しょこら＠です。
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この11月に入ってからというもの、米国株式市場がびっくりするくらい絶好調です。ちょうどTwitterに、わかりやすく図示されていたツイートがありましたので転用させて頂きます。
米国株 vs 日本株 pic.twitter.com/xSW9bTnSbP
— レイチェル (@rachelcubmike) November 9, 2021
ナスダックの11日連続上げ＆8日連続最高値更新という異次元の強さはともかく、S&P500が同様に8日連続最高値更新、ダウも過去10日中実に7日も最高値を更新しています。ややバブルな雰囲気を感じなくもないですが、それだけ世の中で余ったお金が市場に流れ込んできているということ。
さて。
それに比べて、我らが日経平均ときたら、
コナミコマンド入れてんじゃねーよ！
・・・なんて恨み節をぶつけたくなるくらい上へ下へと（どっちかというと下に）フラフラしているのが見て取れます。一体何やってんだ。
こんな感じで日本の株価がくすぶっているのは、決して東証に上場している企業のポテンシャルが低い訳ではないと私は捉えています。海外の機関投資家による日本の政治、経済対策への "失望" が強く表れていることに他ならない。
そりゃー
「18歳以下か全員か？」
「現金かクーポンか？」
なんてクソどーでもいいアンド経済効果ゼロな施策の議論で与党のトップ連中がすったもんだしている国が「成長するから投資をしたくなる」なんて、貴方は思いますでしょうか・・・
「子育て用途に限定したクーポン」って・・・あまりにバカ過ぎて、怒りを通り越して失笑を買うレベル。海外の投資家の皆さん一斉にズッコケてますよコレ。
政治不信に伴う株価下落は今回に始まったことではありません。岸田首相誕生直後から8日連続で株価が下がったのは記憶に新しいでしょう。衆院選での自民党大勝を果たした翌日こそご祝儀含みの期待上げはありましたが、それ以降ズルズルと締まりのない相場が続いているのは冒頭のツイートが示す通り。
私は現在、日本株と米国株の両方に資金を投じています。日本に住んでいる以上、為替リスクに晒されない日本円で不労所得を得たいし、何より日本企業の地力は十分あると思っているので日本株から撤退することはありません。ですが、こんな低次元な政治を前にして、資金を引き揚げたくなる気持ちもよく分かります。
金融所得増税の議論も、これからですしね…
来月12月は冬賞与に加えて多くの配当入金があり、多くのサラリーマン投資家にとっては余力が潤う月でしょう。私も「大学の学費を貯蓄として取り置いたら、残り3～40万円くらいは何とか投資に回せるかな？」などと皮算用を立てています。そしてその全額をドル転し、米国株・ETFの買い増しに回すつもり。今買うならば、
- XYLD
- SRET
- SPAB
まぁ、妥当にこのあたりでしょうか。
要するに、この記事で私が言いたかったのは「日本株、頑張って欲しいんだけど老害政治家が足引っ張っているからダメだこりゃ」というお話でした。次の暴落時まで日本株は配当金からの再投資程度にし、当面の資金はもれなく米国株の方に突っ込んでまいります。
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