しょこら@です。
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昨日のネット記事で、NTTが思い切った人事施策を発表したことが取り上げられていました。
職住近接という言葉は初めて知りましたが、こんなことを実現させるらしい。
- サテライトオフィスを260拠点以上確保
- リモートワークが基本、働く場所を選択可能
- 転勤や単身赴任は不要
- 組織を地方に分散
- オフィスの1人あたりスペースを1.5倍に拡大
- 自宅でも出先でも働けるIT環境を23年度までに整備
いやぁー、こんな環境になったら、一般従業員にとっては良い所いっぱいでしょうけど、マネジメントの敷居がとっても高くなりそう。自分の部下が東北と関東と九州の別の県にいて、実際に会うのは数ヶ月に1回になったりとか。よっぽど傾聴力なり、人に対する感度が高くないと、統率は難しいだろうなーと感じます。
「恫喝」に近い転勤の打診を受けた
さて、私もご多分に漏れず、これまで何度か転勤を経験してきました。前職は店舗営業だったので店を変わる都度に累計6回、そして現職では海外への駐在を3回命じられました。ただ海外駐在は基本的には家族帯同で行きましたし、異文化の生活を満喫できたという点では、それなりのメリットはあったというのが振り返り。
ただ、今この時点で、国内異動による単身赴任をと言われたら悩みます。同じ国の中で住む場所を変えてまで仕事するモチベーションは、もうありませんから。
はい、考え方、かなりSNSに影響されてます(笑)
ところで以前、直属の上司(5X歳)から、こんな打診を受けたんですよね。
今年、〇〇(国内の某地方都市)に転勤してもらうことになるかもしれない
その当時、私は海外赴任先から帰国して半年経ったばかりの頃でした。諸々の段取りが終わり、ようやく家族と共に、マイホームに落ち着いて住めるようになったまさにその時のこと。
ちょっと・・・考えさせてもらっていいですか?
流石に私も心の中で「はぁー?そりゃーねぇだろ」と思いつつ、やんわりと話を流そうとしました。そしたら、その上司はこう宣ったのです。
言っておくが、断ったら懲罰の対象になるからな
これ、ある意味 "脅迫" じゃないですか。辞令が出る前、打診段階で懲罰になるだなんて、そんなこと就業規則のどこにも書いていませんから。
〇ねよコイツ、と思いましたぞい
でも、このように逃げ場のない内示・命令を受けているケース、決して珍しいことではないでしょう。正社員としての待遇を保証されている代わり、会社の命には絶対服従・・・そんな価値観が当たり前でした。少なくとも数年前までは。
転勤の命令は、もはや義務ではない
そう考えると、昨今のテレワークの普及には、とても大きな意義があります。いわゆるオフィスワーカーにとっては、『事務所にいる必然性が無い』ということが白日の下に晒されましたから。営業と言えど、顧客との面談はWEBで行う時代です。面直で話をしたい時には、出張ベースでも十分対応可能。無論、現場仕事は全ての基本、まったくの別ですよ!
NTTは超・大企業ゆえ、転勤や単身赴任を無くすという大胆な施策を打てました。無くすまでいかずとも、会社側は転勤や単身赴任への待遇をもっと厚くする。そして異動しない人との差を大きくすべきと個人的には考えています。従業員、並びに家族の人生を大きく変えかねない命を、軽々しく出さないで欲しい。
そして雇われる側も、会社に対して、強く物言える風潮が広がっていけばいいなと思います。資産運用によってFI(経済的自由)を果たし、自分の未来の選択権を持たんとする優秀な若者がたくさん増えれば、使う側の会社も、今までのように好き勝手出来なくなるのではないか・・・従業員を使い捨ての駒のように扱う昭和的人事の会社はどんどんSNSに晒され、消え去ってもらってもいいくらいです。
令和の労使関係では、一人一人の時間への対価が見直される・・・会社に振り回された社畜の一人として、少しづつそんな時代に変わっていくことを願います。
ワイも本当に懲罰を食らった暁には会社名を晒そうかの