しょこら@です。
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元々、米国を発祥とするFIREなる生き方。
この概念が日本でも本格的に広まって以来、実際にFIREを実行に移した人による「書籍化」がとてもポピュラーになってきました。昔に比べると、出版化のハードルがかなり下がっている印象をお持ちではありませんか?
本に対するニーズも変わってきてるのかもしれません。その道の権威によるハウツーではなく近いレベルにいる人の体験を知りたい、みたいな。
そんなFIRE本・・・
猫も杓子もなんとやら。今ではFIREの文字を冠した書籍が山ほど発刊されています。本記事のタイトルにもある通り、まさに玉石混合の世界。
【果たして、世の中の人達は多くのFIRE本に対してどう評価しているのかな】
ふと、そんな疑問が湧きましてね。
そこで今回、某有名ネット通販のレビューを拾いながら、どんなFIRE本がどれくらい高い評価を得ているのかを調べてみました。
レビューの集計方法について
先ずは、私が行った調査・評価方法について、説明させて頂きます。
- 検索対象サイトは、Amazon
- データ取得は、2023/2/10正午時点
- 「FIRE」の言葉がタイトル、ないしサブタイトルに含まれている書籍を対象とする【対象:40冊】
- レビュー数10以下の書籍は対象外
- Amazonの★評価とレビュー数を掛け合わせ、その値を偏差値化
本来は★評価そのものを基準にすべきなのかもしれません。ただ「レビュー数は一桁だけど★5」という評価を額面通りに受け止めることに違和感があり、このような形にしました。この計算だとレビュー数が多いほど圧倒的に有利にはなります。それも含めて世の中の評価、ということで。
一方、レビューなんて全く以て恣意的であり、テストの点数みたく対象の優劣を示すようなものでは決してありません。レビューが低かろうと読む人にとっては十分価値ある内容である、といったケースは当然あります。
あくまで世間の反応を相対評価する、というのが本企画の意図ですので細かいことはガタガタ抜かさずほんのり眺めて頂ければ幸いに存じます(笑)
レビュー平均点以上の本はこれダ!
すみません、前置きが長くなりました。
早速以下の表にて偏差値50以上、つまり世の中の評価が平均以上である本を挙げてみました。
最も高かったのは、クリスティー・シェン/ブライス・リャン両氏によるFIRE本。ある程度投資に傾倒されている方ならよくご存知の書籍ですね。
2,000件以上というレビュー数を集めながらの平均値4.3は圧倒的!偏差値も90超えとバグってます。「誰が読んでも間違いなし」「ていうかFIREしたければ先ずこれを読め」的な存在。
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続く2番目は山崎元、そしてインデックス投資の第一人者水瀬ケンイチ両氏によるインデックス投信本。うん、ほったらかすなら普通はコレですな。
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そして3番目に来たのは我らが高配当投資関係!日本株全力で投資されている長期株式投資氏が、不労所得を積み上げていくためのノウハウを非常に分かり易く解説されています。
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私も本屋で立ち読みしましたが、全く同じスタイルを嗜好しているからか、スッと腹落ちする内容でした。
立ち読みせずに買いなさいよ
40冊のうち偏差値50以上はこれら8冊のみ。
残りはレビュー数が10~30と極少で、スコア的には伸びませんでした。
FIRE本の分布は、上に挙げられているような圧倒的支持を集めている一部カリスマ本と、それ以外の多数 二番煎じ という構図になっている感じ。
蛇足ながら・・・
先般SNS上で燃えていた、自称ヨーロッパ在住の某氏が書いた書籍はどうだったのかというと、
最下位でした
★評価は、40冊中唯一となる2点台。いやぁ、これはなかなか取れない数字ですぞ・・・って、この2.2点という★評価もちょっぴり怪しい部分はあるのですがまぁここでは触れずにおきましょう。
アマギh・・・むぐぐ
お金を頂くのは怖い
ところで、対象となる全40冊の価格帯は、こんな感じになってました。
- ペーパー書籍版
平均:1,622円
最高:2,530円/最安:869円 - 電子書籍版(Amazon Kindle)
平均:1,083円
最高:2,160円/最安:298円
んー、なかなかいい値段しますな。
以下、個人的な感覚なんですけど、自分が書いた本で人様からお金を頂くのって少なからず『怖さ』があります。先日初めて有料noteを出した時も「果たして自分の体験記にそれだけの価値があるのか?」と、散々自問自答しましたし。
当然、高くなればなるほど読み手の評価も厳しくなる。ネガティブな意見を目にするのも何気に辛い・・・そう考えると「本を出してる人って勇気あるなぁー」と、私は思いますよ。
最後に、改めて強調させて頂きます。
本記事はあくまでユーザーレビューを計算して並べた「事実」を伝えているに過ぎず、各書籍の優劣を示す意図で書いたものではございませんのでその点はどうかご承知おき下さい。
・・・にしても、たくさん読まれている本・評価の高い本というのは、やっぱりそれだけの価値があるのだろう、と思います。せっかく高いお金を出すのですから、自分の血肉になるような存在に出会えるといいですよね!
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