しょこら@です。
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私が保有しているETFとしては一番初めに購入し、一昨年のコロナショック時にも仕込ませて頂いた「SPDRポートフォリオS&P500 高配当株式ETF(SPYD)」色々と考えた末、このたび利確することにしました。
購入単価30.65ドル ➔ 売却単価41.65ドルで1株あたりちょうど+11ドルのキャピタルゲイン。プラス、これまで頂いた配当金が866.68ドル。しめて税引前ベース5,266.68ドルの確定利益です。
凡そ6~7年分の配当金に相当しますかね・・・マイルール「配当金10年分相当での利確」からするとやや低いですが、このETFが持つキャラクターを鑑みると十分過ぎるくらいの値ザヤが取れたので頃合い良しかな、と判断しました。
そして新たにエントリーしたのは
で、この資金を使い別のETFに乗り換えました。
そのターゲットは、
SPDR S&P 米国高配当株式ETF(SDY)
125株、約170万円分のご購入です。
こちら、名前こそ「高配当株式」と被っているとはいえ中身は割と別物。ポケモン風に言うと "増配タイプ" のモンs・・・ETFです。
VIGじゃなくてSDYを選ぶあたり、スパイダー推しの愛が感じられますわ♡
詳しい商品説明については・・・
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パフォーマンスとしては、バンガード米国高配当株式ETF(VYM)に近いものと認識しています。
い つ も な げ や り
SPYD➔SDYに乗り換えた3つの理由
保有していたSPYD。界隈では賛否両論ある銘柄ですが、配当重視という私の狙いに最もフィットしたETFでした。正直言うと、買い始めた時から「コイツとは一生モノの付き合いになるな」と信じて疑わず・・・
それがなぜ、舵を切ったのか。
理由は3つあります。
1.なかなか来ない買い増しチャンス
先ず、これが最大の理由でした。
コロナショック時の買い増しを経て、30ドル強まで下がった私の平均購入単価。最近では40ドルオーバーが定着し、購入しようにもどうしても割高感が否めません(※基本的に、平均単価を押し上げるような買いはしたくなく)
今後株安傾向が続くのでしょうが、コロナショック時の水準にはなかなか落ちてこないだろうな、と考えました。
買い増し出来ないカエルは、ただのカエルだ...
2.増配効果による、安定的なソース
他のブロガーの書かれた記事を拝読して、一つの気付きがありました。
SPYDはその性格上、増配力が弱いが故に買い増しすることでしか配当金額を増やせない
「まぁ、よく考えるとそりゃそうだわな」という話ですが、前述した一つ目の問題点とセットにして考えると、SPYDから得られる配当金は、暴落が起きない限りなかなか増やし辛い懸案を孕んでいる、という考察に至りました。
ここで、SPYDとSDYの増配率を比較しつつ、グラフで表してみます。
SPYDは増えたり減ったりな一方、SDYは毎年二桁の伸びです。仮に2016年の配当金額を100とした場合の、2021年の金額を指数的に表すと、
- SPYD 109
- SDY 162
SDYは5年間で1.6倍に増えています。SPYDの配当利回りはもっか3.7%で、SDYのそれは2.7%ほど。1%くらいの差ならば5年程度で埋まるのでは、と電卓を叩きました。
買い増しすれば、更に複利的に増配効果が増えますわ♡
勿論、暴落によるSPYDの買いチャンスが来た場合はこの限りではありませんが、期待値の天秤にかけると少々分が悪いかな、と考えた次第です。
3.セクター重複の見直し
3つ目は、本当に「気分的」な理由です。
私は他にSRETという不動産リートETFを保有しています。で、SPYDを構成するセクターの中に不動産の占める割合がそこそこあるんですね。たかだか16%程度、マジョリティではないんですが、こことの重複が少々気になりまして。
【SPYD構成セクター】 ※SSGA社サイトからの引用
景気への感度という観点では、生活必需品や一般消費財などの比率が高く、バランスの取れたSDYの方がいいかなと(←かなり主観的・笑)
【SDY構成セクター】
以上3つの理由により、SPYD➔SDYの乗り換えを決めました。他にも、これから先の不安定な相場に備え含み益が出ているうちに確定させておきたいという背景もあります。
短いながらも配当生活の柱としてお世話になったので感傷的な部分も少なからずあるのですが、SPYDには一旦お別れを告げ、これからはSDYの買い増しに勤しんでまいりたいと思います。
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