しょこら@です。
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私は自宅を建てた際、南側の屋根に太陽光パネルを設置し、そこからの売電によって毎月僅かながらの収入を得ています。同様に、比較的新しい一戸建ての屋根にパネルが乗っかっているのをよく見かけます。
- 太陽光発電によって幾らの収入があるのか?
- 初期投資金額に対するリターンはどうなのか?
幣ブログでは以前より、そのリアルな実態を公開し続けてきました。ここ1年程、記事にするのを忘れてしまっていましたが・・・💦
もう太陽光ってオワコンなのかしら?
この記事では、昨年1年間を通しての「電気料金・売電金額」の収支実績データと共に、これまでの投資回収状況を踏まえて果たして太陽光システムは導入に値するか否かについて私見を述べてまいります。現在検討中の方々、ないし既に設置済だが周りの家の状況が気になるという方々、の参考になれば幸いです。
ザ・しょこら@ハウス 基本スペック
始めに、そもそもの対象となる管理人の自宅基礎情報について簡単に紹介します。
- 敷地面積145㎡ / 建物面積72㎡
- 2014年築 木造二階建
- 太陽光モジュール:パナソニック製(3.6kW)
初期導入費用:1,553,000円(補助金込み) - エコキュート:三菱電機製(370L)
- オール電化
- 関西電力 はぴeプラン
- 2014年契約 買取価格38円(10年固定)
ごくフツーの地方都市にある、典型的な戸建ですぞーい
FITが高い時に駆け込みで契約した1人ですわ♡
電気料金実績
では先ず、我が家の昨年1年間を通した月別電気料金、及び2019~20年との比較をグラフでご覧下さい。なお請求日ではなく実稼働日ベースです。
2021年は月平均14,876円、前年比+20.9%も上がってしまいました。年額ベースだと+3万円もの負担増、特に冬の上げ幅がヤバイです。アヒィィィィィィ
この理由としては、
- 電気料金の値上げ
原油やLNGなどエネルギー価格高騰に伴う、電力会社の値上げが続いた - テレワークによる在宅時間の長期化
大人4人(大学生2人含)が終日部屋に篭る日が圧倒的に増えた
があるかな、と。
特に電気料金について、我が家の管轄、関西電力が定期的に発表している「電気料金の燃料費調整結果」を踏まえて2021年1月 vs 2022年1月の比較をした所、1年で+13%も上昇していることが分かりました。他地域の電力会社も、大なり小なり値上げをしているはず。
請求書を見て「えっ?先月こんなに電気使ったっけ?」とお感じの方もおられるのではないでしょうか。世の中のインフレの波は、こんなところにも来ているということですね。
売電金額実績
さて一方で入ってくる金額・・・売電実績はどうだったのかというと・・・
同じく月平均は8,593円。前年並、といったところですが一昨年に比べると▲15.3%も落ちてます。
あいにく受給電力量の記録が残っていないので検証が出来ません。FIT単価は38円で変わらず、1年を通した天候不順でもなさそうなので、使った量が増えたことで売電量が減ったか、設置している設備自体の発電効率が落ちているか、そのあたりが要因かと推察されます。
以上、売った電気(+)と使った電気(-)の差し引きはというと、
【累計収支】
2021年1~12月 | |
売電金額(+) | 103,118円 |
電気料金(-) | 178,508円 |
収支 | ▲75,390円 |
なんとなく敗北感…
初期投資回収実績
最後に、太陽光発電システムを導入した2014年から昨年12月までで、初期投資額(155万円)に対して売電でどこまで元を取れたのかを計算してみましたので、ご覧ください。
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8年間で2/3!
このペースだと、FIT終了を迎える2023年の回収率はせいぜい75~80%かな。FIT終了後は売電金額がほぼ1/5(38円/kWh➔8円/kWh)になりますから、そこから先で回収するには更に15年は必要という見立てになります。
完全に老後まで掛かる計算ですわねぇ...♡
というわけで、
『自宅への太陽光発電で元を取るには、長生きが必須!』
が、当ブログの見解となります。
今後も継続して数値をウオッチしてまいりますが、家計には厳しい状況が続きそう。兎に角、出来る節電対策を取っていかないといけないということですね。
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