しょこら@です。
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私はこの春から、年収を下げてでも自分がやりたい仕事に就くことにしました。
FIREという選択肢も一瞬頭をよぎりましたが、年金受給開始まで資産が全然足りないこと、そしてこの不安定な時代に本業収入という兵站を失うことの恐ろしさを感じたこと、により完全リタイアはもう少し先送りする次第です。
とはいえ、徐々にペースを落としつつも60歳までは資産に手を付けない程度に勤労、そして61歳以降は完全リタイアし年金プラス配当金で過ごすというライフプランを考えています。
そこで、今のペースでそれが実現可能なのか?素人AFPなりにキャッシュフロープランを立ててみましたので当記事にて紹介します。
似たようなライフプランをイメージをされている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?ご自身のケースに照らし合わせつつ、検討するための参考になれば幸いです。
60歳までの資産運用
先ずは、アラフィフ時点で4000万円の資産を持つ筆者が、今後の資産運用によってどこまでそれを伸ばせることが出来るかシュミレーションしました。前提条件は以下の通りです。
- 試算対象期間は、50~60歳
- スタート時の資産は、4060万円(特定3600万円+現NISA160万円+企業DC300万円)
- 配当株+インデックス投信のハイブリッド投資
- 資産運用は60歳時点で終了
61歳以降の配当収入は全て生活費へ - 貯まったつみたて投資枠は、59歳時点で全て配当株に置き換え
- 早期退職金は全て新NISAへ回す
1800万円の枠を最速5年間で埋める - 年利はNISA5%、特定・企業DC4%とする
増減配は考慮しない - 配当金の額は税引後(手取り)
年利条件は少しコンサバでしょうか?
あと、新NISA埋めのキーとなる早期退職金、1800万円以上貰える前提にしていますが当然この限りではございません。ここだけはだいぶ期待値先行してます(笑)
で、シュミレーションした結果は以下。
文字が小さく、見辛くてスミマセン💦
端的に言うと60歳到達時点で
- 総評価額は、8,932万円
- 年間配当収入は、342万円
となりました。
月30万円弱の配当金はかなり心強いデスネ!
60歳までの家計収支
さて、これとは別に、日々の生活費についても計算します。先ずは60歳迄の現役時代について。
家計収支に関しては世帯によってお金の考え方・使われ方が全然違ってきますよね。あくまでしょこら@家の場合、ということで軽く流して下さい。
- 年収は手取り400万円 昇給率+1%
- 嫁のパート給与は考慮せず
- 配当金は再投資 60歳までは収入に入れない
- 生活費は大人2人で18万円/月 変動率+2%
- 一戸建て住宅ローン10.5万円/月
70歳までだが繰り上げ返済はしない
60歳時点でリフォーム予算(100万円)計上 - N+1年目に次女が四大(私文・160万円/年)卒業し、子育て終了
- 医療保険は三大疾病対応のみ、年払い4万円
- 一時的支出として「家電買替え(30万円/10年)」「嫁車の買替え(150万円)」「車検他費用(10万円/各年)」を予算計上
こちらも大層見にくい表ではございますが、一応計算結果を掲載します。
年間収支(累計)の右端、60歳になるまでに▲316万円のマイナス額が表示されています。逆に、最低316万円分の現金を確保しておけば、前述の運用資産に手を付けず60歳まではトントンで過ごせるということになりますね。
勿論、予期せぬ出費など凸凹はありましょう。ある程度余裕を持って構えておく必要がある・・・ということで超ザックリと考えて、
資産側(総評価額)が8932万円。内500万円を60歳までの家計収支に回し、残る約8432万円を老後資産として繰り入れる
あ、ちなみにここまで「両親からの相続」は考慮に入れてません。
60歳からの家計収支
現役時代の収支は以上ですが、退役した後、60歳以降のライフプランはどうなるでしょうか。
そこから先は「完全リタイアするか」or「引き続きパートタイム的な仕事をするか」次第。その時の心身状態と相談、になりますね。
私は冒頭に書いた通り前者・・・60歳到達時点で完全に仕事を辞め、以後は配当収入のみで生活する計画です。老後資産として繰り入れる8432万円の資産(※企業DCを除くと8000万円弱)でやっていけるのか、検討してみました。
- 61歳になる年の頭から、給与ゼロ
- 配当収入は320万円/年(8,000万円 x 4%)
税引後の手取りベース。増減配は考慮しない - 公的年金の受け取り開始は65歳
金額は2人で19万円/月(ねんきん定期便より) - リタイア後75歳になるまで国民健康保険に加入
- 支出前提は現役時代の計算を引き継ぐ
- 晩年の保有自動車は、70歳まで軽1台
※その後、免許返納 - 医療絡みの臨時出費は未知数ゆえ、一旦考慮しない
生活費はダウンサイジングされる見込みですが、一旦現役時代の計算を引き継いでおきました。あっ、流石にジジイになったらR8は操れないんで💦
こちらは表を掲載しても数字が全く見えないため、グラフの形でドン!
一見して「最初の4年間が怪しい」と分かる結果になりました(笑)
先ず、年金受給前となる61~65歳の期間、配当収入だけでは110~140万円/年の赤字です。つまりこの期間は資産を取り崩していく必要がある。
その後、受給が始まる65歳からは収支プラスに浮上しますが、物価上昇に押され年々悪化、80歳時点で再びマイ転するイメージです。
ついては初期の資産取り崩し、並びにそれに紐づく配当収入減を踏まえた再試算が必要になります。ラフに約600万円くらいの取り崩しを勘案、8000万円から差し引いた7400万円での4%配当収入が約25万円/月。これと公的年金19万円/月の合算が65歳以降の収入になる・・・
全ては「支出をどこまで引き締めるか」次第ですわね…
なお条件欄にある通り、ここには国民健康保険や民間医療保険は含まれているもののそれでカバーしきれない異常出費は考慮されていません。健康維持大事!
もう一つ言えば、いま見えていない他のリスクがどれくらいあるか?無能政府による増税、年金制度の悪化、地震台風津波等の天変地異、家族が何かトラブルに巻き込まれる、などなど・・・そんなことを考慮し始めると「資産は多いに越したことは無い」という身も蓋もない話になってしまいますけどね(笑)
以上、長くなりましたが、FIREではなくセミリタイア的な生き方をした場合の計算をご覧頂きました。少ない本業収入を配当収入で補いつつ、社会保険等を含む支出分をしっかり確保する・・・これによってかなりフレキシブルな生き方が選択出来るのではないでしょうか?私は引き続き、その領域を目指してがんばります。
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