【24/7】高配当株とかマイレージとか車とか【独り言】

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【ファーストクラス搭乗記②】エミレーツ航空EK316に乗った!入国時のPCR検査の様子は?

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しょこら@です。
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先日、生まれて初めて乗ったファーストクラス【エミレーツ航空184便】の搭乗記を書きました。その中で、新型コロナウイルスの影響を受け、サービスのあちこちに見直しがなされている実情をお伝えしました。

www.haitou-mile-car.com


今回はその続きとして、乗継地ドバイで過ごしたラウンジの様子と、日本へのフライト316便、そして最終目的地(関空)における入国時検疫プロセスについて綴っていきます。海外からの入出国にあたっての参考として頂ければ幸いです。

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15年ぶりにドバイに来たよ!

15年ぶり、因縁の地ドバイに降り立った私。
顧客の 愛人 友達である中国人アテンドBBAにかき乱された挙句、商談一つ ぶっ潰された 自爆させた若かりし頃の苦い思い出が沸々と湧き上がってきます。

そんな思い出をきれいさっぱり塗り替えるかのように、機体から出た直ぐのところに、素敵なおねえさまが待ち構えておりました。

しょこら@さま、ラウンジまでご案内致します

 

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おおっ、ファーストクラス搭乗者は空港内を歩くことすらなくカートでのお迎えが来てくれるというのか。うーん、なんてハイソなんだ(笑)セキュリティエリアでも、荷物を機械には通すものの、殆ど一瞥もせず「OK、OK」といった感じでさらっと流してくれました。さすが、金持ちに優しいアラブ人(←?)

さて、エミレーツ航空の本拠地であるドバイ国際空港ですが、もっか3カ所あるラウンジはターミナルBを除いて全て閉鎖中です。そのターミナルBのラウンジも、ビジネスクラス/ファーストクラス搭乗者、そしてエミレーツ・スカイワーズ・ゴールド/プラチナ会員を対象に一つの同じラウンジを利用させるという暫定対応を取っています。

私は日本までの便もファーストクラスに乗りますので、こちらの入り口からうやうやしく入場させて頂きました。

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「世界でも最大級」と言われるBターミナルのそれは、吹き抜け部分を挟んだワンフロア全てがラウンジという巨大さ。左手にロープで仕切られているのがお分かりかと思いますが、手前がファースト・プラチナ会員用、奥がビジネス・ゴールド会員用のスペースになっています。人口密度の差はあれど、施設的には一緒。

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延々と続く細長いフロア通路を、奥へ奥へと進んでまいります・・・。

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すると一番奥に、お目当てのダイニングエリアがありました!現在、セルフサービスのバフェはコロナ感染防止のため中止されていて、個別のオーダーに応じて右側にいるシェフが用意し、スタッフが運んでくるという仕組みになっています。

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提供されている品々のサンプル。メニューは、シチュー、パスタ、サラダ、サンドイッチ、ケーキ、フルーツ盛り合わせなどなど、洋風の軽食がメイン。残念ながらカレーライスはありません。

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各座席にこんなQRコードがあって、スキャンするとメニューのリンクに飛ぶ仕組みです。私はめんどくさいので紙のメニューを出してもらいました。

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トランジットが夜11時~3時という、何かを口にするには躊躇する時間帯だったので、軽めにチキンシーザーサラダとカフェオレを頼みます・・・

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・・・からの、チキンビリヤニ

食い過ぎ説

 

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ビジネスクラス側のスペースにある(※女性用はファーストクラス側)シャワーブースも、コロナ影響で春先は使用中止となっていましたが、今では再開しています。深夜だったからか、あまり混んではいませんでしたが、清掃の間5分くらい待ちました。長距離線利用時にはありがたいサービスですね~。

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日本行きのチケット。
これが、我が人生最後のファーストになるのか?

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少し早めにラウンジを出て、久しぶりのショッピングフロアを探索しました。全ての店舗がオープンしていて、深夜でも活気が戻っているのはさすが中近東随一の大都市ゆえといったところでしょうか。

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お土産にデーツ(シロップ漬けナツメヤシ・・・をチョコレート等でコーティングしたもの)を購入し、ゲートに向かうのですが、一点問題が発生。

通常、ドバイ/関空を結ぶ316便は、エアバス社の大型機A380にて運用されているのですが、コロナの影響でボーイング社の777-300ER、しかも旧型に置き換えられているのです。つまり先に乗ったブリュッセル/ドバイ線と同じ機体。

私が今回のルートを選んだ理由の約半分は「死ぬまでに2階建て機体のファーストクラスに乗る!」という、実に薄っぺらなモチベーションから来ておりました。ですので、この変更にだけは相当ガッカリさせられた次第です。

2本目のフライトは前回と反対側、2Aにしました。

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驚いたことに、この便のファーストクラスの利用者は全8席中、私1人でした。つまり全座席、独り占めです(そんなに使えないけど)日本人のCAさん2名、西洋人男性のチーフが1名、私ばかりにサーブして頂き大変恐縮することしきり。

