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8月は、不労所得生活を送る上では「夏枯れ」とも言える月です。なぜかと言うと、この月に入金を得ようと思ったら5月に確定する銘柄に投資しなければならないから。普通の上場企業では、なかなか見当たらないんですよね~。
以前の記事では、そんな5月確定銘柄の一つとして、日本の心、温泉を投資対象とする(3472)大江戸温泉リート投資法人について書きましたが、本日は別の銘柄からの入金がありましたので、簡単に紹介してまいりたいと思います。
インフラファンドから分配金を頂いたヨ
今回頂いたのは、大手マンションデベロッパー・タカラレーベンが運営する太陽光発電施設を投資対象とした(9281)タカラレーベン・インフラ投資法人からの分配金です。2020年度5月期(第9期)分になります。
【対象口数】 5口
【一口あたり分配金】 3,870円
【現在の投資口価格】 113,400円
※2020/8/19終値
【税引前年間利回り】 6.33%
※2020年5月期+11月期(予想分配金3,308円)を基に計算
インフラファンドはもっか7銘柄が上場していますが、最大手の(9284)カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人に次ぐ2番目の時価総額を誇ります。関東地方を中心に、全国に32カ所の太陽光発電所を保有しています。
税引前利回りは、どの銘柄も6%台です。1口10万円前後といったところですね。私はこちら以外に9283も5口保有していますので、トータルでは100万円ほどをインフラファンドに投じております。
さて、今回のコロナショックにおいては、殊インフラファンドに関してその影響はかなり軽微なものでした。同投資法人が「昨年11月時点の価格を100とした場合の値動き」について以下資料を提示していますが、東証REIT指数が一時期半分近くまで値を下げたのに比べると、同投資法人のようなインフラファンドの価格は最大でも▲15%程度と、比較的振れが少なかったことが分かります。世の中に電気需要がある限り、債券のような安定的ポジションを期待できる銘柄と言えるでしょう。
将来、FITの次に来るのは・・・
では債券のように全くもって安心かというと、必ずしもそうではありません。太陽光発電への投資において最も気になるのは、固定買取価格制度(FIT)によってどこまで収益が担保されているかという点だと考えられています。
同投資法人の各種資料を見ても、発電所毎の明確なFIT終了期間が明示されていませんが、それぞれの取得年月日(2016年~2019年)と事業用FIT期間(20年)から逆算すると、ざっくり2036~2039年あたりでFIT終了することが予想されます。とりあえずここまでは安心といえますが、では果たしてそれ以降どうなるのか。
FITについては、2022年4月施工予定の『再エネ特措法』において、FIP(Field In Premium)という制度に移行すると目されています。これは、固定買取からいきなり完全市場競争に晒すのではなく、電力の買い取りにあたって一定のプレミアム(補助金)を上乗せするという制度です。再生エネルギーを重視する欧米諸国では、既に普及が進んでいるのだそう。
具体的にどの程度プレミアムが乗るかはまだ法律上でも決まっていませんが、果たしてこのFIP下で、どのような収益構造になるのか。インフラファンドへの長期投資においては、今後これが最大の焦点になると私は認識しています。
FIT期間中に設備投資の償却を終えた各発電所が、プレミアム込売電価格でどれだけの利益を稼ぎだせるのか・・・おそらく各投資法人とも、早晩それを見越した事業計画を立ててくることでしょう。
ちなみに、私の各銘柄への投資も(現在の年間7,000円前後の分配金を踏まえると)FIT期間の枠内となる「15年程度」で投資元本が回収出来る見込みです。そこから先は、このFIPの動向も踏まえつつ、ある程度の利回りが見込めるようであれば引き続きホールドしながら、淡々と不労所得を得ていく方針としております。
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