しょこら@です。
昨日の記事に対して「このブログ、そんなに読み込み遅くないよ!」というコメントを頂きまして、ちょっとホッとしています。正直、あのスピード計測結果には、かなり衝撃を受けていたところでした。
これで思う存分彼女の絵を貼れるね!!
一方で、速度の評価を改善する対策はこっそり勉強していこうと思います。
さて、最近どうも値上げの話が多くないですか?
Yahoo!を見ていると、毎日のように記事を目にします。昨日も雪印が値上げを発表しました。しかも牛乳というヘビロテアイテムまでその対象に。
そして大抵この手の記事コメント欄にびっしりとつくのが「給料は上がらないのに税金は上がるわ物価は上がるわ、もうやっていけない」という、ネット民の愚痴めいた悲鳴。挙句の果てには、日本オワタ、となぜか国への責任転嫁。
これからは、自分自身でインカム(収入)を増やしていかないと、ジリ貧の毎日が待っている、そんな現状認識をしっかり持ちましょうよ!というお話。
インカムを上げるための選択肢はたくさんある
そもそも、インカムを増やすための道は一つではありません。主なものとして
- 本業の給料を上げる
- ダブルワークをする(アルバイト・パート等)
- 不労収入を得る(不動産・株の配当・アフィリエイト他)
等があります。
その中でも一番重きを占めるのはやはり「本業の給与を上げる」そのためには、
- 今の職場で頑張って、昇進する
- より給与の高い企業に、転職する
この二択になってきます。
主に当ブログをお読みになっている(と勝手に私が想像している)30~40代の方々の中には、転職して待遇のより良い企業に行きたい、とお考えの人も少なからずおられることでしょう。ちなみに私も転職を考えています。
ともあれ、インカムアップへの道は、数ある選択肢の中から自分自身で決めていくところが出発点になります。これらの選択肢は何個取ってもOK。逆に何も手をつけなかければ、現状以上のインカムは期待できないと思った方がいいでしょう。
「貴方の強み・価値はなんですか?」
さて肝心の、本業の給与の部分です。
いきなり面接の質問っぽくなってしまいましたが、これに対する答え、スッと出ますか?日々漫然と、会社の歯車のように働いていたら、直ぐに話すことは難しいかもしれませんね。
仕事って、しょせん日々の糧を得る手段に過ぎないのは確かです。でもその手段自体をレベルアップさせない限り、得られる糧はいつまで経っても変わらないはず。
「定時で帰る」「面倒な人間関係を避ける」「休みはひたすら寝る、遊ぶ」私は、生き方としてはこれら全て『大有り』というスタンスです。でも、それで自分の強みや価値がアップするかとは、全くの別問題。
何が言いたいのかというと、全ての原点は自分自身であって、給与が低いのも、転職出来ないのも、別に会社のせいでも国のせいでも何でもないということ。ハードルの高低はあれど、全て自分の問題に帰結します。
中途入社に厳しい日本社会?それは完全に思い込みです。優秀な人は、幾らでも採用されます。会社も国(政治家)も、自分たちのことしか考えていない自己チューばかり。助けてくれるのは、年老いたご両親くらいではないでしょうか。
転職市場での私たちは「寿司ネタの魚」
私はいわゆる氷河期世代の人間です。受験も就職も、極めて狭き門でした。
新卒で、ハリネズミで知られる某ゲーム会社に入社しましたが、25歳の時にその会社を見限って今の会社に転職しました。全くの異業種で経験値ゼロ。たまたま海外事業の人員が不足していたことが幸いし、若さとやる気と大学名(多分)だけで入れてもらいました。
そこから十数年、自分のやりたかった海外営業の道で様々な経験を積んだ結果、自分が何をしてきたか、どんな価値があるか、どの会社の面接に言ってもちょっとくらいは語れるようになりました。20代半ばで自分の道を軌道修正出来た意味は、本当に大きかったです。そこから挽回する時間がたくさんありましたから。
転職市場では、私たちはいわば寿司・刺身に使われるお魚さん。生きが良い新卒としてセリにあがったものの、時間が経てばどんどん安くなる。キャリアアップという加工・調理がされないままだと、気付いた時にはインカムアップどころか、どこにも引き取ってもらえず廃却の道まっしぐら、そんな運命です。
これでもまだヤフコメ欄で消耗してるの?
- ほっておいたら、インフレ+増税で、将来どんどん生活は苦しくなる
- インカムアップの選択肢は、たくさんある
- 本業のインカムは己を映す鏡。自分の価値が高ければ、上げられる
- 若いほどキャリアを積む時間は長く市場価値も高い
今の給料に愚痴をこぼしたり、将来のインフレ・増税のことを憂う暇があるのなら、自分の置かれている状況を踏まえて、直ぐに行動に移しましょうよ!
今後の「格差社会」では、その行動を出来る人が上がり、出来ない人が下に落ちていきます。そして社会がその人をランク付けする訳では、決してありません。