しょこら@です。
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投資がちょっとしたブームになっています。FIREというワードが、メディアに出てこない日がないくらいに・・・
そうなると湧いてくるのが「よっしゃ、この波にのっかろか!」と考えるいやらしいオトナ達。薄っぺらな雑誌やネット記事などで取り上げられている程度ならスルーするだけでよいのですが、真偽の怪しい話、果ては初心者を食い物にするような詐欺紛いの事案が頻繁に目につくようになると、投資を志す一人として非常に腹立たしい。
以前、当ブログでも「投資を始めた人が避けるべきキーワード」という主旨の記事を書きました。
- 絶対 or 100%
- ~だから大丈夫
- 元本保証
- ~(誰々)がやっているから
- 預金感覚
- カンタンに~
- 「億円」の単位を平然と使う
詐欺事件における犯人の手口や、ネットにおける怪しげな情報の数々を見ていると、衆目を集めようとする輩は、ターゲットの警戒心を下げるためにこういった "耳障りのよい表現" を多用する傾向にあるように感じます。個人的にはこれらの表現を目にした時点で、その人間・話には近寄らないのが無難だと主張したい。
配当投資で2億円()
さて、ここでサンプルをおひとつ。
以下のネット記事をご覧下さい。
diamond.jp
タイトルに、上のアカンワードリストに挙がっている「億円、という単位を平気で使う」が含まれていますね。そもそもタイトルが薄汚い。「配当金」「億円」という言葉をセットにすれば読んでもらえるとでも思ったかダイ〇モンド!!
ワイ読んじゃったけどな ←
あたかも、配当投資をすれば2億円が作れそうだと誤解を与える、まさにタイトル詐欺の典型と思いました。
2億円なんて、リスクの高いグロース一点張りでもしないと作れませんわ
そもそも、配当狙いの現物株投資はあくまで「自身の入金力」を土台とする戦略。それが例えキャピタルゲインによって得られた資金であったとしても、やっぱりベースにはそれなりの元本が必要な訳で・・・配当投資それ自体で急激にお金が増えるなんてことは無いです。あるとしたら、コロナショックのような暴落時に一気買いする猛者くらいでしょうか・・・
こういうのを読んで「よし、投資で一山当てよう」と考える人達が後を絶たない。これはもはや、メディアの
罪
でしかないと思うのだが。
また、この記事中には投資の目安として『配当利回り2-3%』『配当性向30%』と述べられています。これもクッソ乱暴な話だなぁと。言うなれば、自動車を買う時の目安として『エンジン200馬力程度』『燃費はリッター10km以上』という基準だけ挙げているようなものじゃない。
そんな銘柄(車)世の中に幾らでもあるやろが!
それだったらはじめから
QYL... VYMを買え!
の一言で済ます記事の方がよっぽど誠実です。
自分の「メンター」を見つけよう
結局、こんなフワッとした中身のないハウツー(?)を読んでも、投資の知識は全然身に付かないどころか誤解を招きかねない、ということを今回の記事では言いたかった次第です。
逆に、私が投資を始めたい人に一つアドバイスを送るとしたら「自分の考え方・嗜好にフィットする投資のメンター(日本語に直すと助言者・相談者)を見つけるのがいいよ」とお伝えしたい。
例えば、配当投資であれば『穂高 唯希(元・三菱サラリーマン)さん』とか、米国株投資なら『たぱぞうさん』あたりでしょうか。そういった方々は、ブームになるずっと以前からご自身の投資スタイルを確立されているので、経験に裏打ちされた具体的な考察がとても参考になります。
私自身、投資を始めるにあたり、ご両名を含む数々のブログ並びに本を読みまくって、先ずは目指す道のイメージを固めました。そして今はひたすら走りまくって、速く走れるようにもがいてるところです。まだ100m走のタイムで言うと12秒くらいですけど(笑)
でも、実際に走ってみないと速い走り方なんて一生会得できませんしね!私も10秒切りを目指し、引き続き走っている様子をブログにしたためてまいります。
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