【24/7】高配当株とかマイレージとか車とか【独り言】

ファイナンシャルプランナーである管理人が、趣味の車と旅行を楽しみながら、配当金による『経済的自立』まで目指しちゃいます!

我が子の「就活」に半年ほど関わって思ったことを、2200字で振り返ってみる


しょこら@です。
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我が家には、もっか大学生の子供が2人います。
上の娘は来年3月に卒業予定。つまり現在4回生として就職活動戦線真っ只中におり「ました」

過去形にしたのは、このたびようやく、本命としていた某企業に内々定を頂いたからです。

実は5月頃、別の(超ドメスティックな)企業から既に内々定を頂いてはいました。ただ、アメリカの高校を卒業して大学でも外国語を専攻し、3カ国語を習得したこれまでの経歴と将来のキャリアを踏まえると、私も「もう少し外向きの(グローバルな)業界の方がいいんじゃない?」と思いましてね。そうアドバイスしたんです。

そして、まだ時間もあるからと、本人も企業へのコンタクトを続け・・・結果的に私の勤め先より数倍将来性のある(笑)大きな企業様から採用の報を頂くに至ったという経緯。


こう書くと順風満帆だったように見えますが、
現実は全く逆・・・どころか、酷いものでした。

昨年夏にインターンに応募し始めてから春先まで、書類選考や1次面接で落とされまくりの散々な展開が続いていました。最近の就活はオンライン面接が中心となり、本人は自室に引き篭もってずっと鬱気味だし、家の中の雰囲気も重たくなるしで、もう最悪。

就活って受験勉強と違って、努力すれば結果が出るワケじゃなく、会社との相性次第な部分が大きいですからね。そんな中、何をすればいいか分からず、自分を見失う感覚に苛まれてたようです。実際、私も20数年前に同じ経験をしてきたのでその感覚はよく分かりました。

学生が書く自己PRの薄っぺらさたるや

あまりに落ち過ぎてて一次面接にすらいけない娘を見かねて、軽く彼女のES(エントリーシート)を見せてもらったんですよ。3月頃のことですかね。そしたらこれが「うわー、こりゃアカン」と感じるほどの酷い出来で、愕然としました。

大学のレポートと、自己PRの文章は、訴えるべきポイントや見せ方が全く違う。彼女のESは、決定的に前者でした。

一例として、初期に彼女が書いていた志望動機を少し引用してみます(※編集済です)

【志望動機】
人々の生活に密着した事業が自分の軸と合致したため、貴社を志望します。
私はX国やY国で数年間を過ごし、現地で品質の偏りを目にして、日本の高品質な◎◎を彼らに使って欲しいと強く感じました。貴社は主力である■■に加え、▲▲や✖✖の分野にも事業を拡大されています。入社後は、海外のお客様の要望に応える人材として成長したいです。


一体、何がしたいのか・・・
具体性の欠片もありません。

会社も、お前が成長するために雇うワケじゃねーからよ


でも、所詮大学生なんて社会経験の少ない「若造」ですし、よほど才能・経験豊富な人でない限りこんな薄っぺらな文を書く子が大半じゃないでしょうかね。もしこの見方を疑われるようでしたら、お子さんが就活を迎えられた時、本人が書いたESを読んでみて下さい。

さて、それから数週間、延々とESの添削指導ならびに面接練習に付き合いました。しかし人間なんてそうそう変わらない・・・出来ることといえば、文の構成や大事なポイントの見せ方、表現的なアドバイス程度。けどその甲斐あってか、徐々に書類選考は通るようになってきた。

しかしそこからが第二の地獄でした。
その内幕を書き始めると更にダークな展開が延々と続くので、ここでは割愛します(笑)


そんなこんなで数ヶ月、凡夫一家なりにドタバタとやってきたのですが最終的に良き企業とのご縁が頂け、肩の荷が下りてホッとしています。

本人からもようやく鬱っぽさが抜け、積極的にアルバイト等に出掛けるようになりました。残る半年の大学生活、楽しんで欲しいと切に思う今日この頃です。

学歴のありがたみを感じる半年でした

以下は、ちょっと長めの蛇足です。

今回、彼女の就活の様子を見守りながら、
良い大学に入れたことが、就活にプラスに働いた
この点、とても強く感じました。

世間ではしばしば「今の時代、学歴不問の企業が増えている」と言われます。確かにそれは正でしょう。それでもやはり大学・学部名が見せるインパクトは否定出来ないのが現実かな、と。

例えば、某企業の人事部長に会った際のこと。開始直後からひたすら談笑して1時間が終わった、という面接(?)があったそうです。帰宅後、それって選考ではなく最初から採用ありきの出来レースやん、なんて話をしてました。もちろん結果はマルでした(それは所謂 "名だたる大企業" ではありませんけどね)

他にも「君は営業には向いていないようだ。だから企画・管理部門で採用したい」と言われたこともあったそう。

氷河期時代を経験してきたワイには信じ難い一言やぞ


最後は本人のやる気と能力が結果に結びつくのでしょうが、入り口で弾かれないという強みは想像以上に重要だと思わされた半年でした。


遠くない将来、受験に臨まれるお子さんをお持ちの皆様に対するメッセージとして、以下の一文をもって、今回の記事を締めさせて頂きます。

良い大学に入れば、数多くの企業にアプローチする上での機会損失リスクを減らすことが出来る

さて数年後、今度は下の子の就活を迎えます。
果たして次はどうなることやら・・・

 

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