しょこら@(@syokora11_kabu)です。
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日本企業の決算発表も佳境を迎えています。
その中でも、牛丼大好き私しょこら@が注目していたのが(7550)ゼンショーHDです。8/6に、2020年3月期第1四半期決算発表を行いました。
ここの銘柄、以前から「とても欲しい」と思っているのですが、一時期株価が高騰していて全く食指が伸びない状況が続いていたんですよね。ここ数日の株安でちょっとは買えるレベルになっているのか・・・今回の決算の内容と併せて、同銘柄の状況をレビューしてみたいと思います。
1Q決算は、非常に好調な滑り出し
同社の第1四半期決算の内容ですが、結果としては「なかなか良い」内容でした。
※同社 2020年3月期第1四半期 決算短信より
売上高は前年同期比+6.4%、営業利益同+50.1%と、特に利益が大幅に改善しました。昨年は外食産業は総じて、原材料・人件費増加が負担になっていた印象がありましたが、今期の同社はそれを上回るペースで売上をアップさせていること、また昨今の円高傾向も、原材料調達の上でプラスに効いていると思われます。
売上高は、メインである牛丼カテゴリーをはじめ、外食の全チャネルで対前年比超えを叩き出しています。すき家での「シーザーレタス牛丼」「辛口トマレタ牛丼」などの新メニュー効果や、はま寿司の新規出店効果が特に大きかった模様。
一方で通期の業績予想は、5月の本決算発表での数字を据え置いています。
※同上
人気なチェーン店を多く抱えて底堅いとされる同銘柄。決算内容は外食銘柄の中でも「勝ち組」な内容であると言えるでしょう。
株価、なかなかしぶといです・・・
そんな好調な同社。中間・期末共に前期から+1円づつ増配して、1株あたり20円とするという2020年3月期配当金予想は、十分実現を期待できそうな気がします。
こちらの銘柄の魅力は、主に優待食事券(100株保有時で年間2,000円分、500株保有時で同12,000円分)にあって配当自体の利回りは微々たるものですが、それでも「増配」という言葉はホルダーにとって嬉しい響きでありましょう♪
株価は、一時期からはずいぶん落ち着いたものの、今週の日本株の大きな調整の中でもさほどのインパクトはなく、底堅い値動きになっています。2,100円台が底なのかなと思いつつ今夏も買えなかったチキンな私。2,000円台なら即INしたいなと思っていますが果たしてそんな時は来るのか・・・(´・ω・`)
気になるのが、消費増税の影響
以上、(3197)すかいらーくHDと並ぶ外食チェーンの雄、ゼンショーHDの好調な1Q決算を見てきましたが、やはり気になるのは10月からの消費増税の影響・・・テイクアウトへの軽減税率適用はあるものの、外食産業へのインパクトは少なからず出てくるでしょう。
個人的には、現時点である程度その影響も通期業績に織り込んでいるとみていますが、それでもどれだけ重しになるかが分からないので怖いです。こと外食銘柄については当面は無理して飛びつかず、設定している目標買値を踏まえて、大きな調整が入るタイミングを待ちたいと考えています。
当ブログは、特定の銘柄の買いを推奨しておりません。
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