しょこら@です。
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今週6/22、J-REITに新たな銘柄が上場しました。
その名も、
(2989)東海道リート投資法人
※以下、東海道Rと呼称
前回のJ-REITからの新規上場は、2019年12月の(2979)SOCiLA物流リート投資法人でしたから、実に1年半ぶりとなる新銘柄登場です。
さてこの東海道R、もっか総額にして600万円近く投資しているジェイリーター(←勝手に作った)の一人として、どんな商品なのか興味が湧きました。そこで私が調べた範囲で、そのメリットとリスクを挙げてみます。同様に、気になっている方への参考となれば幸いです。
こちらのリートの良さそうなところ
先ず、この東海道Rを買うモチベーションとして、大きく2つあるかなと個人的には捉えています。
1.東海地方出身者が、地元を応援できる
その名の通り、東海三県(静岡・愛知・三重)に位置する物件を投資対象にするリートです。実は私しょこら@も東海三県の生まれでして、この地方への思い入れが強い一人。出資という形で自分の故郷の発展に寄与しつつ、その利益を享受していく・・・これこそ、地元愛の一つの形ではないでしょうか?!
三重を東海と呼ぶかどうかは異論がありそうですなー
むしろそこは岐阜ですわ♡
あっ・・・三重県の方、石を投げないで・・・
2.利回りが高く、貴重な1/7月銘柄である
東海道RのIPO発行価格は1口あたり100,000円。上場直後は109,000円まで上がりましたが、その後落ち着いて6/25終値は105,000円です。分配金は全て予想値で、
巡行ベースだと年間約6,400円ですので、税引前の利回りは6.1%。もっかJ-REITは全体的に高値水準で、平均利回りが3.3%台まで下がっている中、これくらいの高さだと投資妙味があるのではないでしょうか?
更に権利確定月が1・7月であるというのも見逃せないポイントかと思います。この月は割安な高配当銘柄が少なく、不労収入を積みあげるが難しいんですよね。
こちらのリートの注意したいところ
東海道Rは、ジャンル的には地方特化の ”総合型" に該当します。総合型の強みは、そのバランスの良さに紐づく「安定性」に他なりません。果たしてこのリートにバランス・安定性があるかというと、そうとは言えない部分があります。
以下は、保有物件比率の円グラフですが、一見すると事務所、住居、物流施設、そしてその他とバランスよく保有しているように見えます。が、物件数はたったの8件、規模にして300億円程度しかなく、数の分散は出来ていません。
旗艦物件はグラフの黄色の部分、4割近くを占める「底地」です。静岡県にある『浜松プラザ』という商業施設に、地主として貸しているんですね。そして2番目に大きな物件がオレンジの部分、20%を占める物流施設『いなべロジスティクスセンター』。この2件だけで全体の6割を占めていて、これらの収益動向に左右される点には留意の必要があるでしょう。
(※同リート投資法人ホームページより引用)
個人的に、底地(浜松プラザ)に対するニーズは堅いと見ます。静岡県内唯一の「コストコ」をはじめ「アカチャンホンポ」「ユニクロ」「GU」「ABCマート」「モンベル」「ゼクシス」などなど、キラーテナントが多く入っています。
私は静岡県の出身ではありませんが、きっと浜松市民にとっては、車で浜松プラザに行くのが週末の数少ない楽しみなのだろう、と。だからきっと安定した収益を出してくれるだろう、と(ニッコリ
一方、2番目に構成比の大きい、いなべロジスティクスセンターですが、メインテナントであるトヨタ自動車との契約が2024年中にも切れるそうです。その契約更改状況によっては、同リートの収益に影響を及ぼす可能性があるかもしれません。
(※同リート投資法人ホームページより引用)
以上、筆者の独断に基づく、東海道Rのメリット&リスクを挙げてみました!
幾らか気になる部分はあるものの、三重県ではない純粋な 東海三県出身者である身としては蛙🐸、もとい買わずにはいられない!ということで、金曜日の閉場後ではありましたが注文指示を入れました。今後の価格動向にもよりますが、3~5口くらいまでは買い増していく予定。
そして前述の通り、故郷に思いを馳せながら、ポートフォリオの一部に加えていく所存です。
今回は、特定の県出身者から大いにクレームを頂きそうな記事でしたわね~♡