しょこら＠です。
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昨日衆議院が解散されて、遂に総選挙モードに入りましたね。解散から投開票日（10/31）まで17日、これは1983年に当時の中曽根首相による総選挙「20日間」を抜いて、解散を伴うものとしては戦後最短の日程なのだそう。これから2週間、あちこちでスピーチを聞かされる日々が始まります。
さて、岸田総理大臣が声高らかに掲げている
『令和版所得倍増計画』
これ、よく耳にするキャッチフレーズですが、実はその計画の詳細は未だ何も決まっていません。選挙後に設置される「新しい資本主義実現会議」という場で議論されるとのことです。
これから始まる選挙戦を通して、候補者からこの言葉を繰り返し聞かされることになるでしょう。我々国民は、果たしてそれをどう捉えるでしょう？あくまで「所得」なので実際は減税も含まれるはずなのですが、きっと100人中66人くらいは「自分の給料を倍にしてくれるんだよなァ？」なんて理解するのではないでしょうか。ま―、個人的には減税処置も含めて
そ ん な こ と 政 府 が す る わ け ね ぇ
と思ってますけどね。
彼らは倍増どころか、金を召し上げることしか考えていませんから・・・
そんな、曖昧だけどシンプルなフレ―ズ。ここに来て「所得が2倍になるという理解は間違いである」と、経済再生担当大臣様がゲロってしまいました。
文字通りの『所得倍増』というものを指し示しているものではなくて、多くの方が所得を上げられるような環境を作って、そういう社会にしていきたいということを示す言葉だと総理はおっしゃっているじゃないですか
えーと・・・
実は筆者、高校の国語の成績で偏差値30台だったくらい読解力が悪くて、そのせいで第一志望の大学に見事しばかれてます。何度読んでも理解に至らないのでどなたか教えてください。太字部分の行間をしっかり目を凝らして読めば、
倍増
計画と宣う真意が伝わるのかしら。
「消費者に迷惑や被害を及ぼすウソや大げさ、誤解をまねく広告をなくす」JAR●が掲げるこの観点で、問い合わせてみたいわ。
結局、政治家が考えているのはいかにして票を盗るかだけ。分かりやすい、耳障りのいい言葉を使って人々の耳目を集め、終わった後で「真意が伝わりにくかった」なーんて掌をひっくり返すのが常です。まぁ、今回の件は選挙前にゲロっただけ、まだマシな方かもしれませんが。
この件はあくまで一例です。この他にも、選挙期間中に突如「一時金を給付する」と口にし始めた候補者は、典型的なバラマキによる人気取り。
当ブログでこれまで主張している通り、政治に何も期待してはいけません。その上で、自助努力に対して足を引っ張ろうとする政党・政治家には絶対にNOを突きつけなければならない・・・魑魅魍魎の中からいかに見極めて貴重な一票を投じるか？私達の眼力が試される2週間になりそうです。
改めまして、投票日は31日（日曜）ですわ♡
