しょこら@です。
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いよいよ衆院選の投票日が明日に迫ってきました。読者様の中には、既に期日前投票を済ませてきたという方もおられることでしょう。私も既に投票する候補者は決めていて、後は明日行くだけの状態です。ていうか「選択肢が無さ過ぎて迷いようがない」のが正直なところですが。
小選挙区制は、ホントつまらないなァ。
(全国区にして欲しい・・・)
さて、今回の選挙では与野党共に "分配" というコンセプトを殊更強調しています。法人税の引き上げやら高所得者の負担を増やせやら、まぁ平たくいうと「持ってるヤツからぶんどって、困った人達に配れ」って話です。
私は、この言葉にモヤっとしたものを強く感じています。今回の記事では出来るだけ素直に、このモヤモヤの元を言語化してみたいと思います。なお内容に一部尖った表現がありますので、分配にポジティブな方はこの先お読みになられない方がよろしいかと思います。自己責任・自己判断でお進み下さい。
果たして分配の先に何があるのか?
分配と聞くと、どうしてもお金のバラマキといったイメージが拭えません。現に岸田首相は「子育て世帯への住居費や教育費の支援」「コロナ禍で生活が苦しい人達への現金給付」といった施策を打ち出しています。確かにコロナで仕事を失ったり、給与カットされて苦しい目に遭っている人達は大勢いるでしょう。しかし、単に金銭的支援をすれば済む話なのか・・・
ここで突然ですが一つ、老子の格言を引用します。
『授人以魚 不如授人以漁』という言葉、有名なのでご存知な方は多いでしょう。飢えている人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける、という意味です。
釣り方を知る人を今回のテーマに当てはめれば「お金の使い方を知る人」ということになります。上手なお金の使い方を知らない人に幾ら給付金を配っても、パーッと使ってワァーッとその場で満足してはいおしまい。その翌日にはもう、
お金が無い。生活が苦しい。助けて!
と再びすがってくるのは目に見えています。
結局お金のINとOUTの根っこが変わらない以上、生活なんてずーーーっと苦しいままなんですよ。そんなただ単にオツムが弱いだけの人のためになんでコツコツやっている私達が糞高い税金を払って痛みを強いられないといけないの?
これが、冒頭のモヤモヤを生んでるって訳です。
株で儲けた人を責め立てるという暴論
お金の使い方で、もう一つ。
野党の先生方は、こんな主張を申しております。
アベノミクスで潤ったのは株を持っている一部(の富裕者層)だけだ!
まるで「株をやっている人は道楽者、意地汚いヤツだ」と言わんばかりの勢い。ゆえにそんなヤツらからは多く税金をふんだくっても問題無い、という論調です。
いやいや...(呆)
それなら、その時どうしてそんな "潤える" 株をやるよう国民に仕向けなかったんでしょうね?そもそも、儲かったのは単なる結果論であり、後でそれを責め立てるのは卑怯ってもんですわ。
枝野さん志位さん、どうせアンタらもやってんでしょ、株
それよりも、なぜ多くの国民が投資に取り組めるような環境になっていない(いなかった)のか、という問題提起をする方が10000倍建設的じゃないですか?資産運用のための教育を施し、環境を整え、心理的なハードルを下げるための施策を考えるべきであって、金融所得税を一律で増やすだなんてその真逆をいくやり方です。
個人的には「1億円の壁」というヤツも「はぁ。で、それの何が悪いの?」という立場ですけどね。だって、その分大きな金額のリスクを取ってる訳ですから。
貧困者とそうでない人の境目は難しい
とはいえ、コロナ禍で本当に苦しんでいる人達がいること、私も重々分かっているつもりです。でもそういう人達って、なかなか「表」に出てこないじゃないですか。その苦しさの真実たるや、本人でなければ絶対に分かり得ない・・・
逆に、表に出て来る人達と言ったら、携帯電話料金に2万円も払っていたり、自炊せずコンビニ弁当ばかり食べていたり、月々の収支の不整合が全く追えてなかったり「それ、苦しいのは単にお前の金銭感覚が悪いだけやんけ!」と突っ込みたくなるケースばかりだったりします。いわば "ニセ貧困者"
こんな偽者ばかり見ているから、自分の中でどんどん自己責任論が強くなり、分配論に対するネガティブな気持ちが膨らんでしまってます。
本当の弱者だけを見分けて給付することは現実的に不可能に近いし、一律給付は効果が疑問。だから個人的には雇用環境におけるセーフティーネットの拡充(雇用・給与条件の改善促進、職業訓練機会の強化)を通して自立を支援するのがとても大事なのかなと考えていたりします。あとは生活保護の現物支給を主張したい。
そして、一部の真の貧困層以外・・・単なるニセ貧困層に対しては分配云々の前に先ずお金の教育を何とかして欲しい。その一言に尽きます。でないと自分の中でずーっと分配、ひいては互助精神へのモヤモヤが残り続けてしまう。
色々と書き殴ってきましたが、ただの独り言ゆえマジレスはご容赦下さい(笑)
世の中を変えるための選挙制度ですが、「自分の考えに100%合致する候補者があまりにいないので、投票に行くモチベーションが上がりにくい」という気持ちは私も少なからずあります。でも比例だけでも支援する党への意思は示せますし、何はともあれ動かないと始まりませんからね。明日は貴重な一票を投じてまいります。
みんなも投票に行こうぞーい!
最後に、乱文にて失礼いたしましたですわ