しょこら@です。
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以前に当ブログにも書きましたが、私は「高配当株を買うための原資を効率的に増やす」という目的の下、去年の暮れあたりからキャピタルゲイン狙いの銘柄にも手を出してきました。当初はサテライト的に数銘柄程度だけ回すつもりだったのですが、一時期は、投資金額が海外株全体の約3割にまで達するまでになりました。
これらの銘柄、上昇相場で評価額が増えている時は、チラチラとinvesting.comの画面を眺めては、自分でも「アドレナリンが出てるなー」と感じているほどに気分が高揚していました。しかし逆に今のような逆回転相場では、毎日株価の増減が気になっては、結局減らない含み損を前に、少なからずストレスを感じているような状態が続いています。
そして改めて思いました。これがいわゆる
株に毒されている
状態なんだなぁと。Twitterでワーワー楽しく騒ぐだけに留まらず、日々の値動きに一喜一憂させられてしまう。
うん、これはよろしくない
配当株だけを持っている時は、暴落時に含み損が膨らんでも「むしろバーゲンセールやで!」と、変なテンションスイッチを入れることで自分の中で精神的なバランスが取れました。けれどもグロース株の場合はそうはいかない。最終的にプラスにならなければ何の意味もありませんから・・・
そんな中でも長い目で見て優良な銘柄であることに確信があれば、例えマイナスが膨らんだところで保有への自信が揺らぐことは無い、とデキる投資家の方々は口にします。でも、私はとても弱い人間なんでしょう。幾ら銘柄への自信があったところで、株価のことを日々考え、含み損益の増減が気になりだしてしまう。
例えば、電動バイクの中国メーカーNIU
購入した時の記事でも綴りましたが、先々の、特に新興国における電動バイクの市場性や成長性には確信めいた思いが私の中にもありました。でも現在では、こいつがポートフォリオの中にあって、日々含み損益が変動するのを目の当たりにすること自体に、何か目に見えない負担のようなものを感じるようになってしまったんです。思考よりも先に、感情が動いてしまう的な。
というわけで、▲100ドルくらいの微損ではあったのですが、もうこれ以上はいいやと考え、このたび撤退するに至りました。
その代わりに、本来のインカム投資目的用として、高配当・債券ETFと製薬大手のGILDを買い増した次第です。
鉄板銘柄で固めて放置するスタイルで!
今月に入って、大麻ペニー株のSNDL、水素電池メーカーのFCEL、そして今回のNIUと、立て続けに小型グロース株のリストラを進めてきました。残るキャピタルオンリー銘柄はEV新興メーカーのRIDE、屋内位置情報分析ベンチャーのINPX、そして半導体3倍レバレッジETFのSOXLの3つのみとなっています。INPXはもう少し含み損が減れば売却、一方RIDEは車両ローンチとなる9月以降、年内は株価の行方を見極めるつもりです。
残った配当株達は、暴落・相場低迷時でも『気絶したまま配当金を貰い続ける』『含み損が大きなものから安く買い下げる』という、シンプルな戦略を取れる銘柄が揃っていると思っています。強いて言えばKO・PEP・GISなど、生活必需品系の銘柄があればバランスいいかも、なんて。
こうやって見ると「鉄板銘柄ばかりでつまらないPFだな」とお思いかもしれません。いいんです。買った売ったで儲ける株取引は刺激的で楽しいし、何より資産の増加効率が高い・・・えぇ、それはここ数ヶ月でよーく身に沁みました。が、バイアンドホールドオンリー、溜まりゆく株数とそれに応じて増える配当金を拠り所に、安定的なモチベーションを保てる投資の方が私には適してるかなと。ただ単にそれだけです。
そんなささやかな学びが得られただけでも無駄な数ヶ月では無かったな、等と思う今日この頃です。ついでに蛇足ながら、1月からの株高の流れに乗れたのが幸いして、知識も経験も乏しいこの私でも、11,000ドルものキャピタルゲインを得られたので、もうそれだけでお腹一杯なのです。
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