しょこら@(@syokora11_kabu)です。
今週の日経平均は、4/1といい昨日といい、堅調な雰囲気がありますが、にも拘わらず私の含み損はむしろ増えています・・・どうも、日経平均が落ち込む時にリート系が踏ん張って、逆に日経平均が騰がる時はリート系が凹む、という傾向みたい。気持ち良くぜーんぶ回復する日は、切ないことになかなかお目にかかれません。
さてさて、本日のお題は「株を買うタイミング」
配当金による不労所得アップを志向されている皆様は、その源泉となる高配当株を買うタイミングをどのように決めていますか?バシッと明確な目標価格を持っていますか?それとも場の流れを見ながらの成り行き?
ここでは、初心者なりに私の考え方を整理しました。割とゆる~いコンセプトですが、ご覧頂ければ幸いです。
配当獲得は、権利確定日の保有が大前提
基本的な話になりますが、配当を得る上では、権利確定日を超える時点で株主名簿に名前が載っていること、要するにその株を保有していることが条件になります。
日本株は、大半が年1回もしくは2回の権利確定日を持っており、例えば(2914)JTであれば6月末・12月末がそれに当たります。一方で海外株の多くは、その頻度が年4回となり、毎月配当生活を構築する上で有利な条件となっています。
そういった権利確定日直前にエントリーして配当を得る権利だけゲットし、直ぐに売るという投資家もいますが、同じことを考える人は多いもので、権利前後の株の値動きはどうしても荒くなりがちではあります。
しょこら@的な、買いタイミングの考え方
では本題です。先ず、ダイヤモンド・ザイの以下記事に出ている投資家のスタイルが、私のそれと近いものがありましたので最初にリンクを貼っておきます。
プロセスは、非常に単純。
- 欲しい銘柄を、一通りリストアップする
- 自分が配当利回りを幾ら期待するかを決める
- 5-10年チャートを眺めながら、底値・抵抗線となる水準を探る
- #2と#3を踏まえ、買いたい価格を最初に決めておく
- #4の価格よりも下に来た時点で買う
ここで、私も先日購入した(9433)KDDIを例に見てみましょう。
自分が幾らの配当利回りを期待するかを決める
私は自分が欲しい利回り目標値を『税引後ベースで3%』と置いています。税引前ベースで換算すると3.76%以上。KDDIの配当は一株あたり100円なので、株価2,500円だと利回り税引前4%。先ずはこの近辺が一つの基準線になります。
5-10年チャートを眺めながら、下限を探る
以下はKDDIの5年チャートです。こちらの株価は、楽天の新規参入・携帯電話料金値下げなどを背景に上値が重い展開が続いていますが、過去5年のレンジが2,500~3,000円の間で動いていることを踏まえると
「2,500円を割ったところで買えれば、極端な高値掴みにはならないだろう」
と、考えました。
※Yahoo!ファイナンスより https://finance.yahoo.co.jp/
これら2つの視点から『2,500円以下』を自分の買い水準と置き、2,444円で200株を買い増すに至った次第です。
底値を追う必要は、全く無い!
ここで重要なのは、自分が買った後に株価が下がろうが、全く気にする必要はないということです。なぜかというと、もともとキャピタルゲインを取りにいくつもりは毛頭無くて、あくまで自分の期待した配当利回りを確保出来るかどうかが肝だとしているからです。
私も、購入した直後に株価が下がって萎えることはしばしばありますが、それで購入を悔いたことは一度も無いです(多分)
欲をかいてTATERUにインしたのはめちゃ後悔してるけどね
減配リスクを織り込んで目標設定するも良し
とは言え、配当が常に保証されている訳ではないのも、また事実。減配リスクが怖い場合は、それを予め想定に入れておくのも一計かと思われます。
例えば、高配当で有名なブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)。1株あたりの配当金が$2.60、4/3時点の終値が$40.27なので、税引前ベース利回りは6.46%です。従って私の期待値(3.76%)に対し、40%の減配までは耐えられる想定です。ちなみに私がこちらを購入したのは利回り8%超の時でしたので、最悪配当が半分になっても大丈夫だと判断しました。
減配リスクの許容度を何%まで取るかは、個々人の判断になると思いますが、配当王・配当貴族銘柄であれば、尚のことリスク抑制になりますね!
上記でも書きましたが、インカムゲインを志向する投資スタイルであれば、それほどガチガチに買値に拘らなくても良いと私は考えています。あくまで「貰える配当金額」「配当利回り」をKPIとして、自分が納得いく水準で買えればそれで十分、と気負わずに臨むのがよいのではないでしょうか。
当ブログでは、特定の銘柄を推奨してはおりません。
くれぐれも、投資は自己責任でお願いします!