションを占めています・・・月々カツカツでやってますからね。それこそ数か月前から、無意味なくらい延々とシュミレーション(という名の金策)をしてきました。
でも、この記事の数字って本当なの?
ところで、こちらの記事は経団連が調査した数字に基づいていますが、今年10月に、一般財団法人 労務行政研究所が調査した内容と比べると、なんだか大きな乖離があるんですよね。
同研究所が、東証一部上場213社を対象に、今年の賃上げと同時に交渉・妥結した2018年の年末賞与水準を調査した結果が、以下の表です。
※同研究所 2018年年末賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査より
これによると、全産業の平均値は75万3千円。
経団連の発表は、95万円。
20万も違いますやん(´・ω・`)
経団連の発表は、報道用に、母集団の取り方を相当恣意的に取ったのではと思わざるを得ない数字です。平均値が95万円って、どれだけ超・大企業に絞ってんだよ?って。同研究所の数字の方が、なんとなくしっくりきます。
ただ、同研究所の調査を見ても、前年同期比で+3.9%の増となっています。
トレンドとしては、やはり増加の方向できているようです。
勤続年数別のボーナスの相場は?
2年前のデータですが、政府の『平成28年 賃金構造基本統計調査』に、勤続年数毎のボーナス(年間金額)の平均値が出ています。
なお以下の数字は、全産業の平均値であると同時に、企業規模も広く大企業から100人以下の中小企業まで含めたものです(別々のデータも有り)
男性(n = 151.2万人)
女性(n = 79.5万人)
男性・大卒ですと、入社して25-29年、50歳手前くらいの年間約250万円がMAX値となっています。これ以上貰おうと思ったら、より上位のポジションを目指すか、別の会社に転職するのが最短なのでしょう。
もちろん、ボーナスの金額は、所属する企業の業績・算出式・自分の職位や評価に大きく左右されますから、本当に人それぞれとしか言いようがありません。
冷静に世間と比べて多いか少ないかを掴みながら『自分を鼓舞する』『今後の身の振り方の参考』程度に眺めてみればよいのではないでしょうか。
"社畜"しょこら@が頂いている金額は
私は、製造業の某日系企業で働いています。
会社にとって、何処にでも飛ばせ、どんな仕事でもやらせることが出来る、歩兵隊のような中間管理職(課長級)として、永遠の忠誠を誓わされている立場です(´・ω・`)
まぁその割に、たいして働かず自分磨きばかりしているのでw 会社にしたら、ずいぶん厄介者かもしれません。
前回の夏賞与は、
でした。
うちの会社の場合、冬/夏型なので、今冬の賞与が前年の業績に引っ張られます。前年は業績が悪かったし自身の成績も悪いはずなので、多分下がるでしょう。
しかも、大学の学費やら固定資産税やら保険一括払いやらで、大半が引き当て済。自由に使える金額は、おそらく10万円も残りません(泣)まさに、お金を運んでくるマシーン状態です・・・。
「お一人様だったら、一体どれだけ株に突っ込めたのだろう」という、全く建設的でない妄想をしつつ、支給日に向けて何とかモチベーションを保つ日々です。