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ちなみにビジネスクラスの利用者もゼロ(汗)

エコノミークラスに乗っていた人数も、30~40人程しかいなかったように思います。どう考えても赤字・・・ですよね・・・そりゃA380飛ばせんわ。

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座席は前回と全く同じなので、紹介を割愛します。

さて離陸後、直ぐに機内食のサーブがきました。
今回乗った316便は深夜発なので、ディナーのメインコースがありません。メニューにあるのは朝食と軽食のみ。好きなものを好きな時に頼めるアラカルト形式なのですが、日本に到着するのが夕方の17時過ぎ、もう少しガッツリ系の品があればいいなーと個人的には思いました。

提供されていた品は、こんな感じです。
赤色の字が、今回食べたもの。

【朝食】

  • Scrambled eggs
  • Stir-fried egg noodles(中華風焼きそば)
  • Waffles
  • Spiced bean curd and peppers(アラブ風ハンバーグ?)

【軽食】

  • Seafood poke bowl(海鮮丼)
  • Tori Katsu(ご飯の上にトンカツ)
  • Kofta sweet and sour


どうですか?流石にこれはショb・・・

そんなこんなの機内食ではありますが、CAさん達にとっても他に聞く乗客がいないからでしょうか、離陸後から幾度となくお声掛けされます。でも夜の3時発ですよ、3時!しかもさっきラウンジでガッツリ食べたばっかりだっつーの・・・

それでも頼んでしまう私(貧乏性)

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エビとかトビコとか、嫌いな具材を抜いてもらった海鮮丼です(´・ω・`) お味の方ははというと・・・うん、まぁ(無言)通常時には寿司の握り等があるようですが、コロナの今は、素手で作るのが全般的にNGなんでしょうねー。

到着前には、朝食としてスクランブルエッグを頼んだのですが、これはマジで普通のスクランブルエッグ(と、ソーセージ)でした。あまりに普通過ぎたので、写真を撮る前に気付いたら食べ切ってしまってました。スミマセン。

海鮮丼を頂いた後、少しだけ時間を潰し、横になりました。隣の座席では相変わらずTV好きのかえるが、一生懸命何かを見ています・・・。

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さて、ここから先は、日本入国時の様子について綴っていきたいと思います。

現在、海外から日本に入国する際、日本人は「到着空港でPCR検査を受けること」プラス「14日間の隔離期間を設けること」が必須条件となっています。搭乗前にゲットした出発地での陰性証明はあくまで航空会社が搭乗時の安全確保として要求している書類物に過ぎず、日本に入る時には使えませんので注意が必要。

事前に、質問票(左)と、隔離期間・隔離先を書く書類(右)を渡されます。下船後すぐに使うことになりますので、予め機内で書いておきます。

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下船後以降の写真撮影は許可されていない場所ですので、プロセスだけ簡単に書きますと(※以下、全て関空KIXの場合)

  1. ゲートに到着次第、機内に検疫官の人が入ってくる。一人一人、きちんと書類が準備されているかチェックされる
  2. 下船後、直ぐのところに人が待ち構えていて、一列に並ばされる
  3. (KIXの場合)モノレールでメインビルディング内検疫所に連れていかれる
  4. 質問票確認、体温測定
  5. 選挙の投票所みたいなブースで、渡された容器に唾液を1~2ml入れる。1回じゃ溜まらないので、口をモグモグさせながら捻り出す
  6. 唾液提出
  7. 質問票提出
  8. 搭乗ゲートの一部を区切って用意された「待機スペース」にて一人一人呼ばれるのを待つ。私の場合は30分程で呼び出し
  9. 結果通知。陰性ならそのままイミグレに進む

それぞれに順路が掲示されていて、淡々と機械的に進んでいきます。幸いにも同時刻の到着が私たちの便だけで全く混雑していませんでしたが、幾つかの便が重なるとイミグレに移るまでに相当時間が掛かるだろうなぁと思いました。

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以上、ドバイでの乗り継ぎ(ラウンジ)の様子、日本での入国検疫プロセスの紹介を含めて、生まれて初めてのファーストクラス搭乗記を綴ってまいりました。全体的な感想としては、「機体設備は非常に快適だった」一方で、やはりこういうご時世ゆえに「食事の面でかなりの制限があった」という点は致し方無しなのでしょう。後は、新型777ならびにA380に乗れなかったのは個人的には残念でした。

もう、こんな贅沢な体験は出来ないかもしれません。ですが、これからもマイル活動に勤しんで、死ぬまでにもう1回、今度は日系航空会社のファーストに乗りたいなという新たな目標を抱くに至った今回のフライトでした。やっぱり投資でも何でも、具体的な目標があると頑張れますものね。明日からも頑張りまーす!!

ここまで長文をお読みくださいまして、どうもありがとうございました。